見出し画像

アラカン越えの電工日記(2023年1月24日)

電工の道を究めたいと宣言してみたものの、何をどうしたらよいのかさっぱりわからない。
とりあえずネットで「第二種電気工事士」で検索をかけたら試験情報が載っていた。

<試験概要>
試験は毎年、上期試験と下期試験の2回実施されること。
内容的には筆記試験と工具を用いた技能試験の2つがあり、両方に合格すると免状取得が可能となること。
合格率は例年40%~60%で推移しており、難易度はそれほど高くはないが、需要は高く、経験不要で誰でも受験が可能であること。

自分のようなド素人でも頑張れば何とかなりそうな感じに受け取れた。
(だからやる気になったんだけど…)

<筆記試験>
筆記試験の試験時間は120分。問題数は50問で配点は1問2点。60点以上が合格基準となっている。
試験内容は、電気に関する基礎理論、配電理論及び配線設計、電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具、電気工事の施工方法、一般用電気工作物の検査方法、配線図、一般用電気工作物の保安に関する法令、電線の接続、配線工事、電気機器及び配線器具の設置、電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法、コード及びキャブタイヤケーブルの取付け、接地工事、電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定、一般用電気工作物の検査、一般用電気工作物の故障箇所の修理・・・等々となっている。

実に幅広いけど、二種の場合は実践向けに使用器具の名称や、配線図面を見て実際に使用する器具などを特定する問題が多いようなので、複線図をしっかり勉強すればある程度点数が取れそうな気がする。(気がするだけだけど・・・)

<技能試験>
一方、技能試験の方は、事前に電気技術者試験センターから公表された候補問題全13問の中からランダムで1問出題される。
ここでは単線図を複線図に書き起こす力や回路を素早く丁寧に結線する力が試され、出題された配線図をもとに40分間の制限時間内に欠陥なく施工しなければならない。ミスが一つでもあれば不合格となるので、事前準備をしっかり積む必要がある。


自分的にはこの技能試験の方に興味深々。
工具と材料を用意して問題を見ながら仕様書通りに組み立てる。
複数の配線を圧着するリングスリープ(アルミの筒)の大きさや、圧着機がつける刻印(〇小中大)が違っているだけで不合格となるのでプレッシャーがかかる。
時間をかけてやれば問題はないけど、試験なので許してくれない。

昔、予算の担当をしている時に上司から言われた、“遅けりゃ誰でもできる!!”、“今よりも早く仕上げろ!!”という言葉が妙に懐かしく思い出される。

<試験日程等>
今年の上期の申込期間は、令和5年3月20日(月)~4月6日(木)となっており、筆記試験は令和5年5月28日(日)。
筆記試験に合格すると技能試験があり、令和5年7月22日(土)または7月23日(日)のどちらかで指定されることになっている。
また今年からCBT方式による試験が行われるようだ。
CBTとは「Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)」の略称で、コンピュータを使った試験方式のこと。この方式だと一定期間内に好きな日時で受験できるし、試験会場も47都道府県にある300ヶ所以上の会場で受験できるようだ。
今年は令和5年4月24日(月)から5月11日(木)までの間に実施されることになっている。便利な世の中になったものだ。

<これからのこと>
まずは5月の筆記試験に向けて、既に購入した解説本 “2022年度版筆記試験すい~っと合格” と ”すい~っと合格 赤のハンディ“ を眺めながらまったりと準備を進めることにした。

そしてやる気を出すために、ホーザン(HOZAN)の「電気工事士技能試験工具セット」をアマゾンから購入して「2かシール」を貼ってみた。

頑張るぞ~ ^^) _旦~~


いいなと思ったら応援しよう!