趣味のオフロードバイクと写真!!
オフロードバイクを始めたキッカケ!
“今しかできないことを今やるぞ!!“を合言葉にはじめたオフロードバイク。
高校時代に仲間と明け暮れたバイク遊びが忘れられず、40代半ばで思い立ってリターンライダーになることにした。
バイク屋からは軽くて高性能なレーサータイプのバイクを勧められたが、速く走ることが目的ではなかったので、最初は市販車の中古を購入した。
それからは”継続は力なり”の言葉を信じ、若い仲間に混じって、少しでもラクに走れるようにオフロードバイクを楽しんだ。
仲間と遊んでいるうちに、知らず知らずとレベルが上がり、草レースに出られるようになった。
そして2015年にはオフロードレースの中では敷居が高いと言われているJEC(ジャパン・エンデューロ・チャンピオンシップ)主催の全日本大会HTDE(ヒダカ・ツーデイズ・エンデューロ)のCクラスで優勝した。
このレースで嬉しかったのは、HTDEに出場した136台の中で、3日間を通して完走した34台の中の1台に入ったこと。雨で完走率が極端に低く、完走者はNクラスは47台中5台、Cクラスは21台中で自分を含む3台だけだった。
この年は宮城で行われた菅生の2デイズにも参加し全日本チャンピオンにもなった。
この優勝をキッカケにその後はレースに出るのはやめて、HTDEのコース作りを手伝うことにした。
自分が知る限り、HTDEは数ある道内開催レースの中では唯一バイク屋さんが運営に関わらないボランティアによる手作りの大会だ。そして35年も続いている歴史のある大会だ。
いつも顔を合わせる仲間達は、たった二日間のレースのために、ゴールデンウイークの雪解けから毎週末、自腹であちこちから100キロ以上も離れている日高に出かけ、何ヶ月もかけて国有林や町有林の林道、スキー場などで草刈りをしながら、延長100キロ以上にわたるコースを作る。
そして9月のレースが終わったら、雪が降るまでに荒れた林野を元に修復して、次の年に備える。
こうした活動を何十年も続けている仲間がいるから凄い。自分はこの仲間達との活動で得られる達成感の魅力にすっかり引き込まれて、今でも活動を続けている。
レースの手伝いと写真の趣味!
こうしてレースの手伝いをしながら、空いた時間を利用してライダー達の写真を撮っていたら、ライダー達が自分の写真を欲しがっていることに気がついた。
写真は会社前にとまる飛行機を撮るために始めた趣味だが、ここで自分の好きなオフロードバイクの趣味と写真の趣味が、上手く繋がることになった。
自分にとって、オフロードバイクと写真はどっちが主でどっちが従でもないし、気持ちの中ではどっちもどっちだ。
コース作りやレースの手伝いで楽しく程よく汗をかきながらバイクに乗れるし、レース中に写真を撮るとライダーに喜んでもらえる。その写真を使ってネットでレポートを書くと、レースに出られなかった人やライダー以外の人たちにレースの雰囲気やオフロードバイクの楽しさを伝えられる。
オフロードバイクと写真の趣味は今ではすっかり自分のライフワークの一部になってしまった。by 2か
(レースが行われた日高のスキー場に生えていた猫じゃらし)
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