コンテンツの湯殿
今日は仕事がかなり暇だったので合間でネトフリのアンブレラ・アカデミーを見ていた。
割と最近見始めたのに、もうシーズン3に差し掛かってしまった。
シーズンを追うごとにキャラクターにも愛着がわいてきて楽しい。
映画やドラマの何がいいって、それを見ている間は自分の人生というクソでかい荷物をほっぽり出しておける、ということだ。
キャラクターの生きる物語に入り込むことで、一時的に自分の人生を降りることができる。
映画やドラマだけじゃあない。
漫画もアニメも本もYouTubeも、それに音楽だって、ありとあらゆるコンテンツを、私は現実生活から目を背けるために使っている。
毎日コンテンツという心地よいぬるま湯の中にどっぷりと漬かって日々を凌いでいる。
だって生きるのは寒いもの。
コンテンツ浴という仮初の休息のおかげで、なんとか息ができるのだ、ギリギリ正気を保てているのだ。
もう中毒と言えるかもしれない。
不健康ですね。悲しくなる。
私は一生人生に満足できないのかもしれない。
いやいや、直視しろよ、足掻け、戦え。
怖いけど生きろ。
応援しているよ。
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