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12月29日(金)台湾、対中投資が激減 ピーク時84%→今年12%に
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📰今日のニュース
台湾、対中投資が激減 ピーク時84%→今年12%に
「脱・経済依存」進む 米向け9倍、初の逆転
今日は台湾の対中国投資について。
💹マーケット
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☝️一面のワケ
台湾の対中国投資が過去最低となり中国離れが鮮明になっている。
📚目次
対中投資が減る3つの要因
来年の台湾総統選挙に注目
台湾侵攻はあるのか
🪅ポイント
台湾が中国への投資を減らす要因は3つ
今後の大きな要素としては台湾総統選
現状は中国と距離を置く与党候補が有利と見られる
🇹🇼🇨🇳対中投資が減る3つの要因
台湾の対中国への投資が減っています。
要因は以下の3つ。
中国経済の不調
中国による台湾への圧力増加
アメリカと中国の対立
中国経済はコロナ禍でのロックダウンや住宅バブルの崩壊があり経済が停滞。国債を発行し景気を刺激しようとしていますが回復には至っていません(1)。
そんな中、習近平(シージンピン)国家主席は1期5年、連続2期までとしていた憲法を改正し任期を撤廃。異例の3期目に突入しています。
これまで誰も成し遂げられなかった「台湾統一」を目指しているとされており陰に陽に台湾に圧力をかけています(2)。
さらにトランプ政権下で始まった対中国への関税強化はバイデン政権にも引き継がれ、現在は半先端半導体を中心に中国への輸出規制が強まっており台湾としても投資に踏み出しにくい状況になっています(3)。
🗳️来年の台湾総統選挙に注目
このような状況下で来年1月13日に行われる台湾総統選挙に注目が集まっています。
現在の政権与党はアメリカとの関係を重視し中国と距離を置く政策を取っています。
一方で野党から出ている候補者は中国との関係を重視していく意向です。
選挙戦は与党1人、野党2人が出馬。中国との関係を重視する候補者の票が割れ与党側有利との見方があります。
しかしながら昨日(28日)に行われた討論会では賃上げや年金改革など、経済・社会保障関連の議論が中心になったとのこと。
また明日(30日)にはメディア主催の討論会が行われるようで選挙戦の山場となりそうです。
先日、米中首脳会談が行われた際にバイデン氏が習近平氏に対し「台湾総統線に介入しないように」と釘を刺しており両国にとっても重要な選挙になります。
🤔台湾侵攻はあるのか
《2分で一面(ニブイチ)的視点》
日本的な関心事は中国による武力的な台湾侵攻が起こるのかどうかという一点に尽きますが実行するもしないも習近平氏の胸三寸だなって感じがしてきています。
「経済が悪化している状況では難しいのでは」とは思いつつ「悪化しているからこそ違うところに目を向けさせるために実行するのかも?」などと疑心暗鬼になりつつあります。
まずは米中、そして日中韓の首脳間でしっかり対話をし”暴発"させないことが重要なんだろうなと思います。
📰今日のその他の一面
今年の日経平均株価は昨年から一転し4月中旬ごろから伸び始め、昨年は一度もつけなかった3万円台を超えて安定しています。ただ一方で世界の金融市場も安定しているように見えつつ不安定なところもあり先行きは不透明です。来年も政治・経済含め楽しく情報を追っていければなと思います。
車種ごとでの検証になるようですが万が一「型式指定」が取り消された場合、その影響はかなり大きくなります。実際に取り消された日野自動車の場合再取得し製造販売するまで1年くらいかかっています。
江東区長選は有料ネット広告を選挙期間中に流したことがことの発端だったんですがその後、広告配信を主導した柿沢未途氏が区議らに現金を渡していたことがわかりました。これが「買収にあたる」と判断されての今回の逮捕。問題発覚時は法務副大臣だったんですよね。当然岸田首相の任命責任は問われます。
✉️追伸
熱は出なかったんですが体が若干だるく配信がちょっと遅くなりました。
年末ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?気忙しい時期ですのでみなさま色々お気をつけください。
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