朝井リョウ『武道館』を読んで
こんにちは、福岡翔子です。今回は読書記録を書こうと思います。ネタバレ無しです。
ファンになった
読んだ本は朝井リョウさんの『武道館』という本です。朝井さんの本は『桐島、部活やめるってよ』と『何者』を読みました。この2作を読み終わった時にこれはファンになるかもしれないと思ったのですが今回の『武道館』を読んだら予感が確信に変わりました。胸に響くものがありました。
あらすじと感想
『武道館』は日本武道館でのコンサートライブを目指すアイドルグループの話です。ステージを見つめる側ではなくてステージに立つ人達の話です。アイドルそれぞれが選んだものと選ばなかったものを見つめながら自分なりの選択を重ねる姿が描かれています。とても面白かったです。現実は続いていくんだと思いました。
今年の目標
私は以前は本とはつまり小説のことだと思うぐらい小説しか読んでいなかったのですが最近は新書や学術書(答えを提示するのではなくて読者と一緒に考える類の本)を主に読んでいます。今年は年間で100冊読むことが目標で今回の読書記録に書いた『武道館』は55冊目です。去年読んだのが30冊ぐらいだったのでここまで読めただけでもいいような気もしますがいい機会なのでまだ諦めずに読んでいきます。今回この本を読んでわかったのですが小説は間合いというか空気感を味わう時間が必要なので今の私のようにどんどん読み進めたい時に読むには適していないようです。もう少し時間に余裕がある時にまた読んでみたいです。