懶惰・懶惰・懶惰

通勤電車で懶惰の歌留多(太宰治著)を読んだ。
懶惰という単語、初めて見た。
意味的には怠惰と同じらしいが、懶惰の方が相当に格好いい。

懶惰って書かれたTシャツ作ろうかな。良きネオニートTになりそう。


語弊があるかもしれないけれど、愛嬌のある文章で読みやすいなと思った。
前日に雪国を読み終わったばかりだったから、相対的によりそう感じたのかもしれない。
人のみっともない所、ものぐさな所、臆病な所、可愛い所が開けっぴろげに書かれていて安心する。
特に月から手紙をもらう章と沼のほとりで爺さんたちが句会をやっている章が好きだった。

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