見出し画像

6月8日(土)一週間を振り返るニュース10本

ニュースレターの登録はコチラから。
https://2funde1men.substack.com/

今週もお疲れ様でした。

今週のトップニュースはトヨタなど大手自動車メーカーでも発覚した認証試験や数値の不正。

日本のモノヅクリが大きく揺らぐことになりました。

それでは今週を振り返るニュースたちです。


7️⃣一週間を振り返るニュース10本

《記事のジャンル》

💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内

🏛️南アフリカ総選挙、与党が過半数割れ 民主化以来初

ネルソン・マンデラの神通力もここまでか。民主化後初の過半数割れです。背景にあるのは政治家・官僚の汚職や経済の問題。南アフリカは国際刑事裁判所(ICC)にイスラエルを訴えるなど注目される動きが出ていますが足元は不安定。グローバルサウスでも存在感がある国ですし今後の動向には注目です。

🗾来春卒、4割が就活終了 選考解禁、大手は「青田買い」 中小が人材確保に苦戦

6月1日から採用選考が解禁となりましたが既に4割が就活を終えているとのことです。どういうことよって思いますが(主に大)企業がなりふりかまわず人材を確保しにいっている結果だそうです。スタートアップによる成長を掲げる政府としても、中小企業にとっても好ましくない状況だと思います。ベンチャーから入って力つけてから大企業ってルートはなしなんですかね?福利厚生を考えるとそうも言ってられないって感じなのでしょうか。

🗾トヨタなど5社、認証不正で立ち入りへ 6車種出荷停止

4日の一面トップにもなりましたが国土交通省が求めた内部調査によりトヨタ、マツダ、ヤマハ、ホンダ、スズキに認証不正が発覚しました。日本のものづくりが揺らぎます。

💵大企業、賃上げ余力大きく 昨年度の労働分配率38%で最低

春闘のタイミングでは「めっちゃ賃上げできたね!」「労使で早期妥結できたね!良かったね!」って感じでしたが昨年度実績を見てみれば「実はまだあげれたんじゃない?」って話になるらしいよってニュースです。労組側もどこまであげられるのか読みきれなかったのかもしれません。

🌎原油、供給過剰の観測 OPECプラスが自主減産縮小、欧州指標4カ月ぶり安値

原油価格は中国の需要減の影響もありなかなか上がりにくい状況で、産油国は強調して減産することで価格を維持しようとしていましたが「ちょっとそうも言ってられません」ってことで増やし始めています。そうするとさらに価格を下げる圧力がかかる悪循環。ただ世界経済的にはインフレがやわらぐためプラスに働きます。

🏛️メキシコ、左派政権継続 対米、通商・移民に難題 初の女性大統領誕生へ

メキシコで初の女性大統領が誕生しました。富裕層を批判し低所得者支援を訴える中道左派系候補者が勝利したことで財政悪化を懸念した市場は、通貨、株、債権を売るトリプル安となり厳しい船出となりました。一方でメキシコではマチズモ(男性優位主義)的な思想が根強くあり女性であることを理由にした殺人、「フェミサイド」も少なくありません。初の女性大統領は希望の光となるかもしれません。

🗾シャープ堺工場に映る産業変遷 鉄から液晶経てITに データ拠点構築で収益の柱育つか

液晶から撤退したシャープですが既存工場を半導体生産に活用していくようです。半導体と液晶ではチリやホコリの混入を防ぐために大量の水を使用するなど作業的、技術的に共通する部分があるそう。当初ニュースが出た時は稼げる分野に飛びついたのかなと思っていましたがそういう背景があったんですねと納得しました。

🏛️インド、成長持続に試練 モディ与党苦戦で政策不透明に

事前予想では与党圧勝の報道でしたが経済問題等で伸び悩みモディ氏率いるBJPは大幅に議席を減らしました。連立を組む他政党も移り気というか自身の利益のためには野党側と組むのも厭わないためモディ政権は難しい舵取りを迫られます。今年の選挙は軒並みインフレ等を含む「経済」に左右されている感じがしています。

🏛️「政治とカネ」 改革及び腰 政活費の使途公開・第三者機関、詳細な制度設計「検討」

6日、政治資金規正法の改正案が衆議院を通過しました。ただ中身はスカスカでこれで「規正」が行われるとはちょっと思えないよなって内容です。そもそも震源地となった自民党がかなり及び腰。現在の体制を維持しようと思えばそれなりにお金がかかるらしく、収入が減ることを忌避したためこのような内容になっているようです。

💵金融引き締め、世界で転機 欧州中銀が利下げ インフレ圧力後退 FRB、緩和余地探る

欧州中央銀行(ECB)の理事会が開催され4年9ヶ月ぶりに利下げの決定が行われました。ただしこのまま継続して利下げしていくというよりはまずは単発的なものになりそうです。インフレを再燃させずに経済をよくしていくという難しい舵取りが求められそうです。次はアメリカの利下げはいつになるのかが注目されます。


👀注目

変わる家族像(上) 社会保障制度を個人単位に 山田昌弘・中央大学教授

「社会保障制度、穴ばっかりだよね」って思ってましたが昔の枠組みで考えればかなり理想的だったんだなということを教えてもらった記事でした。だから、新しくしないといけないよねとも思います。

RE:チャージ(上)ベルギー、電力需給は蓄電池で調整 再エネ情報1分ごと更新 日本は途上、出力制御頻発

再エネは発電が不安定だと言われますがそれを逆手に取って「蓄電」で稼ぎにいっているベルギーの事例がおもしろかったので共有。需給データが1分毎に更新されるからこそ成り立つ仕組みだなと思います。確か現状日本は30分更新。これもタイムスパンが短くなればビジネスチャンスになりそうですね。

南極の生物に絶滅リスク 鳥インフル上陸、温暖化も影響

温暖化と鳥インフルの脅威が南極に忍び寄っています。鳥インフルに関しては結構本当に心配してますし、南極が狂うと世界的にも影響が出てきます。

原発、揺らぐ「脱炭素電源」 欧米で建設停滞相次ぐ 資材・人件費高騰、コスト重く

「原発のコストが上がってるよ」という記事。脱炭素に向けて温室効果ガスを排出しない発電設備として需要が増えるかと見られていましたがコストがかさんでそれどころじゃないよねということみたいです。日本も電源構成として原発の割合増やすってしてましたけどどうするんでしょうか。


📰1週間の一面


✉️追伸

10日月曜日は休刊日なのでお休みです。

また火曜日にお会いしましょう!

それでは良い週末を

ここから先は

0字
1ヶ月分の全記事をまとめ買いできます。ニュースレターと同じタイミングで記事が追加されますので定期購読的にお使いいただけます。

2024年6月

500円

1ヶ月分の全記事をまとめ買いできます。ニュースレターと同じタイミングで記事が追加されますので定期購読的にお使いいただけます。

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?