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12月18日(月)テクノ新世 国家サバイバル(1) 台湾有事に「デジタル遷都」
📰今日のニュース
テクノ新世 国家サバイバル(1) 台湾有事に「デジタル遷都」
主権、データが守る
今日は有事における国民の情報について。
💹マーケット
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☝️一面のワケ
「国」における「国民の情報」の重要性が増している。
📚目次
台湾有事とは
「国民の情報」の重要性
「台湾有事」はあるのか
🪅ポイント
台湾を巡る問題は国民党と共産党の政治問題
中国にとって台湾統一は悲願
台湾は国民データを守るために動き始めている
🇹🇼台湾有事とは
中国は「国民党」が率いる「中華民国」という国でした。
第二次大戦後、中国国内で国民党と中国共産党の対立が激化。内戦状態となります。
共産党が優勢となり中国大陸から国民党を一掃し「中華人民共和国」を建国します。
国民党は命からがら台湾へと逃げ込み政府機能も移転。台湾で「中華民国」を継続することとしました。
現在、中国は台湾を「中国の一部だ」と主張していますが台湾は「独立した国だ」と主張しています。
中国と台湾の統一というのは中国共産党の悲願のため中国は陰に陽に台湾を取り込もうとします。
その中で「いつか軍事力を行使して台湾統合を目論むのではないか」という懸念がずっとあります。
中国と台湾の間で起きるかもしれない武力衝突のことを「台湾有事」と呼びます。
💽「国民の情報」の重要性
昨年頃から台湾有事の可能性が増してきていると西側がさかんに指摘しています。
その時に台湾の行政機能を維持するために「国民の情報」をどうやって守るのか。というのが今日の記事です。
記事内でも言及されていますがロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後に国民の情報(記事内では「基盤データ」と記載)をウクライナ国外に持ち出していた話は有名です。
国家の三要素は、国民・主権・領土の3つですが国家に帰属する国民は誰なのかを示す「国民の情報(基盤データ)」の重要性が増しています。
逆に侵略によって領土を失ったとしても基盤データさえあれば国家を再興することが可能だと言えるかもしれません。
そのため台湾が基盤データの保護に動いているという話のようです。
🤔「台湾有事」はあるのか
《2分で一面(ニブイチ)的視点》
台湾有事への備えは必要だと思う一方、その可能性がどこまであるんだろうかというのはかなり意見が別れているところです。
習近平が異例の3期目に入ったのは間違いなく「歴史的偉業」を成し遂げたいからでありその偉業には悲願の台湾統一も含まれることは間違いありません。
最近は堅調で力の源泉だった経済が不調に陥っており国内を落ち着かせるので精一杯なんじゃないかという気もします。
ただ一方で、こういう時にこそ「国家の団結」を目指して動くことも考えられます。
いずれにしても「トップの一存」で決まってしまう体制は非常に怖いなと感じますしそのために人類は「民主主義」という仕組みを考えてきたんだろうなと改めて考えさせられます。
📰今日のその他の一面
「対等な関係」にしたいと思っているのは日本でASEAN諸国は国によって経済成長の度合いもまちまちでまだまだ支援を引き出したいと思っているはずです。ASEANのGDPは3.6兆ドルと経済規模が日本に近づきつつあり、日本としては「そろそろいいでしょ?」と思っているということだと思います。
「二重帳簿」って言葉が出始めたので悪質性はさらにあがったなという印象です。正式に届け出ない「裏帳簿」みたいなのを作ってたということなんですけど、意図的に裏金づくりをしてたということになります。逮捕者が出るのも時間の問題かもしれません。
これ元をだどれば「予算の目的外使用を司法に諌められた」という話です。ドイツ政府が再度予算編成をすればいいだけ。日本でも新型コロナウイルス対策として積み増された「予備費」が転用されており私は非常に問題だと思っています。
✉️追伸
びっくりするくらい寒い中マラソン走ってきました。
今回10kmだったんですけど「次はハーフだね」って言われて慄いています。
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