今日あったこと 2023/07/11
今日はちょっと感傷的。
初見で読む『進撃の巨人』26巻
サシャが死んだ。
劇的な戦闘のさなかでの死ではなかった。ガビの凶弾に斃れた。彼女は子供を救って生きながらえ、子供に撃たれて死んだ。
ぼくはサシャの死に期待を込めてしまっていたみたいだ。大好きなキャラだ、なんとなく、理由もなく死んでしまうのを知らず知らず恐れていた。だから「子供を救って死ぬ」なんて甘えた予想をした。予想を外したのは、僕がサシャに”生きて”ほしいと願ってしまったからだ。たとえ死ぬにしても誰かに何かを託して、意味を持って死んでほしいと願ってしまった。希望的観測で物語を読み進めてしまった。これはぼくの弱さだ。
ガビが初登場した日に戦場で笑ったやつから死ぬと書いた。戦場からまだ離脱できていないのにサシャは口元を緩めてしまった。これはサシャの弱さだ。
サシャは死んでも仕方のない行動をした。だからあっけなく死んだ。意味もなくだ。悲しい。おつかれさま、安らかに眠ってくれ。彼女の死が仲間たちに何かを残してくれたことを祈る。
もし贅沢を言うことが許されるなら、髪を下ろしたサシャの姿も見てみたかったな。
感想
・ないよそんなもん。一回寝て時間を置いたけど全然ない。サシャが死んだこと以外覚えてない。
・ライナーは良いところで死ぬなぁ。多分。
・ミカサやリヴァイから返ってこいとか言われたり拘束するとか言われたり。なんかやってんなこいつ。
・子供たちに憎しみが連鎖していくの良いね。フェアな描写だ。
・過去編でサシャの残滓を摂取できてよかった。
・エレンがだんだんと先鋭化している。こいつなんかやらかすな。
・エレンの独断専行がサシャを殺したのだとしたら、ぼくはエレンをゆるせないかもしれない。次の巻を読むのが怖い。
・パラディ島に帰ってきて次巻へ続く。
今後の展開予想
・戦鎚の巨人の能力も奪い、マーレの軍隊VSパラディ島＆マーレ巨人軍になっていく。
・アニの封印を解く方法について示唆されていく。が、まだ封印は解けない。
・ジークとエレンの邂逅、そしてエレンがやったことが明らかになっていく。4年間で起こった変化と現状の整理の回。
・戦いに向けてパラディ島や104期の中でも意見が割れてバトルになるけど、なんだかんだで戦う方向でまとまる。
こんなところかな。次は27巻。