京都国立博物館
GINZASIXが開業され、InstagramではやたらGINZASIXの写真であふれている今日このごろ…
なんでもGINZASIXの建築は谷口吉生が担当されたらしく。
わたしが金沢旅行で鈴木大拙館に行って以来気になっていた谷口吉生。
ずるい。わたしもGINZASIX行きたい!
草間彌生のオブジェもチームラボのインスタレーションも見たい!
でも日帰りはちょっとむり!
でもわたしも谷口吉生の建築みたい!
というわけでそのもやもやを少しでも晴らすべく、行ってきました。東京よりは近場の谷口吉生建築、京都国立博物館。
ちなみにわたしは奈良に住んでいて京都までは近鉄電車で1時間くらい。
京都国立博物館は明治古都館と平成知新館から成り立つ博物館。(奥に茶室もあるらしい)
明治古都館。
わたし近代建築のことは全然知らないんだけど、重圧感がすごい。
もうすこし引きにしてみると、真正面にはかの有名なロダン作品の例のあの人が。(題名はわすれだけど)
めっちゃ考えてる。
彼の前には噴水があって子供たちが走り回る姿も。
(虹が出ててきれい)
そしてその奥には今日のわたしのお目当の平成知新館が。
(こども、かわいいな。)
ファサード。
入り口のことね。
谷口吉生建築のいちばんの特徴である(かどうかは知らんけど)、水辺。
ここにも小さい噴水が配置されている。
(こども、かわいい)
外観
あっ今気づいたけど噴水、止まってる時間もあったのね。
ここから見える景色がとてもよかった
揺れる水面とそれに呼応するように天井で水の柔らかい光が反射して揺れる。
ガラスにうつる景色。京都タワー。
ずっとみてたいやつだ〜。
とはいってもずっとはみてられないのでいざ館内へ。
光の入り方がめちゃくちゃ美しい。
奥に進んで椅子がおいてあるスペースへ行くとこんなかんじ。
上部は磨りガラスっぽいかんじで、下部が透明なガラス。
借景ってやつかな。日本っぽ〜〜い!
そう思うと上部が障子のようにも見えてきた🤔
はい、そんで展示です。
海北友松。知らないひとだ…だれ…
ドラゴンの絵がかっこよかったのと、水の表現がきれいだった。あと馬。
展示の内容は割愛しますね。
館内は、3階から2階、2階から1階にかけて交互に吹き抜けになっていて、天井高が十分にあって展示品が見やすかった。(言葉で表すのがむずかしいから公式のフロアマップみてほしいきもち…)
吹き抜け部分は仕切りがあって、それがなんとすだれ!
…かと思いきやよくみたらすだれでいう竹?の部分が金属。接続部も紐状っぽい金属。
すだれ風の仕切り?なんだこりゃ。はじめてみた。素材で言うと鉄格子という名前になりそうなかんじだけど完全にすだれ。
その"すだれ"からは吹き抜けになっている下の階の様子もうかがえて、圧迫感がないんだけどきちんと空間が仕切られているかんじはある。照明の光も入ってくる。とても不思議。
あと動線がわかりやすいのがうれしい。
さて、展示を見終わってからお腹が空いたので併設のレストランへ。
なんかちょっと高級感あるな〜と思ったらハイジェットリージェンシー京都直営のレストランらしい。そら高級感もある。
わたしが好きでよく建築の記事をみているタナカユウキさんが美術館併設のレストランのカレーにはずれはない!とおっしゃっていたのが気になっていてビーフカレーを頼んだ。なんとも流されやすい。
なぜ美術館の併設のレストランのメニューにカレーがありがちなのか。気になる。
たまたまなのか。あるあるなのか。
谷口吉生建築で食べるカレーは格別でした。
(グラスのメーカーがササキハードストロングで意外だった。それについてはまた別の機会に。書くかどうかはわかんないけど。)
さて、休憩もしてお腹も満たして
帰りましょう。
帰りのちょっと日の傾いた光の入り方も綺麗でした。
比べたらわかりやすいから最初に載せた写真も並べときますね。
もうちょっと時間が経ったあとの夕焼けとかももっと綺麗に見えるんだろうな。
今日は天気が良くて水がキラキラしてて良かった。
あ、でも鈴木大拙館(谷口吉生建築)に行った時は小雨だったんだけど、それもとても良くて、雨樋の仕組みがすごく綺麗だった記憶がある。
天候や季節、時間によって楽しみ方が変化する建築。
そして思ってた以上に谷口吉生はジャパンソウルがすごかった。(雑なまとめ)
おわり!
さて次はどこへ行こうかな〜👏
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