No8 真剣勝負
次男はバドミントン部の中学2年生。
中学校生活がコロナ禍で始まったので、朝練もなければ、練習時間も限られていて、ちょっと物足りなく感じる部活動生活を送っています。
バドミントン部を選んだ理由は「顧問の先生が好きだから。先生は学生時代バドミントン選手だったから、きっと強い部になりそう」とのこと。
純粋にその競技が好きというわけではなかったようです。
顧問の先生で選ぶなんて、彼らしいな~と思いました。
小学生の頃は、スポーツ少年団の野球チームに入り、地元のお父さん、おじいちゃんたちに厳しく、愛情いっぱいに可愛がられていました。
誰しも、彼は野球部に入り、活躍すると期待を寄せていましたが、大外れ。本人はいたってクールに野球と自分について見ていたようです。
あっさりと、野球はもうやらない宣言をしました。
中学生になり顧問の先生で決めたバドミントン部では、1年生から試合に出場。昨年は1回戦突破。
2年生になった今年は、ベスト16。先日、初めて試合観戦ができました。
試合はフルセットまで競り合い、最後に逆転されて、3点差で負け。
次の試合は、ベスト8の目標ができました。
そんな次男と、真剣勝負でバドミントンをします。
まだまだ、私だって負けていません。元テニス部。ラケットにボール(羽)を当てるのは慣れたものです。
「お母さん、まだまだ負けないよ!」と、本気で戦います。
汗びっしょり、くたくたです。
それでも、真剣に遊ぶ。真剣勝負は楽しい。
授業は面白くなくても、部活は楽しい場所であって欲しい。
学校へ行く理由が、部活があるからでもいい。
自分の居場所があり、上手くなりたいという気持ちがあれば、それだけで十分、彼にとって今という時間は価値のある時間になる
今という時間を楽しみつくしてほしい。