音楽活動新作:アシッドピアノ『さくら・さくら』
https://www.youtube.com/watch?v=i0jm-nF_qzM
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Carmen Cavallero on Piano
Kota Suzuki on Remix, TB-03, TR-08 and Sound Programming
"SAKURA SAKURA"
STREAM IT FROM ABOVE
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去年の父の葬儀に向けた音楽制作から始まった活動再開。基本的にリミックスやリエディットやダブ化、あとは過去作品のリマスターなどばかりですが、今回もその延長線上といいつつ、結構手の込んだ一作になったので、
これが本格的な音楽活動再開の第一歩と思っています。
さくらの開花に合わせてつくったもので、カーメン・キャバレロによるカクテルピアノの音をレコードから板起こしをして、それにTB-03のアシッドなシンセ音や、TR-08で組んだビート、そしてableton Live上でのサウンドエディットや曲構成の組み換えをして仕上げました。
今の僕には、音がディレイやエコーで鳴り続けていく現象と、それをオーディオゲートでスパッと切る瞬間がすごく心地よくて、今回もキャバレロの1964年のピアノをディレイやリヴァーブで伸ばしては切ったり、伸ばしたままにしたりとしてみています。
しかしこれも既存楽曲のリミックスなので、なかなか大っぴらに拡散しまくることはできません。なので、YouTubeにのみ載せていき、DJで使うような友人がいれば渡す、ぐらいの範疇になるでしょうね。
つくってみた感想としては、TR-08と元からパーカッション音が豊かなネタの同居に難しさを感じたのと、このエキゾティシズムに音で言及する、さくら開花ニュースへの反応が、つくづく自分らしいなというところです。
道端でさくらを見かけたら、再生してみてください。
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