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人もペットも終活なんだ。

メンバーさまご登録お待ちしています。

先日ご登録いただきました方から、このブログをご覧いただいている皆様に参考になりましたらとお話を頂戴しましたので、許可をいただいた上で一部こちらにて共有させていただきます。

その方は30代中盤、アラフォー間近!という方でいらっしゃるのですが、すでにご自身やご家族の終活のほとんどを決定しているとのことでした。
なので、私どものメンバーシステムに「これ!」と思ってくださったそうです。

身内が亡くなった直後から本当に大変だった
何もかもをその場で決めないといけないことが精神的に辛かった
失敗したらどうしようと思う性格だったので後悔ばかりで体調を崩してしまった

先日ご登録いただきましたメンバー様・談

命はいつ終わるか分からないですし、全ての命が大往生というわけではありません。

個人的な思いですが、自分が突然命が終わる立場だったとして考えたら
しょうがないで済ませられる問題ではないと感じました。
さらに私ごとですが、祖父を突然亡くしています。
午前中は自分で運転してお買い物へ行っていたのに、お昼過ぎに突然体調不良を訴えて救急搬送。夜には帰らぬ人になってしまいました。
病院で死後処置をされた祖父を見て、言葉にもならない感情に襲われている状態なのに、病院の看護師さんがお会計の書類を持ってきて平日昼間にこの窓口でお会計しに来てくださいとか、どなたか存じ上げない葬儀社の方がストレッチャーをカラカラと押して祖父の搬送に参上したり。

喪主は祖母ではなく叔父が引き受けたものの、「突然のことすぎて何が何だか分からん理解が追いつかない」と困っていました。
なので、駆けつけた私と弟も祖母や叔父に確認を取りながら返答してサポートするのが精一杯。
食事をする余裕も作ろうとする気力さえなかったのです。

喪服は?お葬式は?住職に連絡は斎場は祭壇は規模は価格はお金はっていうのを夜通しで決めないといけませんでした。
入れ替わり立ち替わり知らない人がやってきるので寝たくても寝られないのです。悲しむ暇さえ与えられなかったです。
お通夜も告別式も火葬も記憶が断片的にしか残っていません。

先日祖母が亡くなり、告別式と火葬には行くことができました。
そのときに祖父の仏壇の前で手を合わせて「バッタバタでごめんなさいね」と手を合わせたのでした。

命の終わりは悲しむ暇がないのはなんか違うとおもう

ここ数年で終活という言葉が少しずつ目立つようになってきました。
エンディングノートでも買おうかと思ったのですが、ネットにも情報たくさんあるからということでノート1冊買ってきて書き残すスタイルにしました。

それ以前に私は既製品エンディングノートあるあるかもしれないのですが
残された人へメッセージを書き残してください
という項目がなんかくすぐったい項目に感じて「あ、いいです」ってなりました。

ノートに清書する前にネットを見ながら書き出したんです。
自分が亡くなったことはこの人には伝えて欲しいけど、この人には伝えなくてもいいやリスト
お葬式はこうして欲しい
お骨はこうして欲しい
サブスクこれ契約しているから解約してほしい、解約の仕方はこのサイトを見ながらにして欲しい
服はカバンは好きで集めていたものは…と思い起こすだけで

う あ あ  あ あ あ あ あ ! ! ! ! 

って頭抱えました。
今は、だいぶページ数が増えて考えもまとまってきました。
生きているうちは書き直せるので自分の死後も情報量は少なくして終えたいです。

ペットは人ほど法律の縛りがあるわけではありませんが、決めておくべきことやなくなった後にご家族が1日も早く笑顔を取り戻してもらえるためにしなければいけないことがそこそこのボリュームで存在します。

一番お話として聞くのは
犬の場合に自治体へ死亡届を出さずに翌年に狂犬病予防接種のハガキが届いてポストの前で泣いた
ペット保険を解約し忘れていた
あたりかと思うので、その辺りもご案内のお手伝いをさせていただきます。

これまで1頭あたりの登録料を1家族あたりの金額に変更いたしました。
多頭飼いのおうちのみなさま、お待たせいたしました。
メンバーの登録がきっかけで、何かあったときに「makunobaに聞けばいいじゃん!」という環境が整います。
そして、ご家族(ペット)のお看取りの時には面倒なことは私どもに投げてください。
命の終わりと向き合う時間を少しでもしっかり確保することは、必ず皆さまの将来にいいカタチとして繋がります。

ご質問やご不明な点はサイト内のお問い合わせからいつでもお知らせください。


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maku no ba
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