ナントカドン~ザ・クロマニヨンズ~
ナントカドン ナントカゴン
ナントカザウルス
ナンダかな ナンラかも
怪獣だったらなあ
どうも、こんにちは。コヤケです。
皆さんはザ・クロマニヨンズの「ナントカドン」という曲をご存じですか?
三枚目のアルバム「FIRE AGE」に収録されているものです。
あまり有名な曲ではないのかもしれませんが、私はこの曲が大好きなので、今日はこの「ナントカドン」について、個人的にぐっとくるポイントをお話していきたいと思います。
1、甲本ヒロトさんの少年心
この曲は甲本ヒロトさん作詞作曲なのですが、甲本さんは少年時代、怪獣がとてもお好きだったそうです。
以前インタビューでもこのようにおっしゃっていました。
「怪獣の質感がとくに好きだった。ゴモラの腹のザラザラとか、ベムラーの背中のトゲトゲとか。
口から火を吹いて大暴れするんだよ。」(引用元:「ロックンロールが降ってきた日」(Pヴァイン・ブックス))
なんだかこんなインタビュー記事を読むと、この曲は甲本さんの少年期の憧れがそのまま歌になったような気がしてきます。
子どものころの純粋な憧憬や希望って、気がつくと廃れて忘れてしまっていることが多いように感じるのですが、こんな歌を聴くと、聴いているこちらにまでまっすぐな少年心が伝染して楽しくなってくるようです。
2、大人の自分も心が軽くなる
ガオガオ 恋なんか
ガオガオ 踏んづけて
ガオガオ 夢なんか
ガオガオ ムシャムシャ
火を吹いて 世界にほえる
I wanna be a creature
I wanna be a creature
ガオ~~~~!!!
なんでしょう、この見境なくめちゃくちゃにする感じ。
恋や夢って、一般的に良いものとして挙げられるものな気がしますが、そのあたりも見境なく踏んづけて食べてしまう感じがまさに怪獣ですよね。
でもなんだか、そんな怪獣に憧れて「怪獣だったらなあ」なんて思う気持ちって、私もわかる気がするんです。
ザ・ブルーハーツの「世界の真ん中」という歌でも
生きるということに
命をかけてみたい
歴史が始まる前
人はケダモノだった
というフレーズがありますが、なんとなくここにも通ずるものがあるような気がしています。
人間だけがもっているもの(思考でもなんでも)、それはそれでもちろん素晴らしいものがたくさんあるのだけど、煩わしいこともたくさんありますよね。
もっとシンプルなことなのに、余計なものを持ちすぎてそこに到達できなかったり。
時々こうやって細かいことは考えないで、元も子もなくわーー!!とめちゃくちゃにしてくれるものにすっきりすることってありませんか?
私はこの歌を聴くと、そんな「怪獣」になりたい!
「I wanna be a creature!がおーーー!!」
と全力で歌いあげる甲本さんになんだか笑ってしまうと同時に、ふっと心を軽くしてもらえるような感覚になります。
3、なんかもう、愛おしい(結論)
最後の章で急に語彙力が喪失しますが、あれこれ言いつつ、曲を聴いている時の私の率直な感想はいつも
もう、すき!!たのしい!!最高!!!!!
これです。笑
結局ね。笑
でも、これが一番大切なことですよね(*^_^*)
と、いうことで!
本日はザ・クロマニヨンズの「ナントカドン」についてとっても個人的な思いをお話いたしました。
余談ですが、好きな歌を口ずさみながら描くお絵描きも、楽しかった♡笑
ではまた。
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