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『三国ヶ丘FUZZ×幾何学模様』

こんにちは。
MistiaとDr.Largoという2つのバンドでKey&Voをやっている小谷陽為(こたにはるゆき)と言います。
ふと、ライブごとに新曲を出しているならそのライブと新曲の振り返りをしようと思い立ち、noteを始めることにしました。
既にリリースしている楽曲や、Dr.Largoの現在についても追々触れていこうと思っています。

カメラマンは今回もガッキー。最高の写真を撮ってくれます。

umbrella

それでは早速、今回のライブで1曲目に披露した『umbrella』に関して。
これはじゅんさんが長い期間を経て作ってくれた曲です。作曲はじゅんさんがして、作詞は僕がすると言う形が多かった(Discord、ブリーチなど)のですが、今回は作詞もじゅんさん自ら手掛けてくれました。
そんな『umbrella』ですが、ライブでの完成度は個人的に良かったと思っています。
実際、レコーディングを経てライブ初披露という僕たちにとって初めての形でしたが、今までライブで初披露してきた曲のどれよりも完成度は高かったように感じます。
また、『umbrella』はMistiaには中々無い、ストレートなギターロックです。鍵盤の類が入っておらず、Mistiaに足りない激しさや、会場を熱くする力がある曲だと思います。さすが、じゅんさんです。
僕自身、『umbrella』はライブ終了後より好きになりました。何せライブで披露した際に楽しかったので。1曲目が熱さはピークでしたね。
今後も1曲目として披露していきたいぐらいの勢いがある曲です。

解けた魔法

さて、お次はアンコール前ラストに披露した『解けた魔法』について。
こちらは作詞作曲は僕です。
僕たちの曲、というか僕が作る曲は全てバッドエンドです。幸せになるタイプの恋愛は書けないのかもしれません。完全に無意識です。
『解けた魔法』も例外ではありません。
最後の歌詞が「僕ら運命なんかじゃなかった」ですからね。
別れてしまったら魔法が解けたように夢から覚めてしまう、運命なんかじゃなかった、最初から別れに焦点がいってる曲が幸せになれるわけないですね。
この曲も僕たちにしては珍しく、冷静にある程度のクオリティとライブ感を持って披露出来たな、と思っています。
この曲のネックはBメロの3拍子です。これがただの3拍子ならまだ良いんですが、半拍食ってるんですよね。全然SUNの曲は意識してません。
ここは練習が功を奏しました。ズレることなく、違和感なく終えることが出来たことは成長です。
この曲はCakes n' AleのVoを務めるまこさんがベタ褒めしてくれていました。対バンさんに曲を褒められるってめちゃくちゃ嬉しいですね。
というかCakes n' Aleの曲が良すぎて僕は鳥肌が立ちました。完全な余談と化していますが、YouTubeのリンクを貼っておくので良ければ見て下さい。僕が宣伝するまでもない再生回数を誇っていますが…。

さて、本題に戻りますが『解けた魔法』はいつか音源化したい曲の筆頭です。『Mia』と同じぐらいお気に入りです。
そんな曲を「幾何学模様」という素晴らしいイベントで初披露出来たことが、僕にとって何より喜びです。

ようやくライブ中に絡むようになった2人。良い写真。

最後に

ライブの振り返りを少しして、締めようと思います。
今回のライブは総勢9組という僕たちが今まで出たライブの中で最も大規模なイベントでした。
僕たちを除いた8組中7組は初めましてで、三国ヶ丘FUZZに出るのも初めてという極限のアウェイ状態を感じていましたが、蓋を開けると言うほどアウェイでもありませんでした。
特に195(イチキューゴ)のマコがガンガン絡んでくれたのが嬉しかったです。彼は天才です。写真一緒に撮っとけば良かった。
ライブ自体はクオリティの高いバンドばかりで、場を盛り上げることに長けたバンド、テクニックでお客さんを魅了するバンド、可愛らしいサウンドでみんなで楽しめるバンド、まさに十人十色状態です。
そんな中でのトリでしたから、当然緊張しかしていませんでしたが、結果論として緊張は1曲目の『umbrella』でメガネと一緒に飛んで行きました。
程良い緊張は大切ですが、僕は緊張し過ぎるタイプなので、メガネが飛ぶぐらいで丁度良かったですね。
細かいミスは結構ありましたが、そこまでに練ってきたMCや雰囲気づくりのお陰でトータルで見た時に良かったと思えるライブだったように思えます。リカバリーもそれなりに効いていたんじゃないかな。
僕たちは今回のライブで節目の10回目のライブを迎えました。まだまだ場数は踏めていませんが、そんな中でもトリに選んでくださったみさきさんには最上級の感謝をしています。というか2回も「幾何学模様」に出演させていただいていることでもう既に頭が上がらないぐらいですが。
お世辞やその場での方便ではなく、心からまた出させていただきたいイベントNo.1です。
そして、今回対バンしたすべてのバンドも、また会いたいと思っています。
僕たちのライブは当然のことながら、それ以外の面も満足度が非常に高いライブでした。
あと三国ヶ丘FUZZ、音が良すぎます。異常にやりやすかった。これは楽しんでいこうや西岡さんの成せる技ですね。
長く書いてしまい、1回目からボリュームがすごいことになっていますが、ここまで読んでくださった方、有難うございます。
次回は既にリリースしている曲の中から何か書けたらと思っています。

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