Netflix大傑作ドラマ【ストレンジャー・シングス 未知の世界】が最高すぎた件
Netflixの看板ドラマでもある【ストレンジャー・シングス 未知の世界】のシーズン4までを観終えました。
評判通りの大傑作で、これまで観たドラマでも最上位に入る満足度。今回は感想を書きたいと思います。
※ネタバレに触れる部分もあります。
あらすじ
1970〜80年代、アメリカはホーキンスが舞台。マイク、ウィル、ルーカス、ダスティンの仲良し4人組はいつものようにテーブルトークゲーム「ダンジョン&ドラゴンズ」に明け暮れておりました。
そんなある日ウィルが突如失踪。そして超能力を持つ謎の少女イレブンの出現。ウィルの家族ジョイスやジョナサン、マイクの姉ナンシー、警察署長のホッパーなどを巻き込み、未知の世界へと踏み込むSFホラースペクタクル・アドベンチャーです。
〈魅力1〉みんなが主人公である!
シーズンを通して観ると、主要キャラみんなが主人公だと感じました。
当初はマイクとエルを中心に物語が描かれるのかと思いましたが、シーズンを重ねるにつれ彼ら以外のキャラの魅力が溢れ、見せ場となるシーンも多く出てきます。
推しキャラは、シーズン1で“キング・オブ・クズ”だったのに、いつの間にか頼れる兄貴キャラに変貌を遂げたスティーブです。
バットを持って戦う姿がかっこいい。
〈魅力2〉日本のカルチャーの影響
脚本・監督であるマット&ロスからなるダファー兄弟は、本作を作る上で日本のカルチャーの影響に大きく影響を受けたとのこと。
研究所から能力を持った少女が逃げてくるという物語の漫画『エルフェンリート』、『サイレントヒル』や『バイオハザード』のダークでグロな世界観やモンスター設計、『AKIRA』さながらの超能力などなど…!
とにかく様々なカルチャーを取り込み、それを最高の形で構築しております。
特にイレブンの超能力は鉄雄そのもので、『AKIRA』ファンの自分は初めて観た時震えるほど感動し、イレブンンン!となりました。
〈魅力3〉シーズンごとに異なるテーマ性
本作を観てみると、SFホラーというメインテーマは押さえつつも、シーズンごとに異なるエッセンスを加えていると感じます。
ですのでシーズンを重ねても飽きることなく、より物語やキャラクターに没入していくのではないでしょうか。
シーズン1:SFホラー
シーズン2:SFホラー×家族・仲間愛
シーズン3:SFホラー×ラブコメ
シーズン4:SFホラー×オカルト×ミステリー、さらにホラー!(めちゃ怖い)
〈魅力4〉サントラと、80年代を彩る名曲たち
音楽好きの自分にとって物語はもちろん、こだわり抜いたサウンドも非常に魅力的でした。
サウンドトラック
まずオープニングでもあり、本作のテーマ曲でもある「Stranger Things」がとにかく素晴らしい!
不穏でスペーシーなサウンドが特徴で、1分という短い時間で一気に世界観に導きます。
他のサントラにおいても、物語の舞台である80年代を想起するアナログ的なシンセを用い、先ほど述べたシーズンごとに異なるテーマ性を演出しております。
時代を彩る名曲たち
そしてもう1つの特徴が、80年代を彩る名曲が数多く使われていること。
The Police / Every Breath You Take
Bon Jovi / Runaway
The Who / Baba O'Riley
REO Speedwagon / Can't Fight This Feeling
Journey / Separate Ways (Worlds Apart)
など挙げればキリがないほど。
特に音楽が印象に残ったシーンは、シーズン4でエディが命を賭けて「Master Of Puppets」を演奏したシーンです。あれは本当に魂が震えました…。そしてエディの最後に涙が止まらなかったです。
最後に
たくさんの魅力が詰まった大傑作ドラマ【ストレンジャー・シングス 未知の世界】。ここで述べた以外にも魅力が多すぎて、ずっと語りたいレベルです。
次のシーズンで完結ということで、配信が待ち遠しい!
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