先カンブリア時代・古生代まとめ

このシリーズでは、古生代、中生代、新生代に分けて説明していきます。
古生物に関してあまり知らない人でも分かるように解説していくので、是非読んでみて下さい。

〈引用元:Study Z

まず、地球には地質年代というものがあります。

地質年代とは、地球が出来てから現在までの期間の事です。地質年代は4つに分ける事ができ、古い順に先カンブリア時代、古生代、中生代、新生代と分ける事が出来ます。

先カンブリア時代はあまり見所が無いので、古生代と一緒に紹介します。

先カンブリア時代は、初めて生命が誕生した時代で、生物は全て海の中に住んでいました。この時代の生物は殆どがとても小さく、目も無かったので
平和な日々を過ごしていました。

Life in the Ediacaran sea by FunkMonkCC BY-SA 2.0

↑先カンブリア時代の海

古生代には、段々と酸素の量が濃くなっていき、地上に進出する生物も現れます。
ですが、まだ殆どの生物は水中で過ごしており、地上に生息する生物が多くなってきたのは古生代の
後半からです。
古生代の海には様々な個性的な生き物が生息しており、今の海の生物からは想像も出来ない様な生物ばかりです。

古生代の面白い生き物

ダンクレオステウスの想像図 by Dmitry Bogdanov under CC BY 2.0

ダンクレオステウス
この生物は、古生代の中頃に生息していて、
全長6メートルもありました。噛む力はなんと5300kgもあって、史上最強です。
(ちなみにティラノサウルスの噛む力は1360kg)


CGで描かれた最新のハルキゲニア像=ケンブリッジ大の動画より


ハルキゲニア
この生物は、古生代の初めに生息していて、大きさは2cmほどです。
でも研究によると、足だと考えられていた部分はとげで、頭だと考えられていた部分は尾部だった事が最近判明されました。

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