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2万人企業と200人企業と20人企業を経験して思うこと

こんにちは、今日も元気なうめこ(@2daako)です😋
今回は私が今まで経験した3社について書こうと思います!!
前提として、私はベンチャー気質なのでそのあたりの偏見は大いに含まれています(笑)
ただ、こんな事実があるんだよ~という具体的エピソードも交えているので。
就活生や転職を考えている方の参考になればといいな🔅



2万人企業で働いて思ったこと

11卒で営業職として入社した大手メーカーの話。
かなり前だから、働き方改革などで変わっていると思う(期待している)けど、フレッシュマンの私はいろんなことに衝撃だったし、1社目だったからこれが普通なんだと思って働いていました

①大手だから安泰。でもぶっちゃけブラックだった

正直、生活を支える企業だし業界シェアもぶっちぎりで1位だから、倒産や解雇の懸念は非常に低いと思う(まぁ、そこは求めてないけどね)
業界1位なのに意外と生涯年収低っ!と思ったけど、まぁ単価低いし人多いし、平均年収を見ても普通以上なのでいいとしよ(上から目線でごめんなさい)
あと大手あるあるなのかもしれないけど、取引先との商談に行くと競合さんともお会いした際、私は何の成果も出していない新入社員なのにみんなペコペコしていた。
別に気分が悪くなるわけではないけど(むしろいいw)、その時の違和感は今でも覚えている。同時にそんな大人になりたくないと決心。

ビビったのが、残業!!残業!!(2回も言っちゃった)
営業職だから裁量労働があるのは別に気にしてなくて、問題なのが基本的にタイムカードが手書きってところw
「1日2時間以上残業しないでね」って言われているから、3時間しても4時間しても2時間分しかつけられなかった。
連続休っていう年間5日間くらいとれる休暇は取れるんだけど、基本的な有給消化はゼロ。
入社半年くらいして、上司に「有給取る人っているんですか?」って聞いたら、「ほとんどいないね!」と一言。
上司に歯向かうとか私は出来ないし、企業内ですべきことではないから心の中で「昭和か!!」って。
というか有給以前の問題で、休日扱いで出社している人がほとんどでした。
同期でいなくなっちゃった子もいたし、病む人も多かったなぁ。
上司も先輩もそうしているからそれが普通。係長や課長は1日休むことはほぼないのではと思うほどでした。
おそらく仕事熱心なんだと思う。頑張れば評価してくれるし、出世するにいはライバルも多いから人より成果を上げることが必須。
特にやることなくても、事務所にいるだけでトラブル時に対応できてそれが評価につながるしね。

* 生涯年収はそれなりに期待できる=長く働くことでメリット大
* ネームバリューで相手を圧倒できる
* 大手だからホワイトという価値観は捨てた方がいい

②いい人が多い!一言でいうと公務員気質

知識ゼロの私に製法や製品特徴を説明してくださる現場の方、元気よく挨拶をしてくれるフレッシュなおじ様、毎日食堂に行くタイミングで声をかけてくれる職場の先輩など
もちろん人数が多いのでいろんな人がいましたが、基本的に良い人ばかりでした。
大手企業だと社内政治がすごく重要で、もちろん自分が出世するために人と繋がったり、敵を作らないことは大切なんだけど、出世した後にも繋がるんですよね。
「○○工場の○○さんは実は同期で」とか「○○工場の工場長は昔の上司で」なんてことはしばしば。
昔の同僚だったから気さくにお互いの施策を相談しあったり、人員配置をしやすくできるんですよね。
社内でどれだけ人脈を張ることができるかは出世したい人にとって重要で、
いくら業務で成果を上げ続けたとしても上からの評価がなければ抜擢されないし、仮に役職についても横のつながりが弱いといざというときに人を動かせないんですよね

入社して1年くらいたったある日、直属の上司に「仕事で大切にしていることはありますか?」と聞くと
「問題をおこさなければずっと会社にいられる。問題を起こさないことが大切なんだよ」と言われ、2万人規模ともなるとそういう考えになるんだと実感しました。
もちろん一概には言えないし、もっと意義や貢献性を大切にしている人もいると思いますが、
経営層の方針をいかに具現化してやった感をみせていかに評価してもらうかが社内に蔓延していて、ここだけの話、理念の浸透はこれっぽっちも感じられませんでした。

* 社内で人脈を築くことが出世の近道
* 既存社員を新入社員の熱量に差がある
* 社外向けメッセージと社内向けメッセージのギャップが大きい

③システムが古く、業務がガチガチ

業務においてはメリットとデメリットに分けて書いていきます。

【メリット】
業務工程がすでに確立されている、これに尽きますね
1つの業務に関してのフローは長年培われてきたものなので、新担当者が確立する必要はなく、踏襲するだけで引継ぐことが可能です。
資料ひとつとってもフォーマット完備されているし、ルールに則ってミスなくこなすタイプにはうまくハマるかと!
必要な文房具やスキルアップのための書籍は経費で購入可能なのは嬉しかったです。

【デメリット】
すみません、ここ多いですw
基本コミュニケーションツールはメールか電話。
製品情報を呼び出すシステム画面がなぜかプログラミング画面のようなUIで、かつ遅い。ITに疎い私でも戸惑うほどのレベル・・・
極めつけは、営業と現場、工場間のやりとりはなぜかFAXで、送付後に届いてますかという確認電話をしなければいけない不思議なルール。
創業70年超なので古い人間が多い多い。
やり方を変えようとするといちいち口出してくるし、変化する体質がそもそもない。
あと、資料作成の時間が多い。会議も多いしその眠いことw 上がやりたいんだろうな~と感じざるを得ない空間です。

*「こなす」ことが求められている
* IT化は非常に遅れている
* 新たな仕事を探す眼力は必要ない(あると役立つがなくても十分やっていける)

200人企業で働いて思ったこと

そこそこネームバリューのある大学出身で大手企業に在籍していたという肩書きだけを背負い、名古屋で生き生きとした人が在籍している会社で働きたいという軸でエージェント経由で入社した企業。
創業メンバー層と若手フレッシュマンが多く、中間リーダー層は少な目だったかな。営業会社あるあるだと思うが、若手の入れ替わりが結構激しいんですよね

①企業の理念やビジョンを共有する場がある

200人規模のメリットを最大に活かす全社会!1Qごとに社長からのコメントがあり、課題と今後の方針が直接共有してもらえるのはモチベーションの観点すごくいい!
今会社がどのフェーズにありどこを目指しているのかを知ることで、個々人の役割に落とし込めるから、頑張りがいがある!
加えて、表彰もあるから承認欲求も満たされるし、来Qは頑張ろうと全社が一丸となって前向きになる瞬間に立ち会うことができる。
この一丸となってがミソで、一人じゃないんだよと言わんばかりの安心感とチームで乗り越えようとする高揚感を味わうことができる。

ただ、惜しかったのが、数字目標に重点を置きすぎていたと思う。
私はその先にある社会を見たいと思っているのに、そこが語られることは少なかった。
自己成長や会社の成長を目指す人が多く、ささるポイントが私と少しずれていたのかもしれない

* 社長の声が直接届くからモチベーション維持になる
* 自分のやってる感を味わいつつチーム単位で頑張ることができる

②個人の想いを尊重した企業体である

そもそも子持ち&ブランクというハンデを背負いながら採用してくれたことに感謝しかないのですが、週5勤務のベース条件を週3時短で慣らしてくことを提案してくれたことに感動~
個人を配慮してくれるあまり、相手を気遣うことが正義みたいな感覚を覚えたこともあったかな
やってほしいけど忙しそうだから言えないとか、頑張っているけど成果が出ない人に言いにくいとか。

私は人並み以上に成長欲が高くて、ずっと一緒の業務を続けると成長を感じていないと思ってしまうタイプなんです。そこで、上司に「将来コンサル側に行けますか?」と問うと、「たぶん難しいと思うよ。時間がものを言う仕事だし、休日も出なくちゃいけない時があるからね」と。上司の優しさなんだけど、私にとっては絶望でした。

人材系だったこともあり女性が7割占めていて、考え方、働き方、成果の出し方、ルックスなど、各々の観点で尊敬したり参考にしたいと思える人がいたことは収穫でした。
長く働いている人の話を聞くと、たいてい社内に目指す像に近い人会社への貢献を口にされました。
自己成長や身近な人や会社のためがモチベーションになるタイプが多い印象と、目標設定がゆるい人は早々に退職している現実がありました。

* 個人の働き方や想いに配慮してくれる
* ロールモデルがいると働きやすい

③社外アドバイザーが教育してくれた

私の所属するチームは8名程度でメンバーはほぼ大手あがりでゼロイチ要素は皆無。
過去に人材事業の立ち上げ経験を複数持つ方がアドバイザーとなり教育してくれました。
今思えば、大手経験者がベンチャーに入ったらこうなった、的な雰囲気でしたね。
このアドバイザーがすごくて、教育セミナーや人材営業をターゲットにコンサルをされている方を招待してセミナーして体系的に業務を整えていったり
KPIを徹底したりキャンペーンを活用して士気を盛り上げる施策に取り組みました。
専任で教育された若手はぐんぐん成果を出していったので、巻き込み力推進力のある人材が必要なんだなと感じたし
むしろその能力を持つ人材を中途で取るべきだったよな、と今は思う次第です。

* 社内外問わず勉強会やセミナーに参加すべき
* スキーム整備より行動力、巻き込み力

20人企業で働いて思ったこと

これ、今ですね!正直3社目にしてハマった感がありますね。
なんたって楽しい!!!
あ、会社ですか?逆求人を運営しているジースタイラスです🔅

①身動きとりやすくて神

第一はここにつきますね!

1社目の企業だと、おそらく営業ポジションはまず無理なので営業補佐か業務ポジションに変更になっていただろうし、(退職率下げたいだろうな)
2社目の企業だと、家でできる業務なのに出社必須の変革のなさや、自分の価値観の中でものを言う選択肢の狭さに将来を描けず。(退職理由をいきなり暴露w)

子持ちは日本社会的弱者であることは間違いなくて、だからといって企業に守ってもらいたい気持ちは全くなくて、
できる範囲でやるだけ、ただ、できる範囲を広げられる環境であることは必須だと思うんだよね。

20人の企業だから働き方は人それぞれで、
タイでエンジニアのインターン参加した後副業しながらアドレスホッパーしながら働いている子もいるし
ジースタイラスで働きながら起業した子もいるし、SHOWROOMでめっちゃ稼いでいる子もいたり。
改めて書いてみると、私のリモートワークなんて可愛いものだな。

今はコロナでテレワークや在宅勤務が増えているけど、そもそもこの切迫した状況にならないと動かない企業がほとんどなので、会社規模が小さいと変化が容易なので、特に働き方の柔軟性は本当に有り難い。

* 働き方は十人十色
* ロールモデルはない

②個人の働きが全て

1社目の企業だとネームバリューだけで一定の評価を受けることがあると書いたけど、今は個人がどんなバリューを持っているかを大切にしている。
だからこそ私も自分のバリューを見つめ直し、磨いていく必要がある。(はい、私の課題です)

正直、会社からの指示は全くありません。動かなければ何も動かないし、動かしたいと思えば自分で考えて動くのみです。たとえて言うなら大学の勉強みたいな感じ?

きっと向き不向きがあるんだけど、私にはこの自分で考えて行動するというところがめちゃくちゃ好きなんです。やらされている感がないからもっと良くしよう精神が働くし、私が成長することでダイレクトにパフォーマンス向上につながるから。それが会社の売上や成長につながるし、CXになるし、いわゆるやってる感が本当にやりがいなんです。

メンバーの長所を生かしてそれぞれやり方が違って、使うツールも面談の仕方も結果的に惹きつける学生さんの特徴も違うw
ただ、目指すビジョンは共有しているから個々人の好きなルートで進んでいる感じかな。

* 個としての戦闘力が身につく
* 成長も没落も自己責任

③情報のキャッチアップが重要

オフィスで顔を合わせるわけでもなく、定期的に勉強会があるわけでもないので、受け身だと何も情報が入ってこない。
私は就活情報やIT系WEB界隈の企業情報にアンテナ入っているんですが、どこから情報を仕入れるのか、誰と繋がるのかは非常に重要。たぶん、どんな情報が欲しいのという問いを適切に出来るようになることがまず大切だと思う。これは今でも模索中!
入社したばかりの時は仕事を指示してくれたり体系的に教育してくれる人がいて正直すごくありがたかったけど、今はいないし(いないんか~い!)

最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!!文語より口語の方が書きやすいんです。読みにくい方や不快に思う方、すみません><

企業規模が全てではないし、企業体ごとに人もシステムもカルチャーも違うし、単純に仕事で深く関わる人によって価値形成やモチベーションも変化するから、この記事を通してつだうめこという人間はこんな感覚を持っているんだ~と知っていただければ嬉しいです。
そして、自身の価値観や企業を探す新しい視点が見つかればいいな。

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