小説を書きたい(嘆き)
小説を書いてみたい。
なんとなく好きなリズムはある。
テーマはあんまりないから日常から漁る。
漁れど,それをうまく広げられないのだ。
結局毎回,エピソードトークの書き起こしみたいになってしまう。
気がする。
誰かに何か言われたわけじゃないから,「気がする」。
今日もいろいろあったんですよ。いつもよりも心の動きが激しかったから,お,いい感じに繋げたら作品になるんじゃないか・・・って思って。
語ってみます。
イベントに行ってきたのですが,あまりに興奮していた私は,なかなか帰途につけませんでした。帰りたくない。このまま帰ったら死ぬぞくらいの。
そこで,とりあえず会場周辺をぐるぐる回ろうと思い,会場の周りを回りました。しかしそこには同じイベントに行った沢山の人。あまりに動きづらく,やめてご飯を食べにいこうと思いました。
そうそう,前から行きたかったお店の看板を,たまたま会場のすぐ近くで見かけたんです。だから,そこに。でも外見を再度見ると「あれ?何か違うな。」と。そうしたら,同じ名前だけど私が行きたいのはラーメン屋,そこは居酒屋さんだったのですね。
居酒屋さん,って正直ひとりで入るにはハードルが高くて・・・,入る勇気がなくまた近くをぐるぐる適当に回り始めたところ,知らない道に出ました。
「ああ,今日は色々あるなあ」と思い,ふと「何か,こういう思いを綴って作品にできないかなあ。語りとか。。」と思ったときに浮かんできたのはオードリー若林さん,そして放送作家の藤井青銅さん。
この間青銅さんの本で読んだのです。オードリーのオールナイトニッポンでは,若林さんや春日さんがラジオの中で話せそうなネタを青銅さんに話してから,ラジオで話すときの構成や話し方を一緒に考えてもらってトークを組み立てていると。
それを思ったとき,自分には”面白い”の判断をしている人が自分しかいないことに気がつきました。独り善がり的な。
そこで一気に頭がくらっとしました。久しぶりに体全身で感じるくらい大きなくらみでした。息を大きく吸い込みすぎて倒れそうでした。
落ち込みながらとりあえず休憩して,近くのラーメン屋さんを調べました。そこに行くと,開店10分前。いや,待つ気分じゃないから,とさらにたどり着いた先のラーメン屋さんでようやく夕食を食べたのです。
ちなみに食券方式で,久しぶりの食券を持ってカウンターに行くとお兄さんがお肉をずっと切っていて反応しないから,ずっとお兄さんに「すみません・・・」と声をかけながらお兄さんを待ってしまったのですが,後からきたお客さんはいきなり席について,来てくれたお兄さんに食券を渡していました。それでいいんかい。なんとも奇人的な行動をしてしまったようです。
ラーメンを「好みって主観でしかないんだなあ」とぼやきながらすすり,啜りながらイベントでの衝撃を書き起こしました。それと一緒に,帰り道の断片的な出来事たちも書き起こしました。その出来事をつなげてみたらこんな文章になりました。
的な。
なっっっが。
さっきの末尾にも書いたのですが,記憶の断片はかき集められるのですが,文脈を忘れてしまうのですね。何が起こって,どんな感情だったとか。何の次に何があったからどんな感情とか。
考えなくても,私はそもそも長文を読み下すのがへたくそです。
英語の長文のニュアンスを掴むのは得意ではありません。
できないのだから,・・・できませんよな。
そこを無理して繋げようとするから良くないんだよな。
伏線回収が鮮やかに決まると面白いけれど,それも文章にしてしまうと難しいですね。頭の中で組み立てている分にはいいけれど。
ああ,何度直してもうまくいかない。
あんまうまく書けなかったや。
でも,今日はいい日でした。