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日本エネルギー管理センターの「第二種電気工事士技能本講座」を受講してきた!…アラカン越えの電工日記(2023年6月20日)
第二種電気工事士の技能試験まであと33日!!
ネットを見ながら数か月前から二種電工の受験準備はしてきたつもりだけど、独学なのでこのまま試験会場に乗り込んでよいものかどうか悩んでいた。
そんな折、youtubeで人気のある日本エネルギー管理センターの技能講座が札幌市内で開催されたので参加してきた。
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目的は、これまで独学でやってきた技能成果の点検と、より効率的に課題作業をこなすためのノウハウ(作業時間の短縮)を取得するためだ。
会場に出かけてみるとすでに何人かの受講生が着席しており、若い女子も二人いた。
せっかくの機会なので自分は一番前のスクリーンを一番見やすい席を確保した。
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机の上にはテキストとまっさらな箱詰めになった電気部材の箱が用意されていた。
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講義に入る前に講師の紹介と講座の進め方等についての説明があった。
本講座の目標は、2日間で公表課題の13課題全てを組み立てること。
時間配分は、1課題を30分以内に仕上げ、残り10分を見直しの時間に充てられるようにすることだと説明を受けた。
まさに自分もこれと同じペースで勉強を進めてきたので、考え方は間違っていなかったので安心した。
取り組む順番は、1日目は10→2→1→9→6。
2日目は、7→4→5→8→11→12→13→3の順番で進められた。
流れ的には比較的難易度の低い課題からスタートし、前の課題で組み立てられたランプレセプタクルや連用枠のスイッチ類、使用済みの電線部材等をそのまま活用しながら効率的に進められたので、最終的には自宅に戻ってからも再勉強できるくらいに電線等を残すことができた。
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筆記試験合格者が集まっているとはいえ、電工のスキル的には玉石混交な受講生を対象に、メイン講義説明の上手さと相まって時間配分や進め方も良く考えられているものだと感心させられてしまった。
課題作成中の講師も3~4人が常時巡回しておりマンツーマン体制だ。
課題が出来上がった者が手を挙げると、隅々までチェックしてアドバイスをしてくれた。
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両日とも朝10時から18時まで工具を片手に課題に取り組み、げっぷが出そうなくらい電材とにらめっこすることになってしまったが、この講座で得るものは多かった。
何よりも自分なりに安心感が増して、試験に臨む際の気持ちに余裕が持てそうな気がしてきた。
技能試験まであと1か月だ。毎日やれば公表課題の13課題を3回程度できるので、気を抜かずにやっていこうと思う。
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