ほぼ日手帳を自由に使え。自由という不自由の中でただただ”つまらなく”使え
ほぼ日手帳、Loftで一番売れてる糸井重里の「ほぼ日」開発の手帳である。
公式サイトを見ると、イラストを描いたり、写真や観劇の半券やらを切ったり貼ったり…...
”アートでクリエイティブな人たちの綺麗で楽しい手帳術”ばっかり紹介されている。
が、ほぼ日手帳は、ただただ予定とライフログと日記と金銭入出と......をマス目に沿って堅実に記していく”一日一ページの普通の手帳”として優秀だ。
公式サイトにあるような”描いたり切ったり貼ったり楽しい手帳”を目指そうぜ!ってのは逆に「こんな楽しい手帳を造らなきゃ」っていうプレッシャーになる気がする。
ほぼ日手帳は「イラストを描いたり、写真や観劇の半券やらを切ったり貼ったり…...」できる”自由な手帳”だ。
自由というのは我々のようなアートでもクリエイティブでもない人間にとって非常に不自由だ。すなわち「何でもしていいよ」と言われると「何をしていいかわからない」といった状態に陥る。
だがほぼ日手帳は”自由な手帳”といっても日付とマス目がある。すなわち1日一ページに「予定」と「行動」を書けばそれだけで立派な予定管理手帳だ。
その日測った体重と体脂肪率を書けばそれだけで立派な健康管理手帳だ。
そういう意味では「ほぼ日手帳」は本当に完全に自由でクリエイティブな人のためだけの手帳ではない。「一日一ページ」で「マス目」のある優秀な「普通に使える手帳」だ。”描いたり切ったり貼ったり”無尽蔵に自由でクリエイティブな活用がしたい人はダイソーで売ってる無地の「文庫本サイズノート」を使えってことだ。日付とマス目さえ無い完璧な自由だ。
おれは無尽蔵にクリエイティブで無尽蔵な自由なんて求めない。「日記」兼「予定管理」兼「金銭入出記録簿」が一日一ページ書ければいいのだ。公式サイトにある「みんなのクリエイティブでユニークでアーティスティックな使い方」なんて求めてないのだ。
そんなこんなでホメてんのかクサしてんのかよくわからないが。
ほぼ日手帳、ただただ「一日一ページ手帳」として非常に優秀なのでオススメでです。
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