今日あったこと 2024/03/02
龍と苺
「『なろう系』の将棋漫画が苦手なら苦手だと思うけど面白いよ」と言われた将棋漫画を「合わねぇんだろうなぁ~」と思いつつちょっとだけ読んだけど案の定合わなかった。残念。
将棋漫画といえば才能と努力と歴史へのリスペクトをやり続けるジャンルのイメージがあったけど、(ぼくが読んだ10話までの段階だと)龍と苺は才能一点にフィーチャーした作品という印象だった。
どれだけ努力を重ねたとて圧倒的な才能の前にはすべてをねじ伏せられてしまう世界ですが、圧倒的な才能が現れたのですべてが蹂躙されてしまいます、みたいなシンプルなストーリーで描く作品で、そういうストーリーを描く際に個人的に重視して読む「他キャラや競技そのものへのリスペクトの置き方」が好みではなかったので読み切れなかった。
「リスペクトねぇなぁ~」と思いながら読んでいたど、冷静に考えてみると将棋界はもともとそういう「才能がものを言う世界」で、現実と違う点を挙げるなら主人公が初めて数日で大会を優勝してしまうところだろう。
現実の「才能がものを言う」というのは努力を人生単位で全ツッパした先の話なのだけど、それすらを凌駕する才能を描くという点で、将棋という競技を描いているのかもしれない。
いやまぁ10話までしか読んでないから何も語れない。not for meで終わり。
次は好きな作品に出合えるといいね。