makunobaの粉骨。
許可をいただき、内容を共有いたします。
「大切な家族だから、火葬は個別で。骨壷は自宅の居間に置いておきたい。」
と愛犬が亡くなり火葬を希望され、そのご家族も1年後にお亡くなりになりました。
先日、そのご家族から「愛犬の粉骨を」と ご用命をいただきました。
骨壷の中を確認したところ、個別火葬を承った場所で火葬をしたにもかかわらず
骨壷の中は複数の動物の骨が混在していました。
そして何度も何度も火に当たったであろう骨まで。
亡くなったペットや、お骨になった後も常にそばにいてもらえる状態で大切にしていたそして亡くなったご家族にとってもつらいことではないでしょうか。
遺骨を確認させていただきながら、私たちはとても悲しくなりました。
これで個別火葬しています。と胸を張って言える葬儀社が存在することが考えられません。
(葬儀社と火葬場は同じ神奈川県内の某施設ということで特定できましたが詳細以下失礼します)
今回はご用命いただいた方の大切な家族のお骨ですが、やはり自分たちなら絶対にそんなことしてもらいたくないという思いしか浮かびません。
それなら私たちが粉骨までお別れのお手伝いをします!と強く心に決めました。
供養目的の粉骨は違法ではありません。これは人に沿った法律となります。
(刑法190条に規定されている「死体遺棄罪を含む死体損壊等罪」では、ご遺骨やご遺体を壊すことを禁止しています。)
ペットの場合にはもともとの現在の法律が【モノ】として扱われています。
そのため、ペットの死体に関して自治体によっては【廃棄物】とみなされて処理をされます。
しかし大切な家族として共に暮らしてきました。
ペットに人と同じ法律に全て沿う必要はありませんが、ご家族のお気持ちを優先し可能な限りのご案内をさせていただきます。
こちらも人の場合ですが粉骨などで遺骨を細かくする場合、2mm以下まで小さくするという決まりがあります。
弊社では原則1mm以下での粉骨にて返却をさせていただきます。
弊社の特別顧問(柴とドーベルマン)もいずれ看取る日がやってきます。
お葬式と火葬後は粉骨をします。
一部は遺骨アクセサリーをs ouさんへ依頼することになっています。
自宅のいいところに小さな骨壷を置いておき、遺骨アクセサリーはいつも身につけることで一緒に出かけることができます。
いつも一緒でいられるというのは、さみしさが小さくなると考えてこの方法を予定しています。
ペットと暮らす皆さまへも そんなお手伝いができたらいいなという一心です。
ちなみに骨壷のサイズがどのくらい変わるかと言いますと。
あくまで目安となります。
ペットの年齢や、体格によって変わることは十分に考えられます。
一部のお骨を粉骨せずに残したい方もご相談ください(脊椎の第何番目という細かなご指定はお受けできませんのでご了承ください、粉骨せず残したお骨をそのまま廃棄することはできませんのでご注意ください)。
弊社ではペットの粉骨のみ承っております。
人間のお骨の粉骨は行なっておりませんので他社様にご用命ください。
返骨は白磁の骨壷と骨袋セット(2寸¥2,530~)またはすでに新しい骨壷をお持ちの場合はそちらへ収骨することも可能です。
白磁の骨壷と骨袋セット以外のデザイン性のあるものをご希望の場合は以下のリンクでご購入いただけます。
(専用のクーポンをお渡しいたしますのでご相談時にお知らせください)
粉骨は機械を使用せず、全て手作業で行います。
お骨が大変細かくなるため、作業者の健康と安全を確保する観点から他者さまよりお値段は少しかかります。
お値段のみでご検討されている方は他社をお考えください。
他社様で火葬をされたものの粉骨をご希望の場合には
・六価クロム除去、除湿などのクリーニング作業を行います。
そのため返骨までには通常よりお時間を頂戴いたします(詳しいお時間は承るタイミングによって異なりますので、お問い合わせください)。
また遠方にお住まいの方からの粉骨も承ります。
送付の方法につきましても個別にご案内いたします。
おまけ
デザイン性のある骨壷にこのようなものがあります。
サイズは2寸です。
詳しくは以下URLリンクからご確認ください。