店内で待たせて頂くことになった。
せっかくなので椅子に座って、本を開いて。
おや。
右肘に商品棚が当たる。
商品棚の真横の椅子なのであった。
右を向くと商品がずらり。
「ってことは、この商品見たい人はあたしが邪魔になるってことね・・・・・?」
なんか、瞬間的にそう察知できるようになってしまった。悲しい性。
邪魔なら移動すっか。
いや、ちょっと待って、めっちゃ居心地いい。
すぐ隣に棚があるこのスポット、居やすい。いや、まじ。
「んなら、いいかあ・・・。」
誰も来なそうだし、しばらくそこにいようと決めたのだった。