そのなかに
すきなものがたくさんあるということ。
あるときに友達が「こういうの好きだと思って」と言って表紙にかわいい絵の描いてあるノートをくれた。それを"すきなものノート"にしようと決めた。すきなものとそれについてひと言コメントを書き残すようにしている。
というのも、江國香織の"とるにたらないものもの"というエッセイがきっかけだったりする。江國香織自身がすきなものをひとつずつとりあげてそれについてのおもいを書き綴った文章。
とるにたらない、とりあげるまでもないようなじぶんのすきなものやうれしいことはいたるところに存在している。この本の中には、わたしもそれそれ!と思うものがあったり、こんなものを好きって思うんだ!と思ったりする事がらもあって読んでいて安心したり特別な気持ちになったりする。
これがすきだと強調するようなことでもないものでも自分がおもう、ちょっとしたいいなぁ、すきだなぁ、を形にして残すこと、それを折々で見返すとわたしにはこんなにもたくさんすきなものがあるんだっておもってほんのすこしこころがつよくなったりする。
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