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13歳、少年が見ている世界のその先は…

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13歳、中学2年生の次男との何気ない日常を綴ります。彼の見ている世界のその先には何が映っているのだろう。 学校は面白くない。勉強はなんでしなくてはいけないのか?高校に行くことにも…
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#息子

vol.1 悪魔が…

朝、起きてくるなり、 「悪魔が…」って私の布団に倒れこむ。 え、どうしたの?学校へ行きたくなくて、そんなこと言うの? 「何が悪魔?」 「うるさい、いちいち質問、まじうざい」 中学2年生、男子らしい言葉が返ってくる。 そうだよな。いちいち、発する言葉に対して「どうしたの、なにがあったの?」って母の押しつけがましい、愛情たっぷり盛られた質問に、いちいち答えるのは、マジうざいだろうよ。 悪魔の正体を知りたかったが、これ以上機嫌を損ねられるのは避けたい。 軽く返答を受