第2種電気工事士技能試験の備忘録(公表問題1)…アラカン越えの電工日記(2023年5月24日)
第二種電気工事士技能試験まで、あと59日!!
電気工事士の資格を取得するための準備を始めて約5か月が過ぎた。
CBT受験で当初の予定より早めに筆記試験を通過できたので、7月22日・23日の技能試験に向けて、事前に公表問題全13問の要点をノートしておくことにした。
<公表問題1>
<回路の特徴>
この課題の特徴的なところは次の2点。
・電源線はエコケーブル「EM-EEF 2.0」が使われていること。
・3つの負荷のスイッチが1カ所に集められ、その一つは位置表示ホタル
スイッチが使われていること。
<注意点>
施工上で気を付けなければならない点は以下の4点。
・シースが剥きづらく無理すると中の電線が抜ける。スタートしていきな
りパニックに陥る可能性もあるので、事前にエコケーブルの扱い方を学
習しておく方がベター。
・埋込連用取付枠を3つのスイッチ部に使う。施工条件には、「・・・な
お,「ロ」のタンブラスイッチは,取付枠の中央に取り付けること」と
しか書かれていない。
・スイッチに非接地線用送り電線(黒線)を2本確保する必要がある。
・位置表示ホタルスイッチは、普通の片切スイッチと同様に扱う。
〇 EM-EFFケーブルの扱い
〇 埋込連用取付枠と各スイッチへの配線
<結線のイメージ>
各ケーブルの結線は意外と単純。
①電源線の白線を3つの負荷(引っ掛け、ランプレ、施工省略)の白線に
つなぐ(全て白線)。
②電源線の黒線をスイッチ「ハ」につなぎ、「ハ」から送り線で「ロ」
「イ」に電源線(非接地線)をつなぐ(すべて黒線)。
③負荷側の残った線(3本)は各スイッチの片側にそれぞれつなぐ。
(色の指定なし)
<ケーブルの切断>
・練習の結果では、埋込連用枠内の2つのスイッチに使用する電源線の渡
り線(黒線100㎜×2本)をどこから確保するか迷ってしまった。
・材料のVVF1.6(2C)は900mmが2本入っているが、切り方の組み合わせに
よっては既定の長さが確保できなくなる(中途半端に余ったり不足した
りする)。
・2本のうち1本(B)はスイッチ用の350mmを2本+渡り線100mm×2本
でピッタリ900mmを使い、もう片方の1本(A)は引っ掛けシーリング
300mm+ランプレセプタクル300mm+施工省略250mmで計850mmと
すれば上手くまとまることを学習した。(50㎜の余りが出る)。
<前回の反省>
① エコケーブルが切り辛く難儀した。電工ナイフの必要性を痛感。
② 作業中に渡り線を紛失(椅子の下に落ちていた)。置き場所を工夫。
③ 差込コネクタに心線を押し込んだら中で折れた。心線のキズに注意。
④ 3本コネクタは真中から先にセットすると楽だった。
⑤ リングスリーブ(小)に3本を入れ辛かった。事前練習が必要。
<自己評価・・・不合格>
✖ 終了後にリングスリーブの先端を切り忘れたことに気が付いた。
✖ ランプレの接地線の結線場所を間違った。
※ 実施日:2023.4.1、所要時間:34分49秒、施工結果:欠陥扱い