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今季の阪神振り返り

レギュラーシーズンが終わったので
私的な採点をしてみようと思います。
0〜10点の点数と寸評を少し
期待値の高い選手には点数が辛くなっていますので
成績に準じていない部分もあります。

野手

近本7点 .285  6本 45打点
開幕からしばらくは近本個人軍と言ってもいいくらい
彼しか得点源が無かった。
4番を打つようになって打撃自体は変わってなかったと思うが1番と4番では相手の攻め方も
打順を迎えるシチュエーションも違う。
そこでリズムを崩したように見えた。
後半はオープンスタンスをさらに拡げてアベレージ特化タイプへ
率は上がったが本塁打は5/11の満塁弾を最後に出なくなった。
ギリギリまで引きつけて打つ形を取っていたので
レフトへの詰まった当たりも多かったが技術でそれをヒットにしていたのは流石。
来季はもう一度、強く振れるポイントの再確認を。
前半5月までに6本打てたなら二桁は打てるはずだ。

中野3点 .232  1本 32打点
今季は首位打者を目標に…という言葉を聞いて不安を覚えたのは春先。開幕から暫くは相手も昨年同様の警戒をしてくれていたのである程度の成績を残せていたが
初球は間違いなく見送るという部分を逆手に取られて
不利なカウントからの勝負を常とさせられて成績は落ち込んでいく。そんな中で近本が出塁しても進塁をさせられない打撃も続きチームも共に下降して行った。
素人の技術論で恐縮だが
所謂フライボール革命に近い、ボールの下からバットを入れてライナー、フライを打とうという意図は見れたが
残念ながら思うような結果は出せなかった。
2年連続全試合出場は大したものだが
身体に恵まれていない選手だけに、ある程度休ませながら好コンディションで使ってやりたいと思っているので
全試合にこだわる必要はないのではないだろうか。
若干守備面にも疲れの色が見える時期があった。
来季は全てやり直しの年になる。
挑戦者の気持ちを忘れずにやって欲しい

森下8点 .275  16本 73打点
誰が呼んだか「かち上げ打法」ファンの方にも疑問視してる方は多かったと思う。
今季はホームランにこだわりを持ってシーズンに入った森下は飛距離を伸ばすためにこの形を考えて実行した。
開幕からしばらくは体も元気だし周りも森下の変化についていけず八面六臂の活躍だったが
攻め方を見つけられてからは、正直打てる気がしないレベルまで落ち込んでしまった。
そのタイミングで二軍落ち。チームとしてはとてつもなく痛い二軍落ちで、実際森下がいない弊害で負けたゲームもある。
それでもただでは起きないのがこの男
打撃フォームをガラッと変えてセンター中心に打ち返す打撃を身につけて帰ってきた。
天性の飛ばすツボを持っておりタイガースで30本打てる数少ない選手。性格も明るく周りを巻き込んで行けるタイプでもありチームの中心になっていくだろう。
願わくば外野守備ももっと鍛えて欲しいと思う。

大山5点 .259  14本 68打点
4番として、チームの防波堤として
全ての責任を背負って野球をしているであろう大山
阪神の4番とはこれほどまでに過酷なものなのだ。
それでも大山の心は折れない。
チャンスで凡退しても必ず前を向いてベンチに帰ってくる。
他の選手に勇気を与えるために。
しかし身体はボロボロだろうと思う。膝の具合も心配だ。個人的には来季は若虎達にクリーンナップを任せて
彼らの後ろを打つ6番くらいでのびのびと打たせてやりたい。
打順が変わったからといって手を抜く人では無いのだから…

佐藤輝明6点 .268  16本 70打点
今年も開幕に苦しんだ。理由は明白で開幕すぐの元気なピッチャーの150キロ越えのストレートに弱点がある。
シーズン後半にストレートも打っていたが
大体は145キロ前後で、ここまでの球速なら
今の佐藤輝明ならどうとでも出来る。
とにかく問題は150キロ以上のストレートとフォークボール。フォークボールの高さから落ちずにストレート軌道なら佐藤のホームランボールなのでどうしても打ちにいってしまう。であるならば高めの速球に対してどこまでシラを切れるかがポイントかなと思う。
守備に関して言えばとにかく練習量をこなすしかない。
今季の凡プレーもシチュエーション不足を感じたので
とにかく三塁のケース守備をもっと練習すべきだ。
勝っても負けても見出しになる男。
つまり彼はミスタータイガースなのだから。

前川8点 .269  4本 42打点
今季1番伸びた選手と言えば彼をイメージするだろう。
じゃあどこが?と聞かれれば
それは1年間試合に出れるフィジカルがついたということ。
元々入団してきた高卒一年目の時から光っていたダイヤの原石。
ただ、この2年は溢れる才能に身体がついて行ってなかった。
今年は曲がりなりにも一軍フル完走。相当な自信になるハズ。贅沢を言えばあと一本ヒットを打って.270でフィニッシュして欲しかった。
彼も森下同様守備練習ももっと頑張ろうね。

梅野3点 .209  0本 15打点
私は梅野に辛い。それは彼のポテンシャルならもっと優秀なキャッチャーになれると信じていたから…
しかし彼も年齢を重ねて来季34歳。
もうトップレベルは難しいのかも知れない。
それでも今シーズン序盤は持ち前のブロッキングを生かして強いボールと縦の変化を武器とする才木辺りを上手くリードしていた。私も前半戦は坂本よりも梅野の方が、出来はいいなと思っていたが
終盤、所謂優勝争いの最中に悪いクセが出てしまった。
「弱気の虫」「変化球に頼ったリード」「外一辺倒」
ここ一番を勝ちきれない捕手は今年もそのレッテルを剥がすことが出来なかった。
複数年契約も終わり、来季の去就にも注目している。

坂本5点 .223  0本 12打点
開幕の青柳とのコンビで躓いたのが悪夢の始まり
開幕からコンビを組む青柳、伊藤将司は不調
村上は相手のエースとのマッチアップで思うように勝ち星を伸ばせず捕手別の勝率では梅野の後塵を拝した。
相当悩んだだろう。打撃の方まで考えられなかったのか
春先はバットも湿っており岡田監督の信頼も落としてしまった。
中盤以降はある程度昨年のようなリードの冴えも見せ
打撃も上向いてきたがチームを勝たせるには少し遅かった。
個人的には今年オールスターに出て選手として一段上がって欲しかっただけにそこも残念。
FA取得のCランクなので球団が是が非でも引き止めないといけない。将来の監督候補の1人なのだから。

木浪5点 .214  1本 35打点
昨シーズンが木浪のベストシーズンになるだろうなという予想はしていたので伸び代という部分の期待はしていなかったが予想以上に成績が落ちた。
もちろん、死球で怪我をしてしばらく離脱した影響もあるだろうが肉体面で怪我の他にも何か不安点があったのではないだろうか?
年齢的にも大きな伸び代はもうない。補強次第では
スーパーサブとしてセカンドも含めて堅実な守備力で勝負する形が理想だろう。

小幡3点 .241  1本 9打点
木浪が故障した際に定位置を取り切ったと思った矢先に
讀賣戦で本来突入時に肉離れを発症。長期離脱の憂き目にあった。
そもそもあの試合は小幡の肉離れが無ければ
楽々ホームインの場面でタイガースの勝ちも小幡の太ももと同じく砕け散ってしまった。
内野手の下半身の怪我は致命傷になりかねないので
今後のプレー内容は注視していかねばならないが
このまま内野手でいくにしろ、外野に周るにしろ
せっかくの恵まれた体躯が勿体無い。
もっと大きな打撃をしてもいいと思っている。

糸原5点 .216  0本 9打点
今季も左の代打の一番手として君臨。
序盤は、少し飛距離も意識してフォームを微調整していたように思う。
前半は偶にスタメンで出るようなくらいに状態が良かったが夏場に当たりが止まってしまった。
どちらかと言えばチャンスに犠牲フライを打つタイプではないので
彼を代打に出すシチュエーションはもっと考慮してあげて欲しいという部分はあるが
代打の難しさを再確認したシーズンであったと思う。

原口6点 .241  2本 9打点
今季も代打の切り札としてスタートしたものの
第三捕手的な立ち位置も求められて
彼に適した出場機会を与えてやれなかったのは
首脳陣のミス。
技術的には完全に1打席特化型にシフトしており
来季はとにかくこの切り札の切り時を首脳陣がしっかりと見極めれるかどうか。

島田6点 .275  0本 2打点
使い方を間違わなければ必ずチームの力になれる選手だ。
ただしスターティングメンバーではなくリザーブとして最も能力が発揮できるので
起用法にはしっかりと処方箋が必要だ。
代走が最も適しているが、代走や守備固めから回ってきた打席では非常にしぶとさも発揮して打席でも躍動する。
しかし代打はダメだ。彼の生活を潤すのは使う側にも大きな責任がある事を首脳陣は理解しなければならない。

井上5点 .212  3本 8打点
ようやく金の卵が胎動を始めたか。
入団時から期待された大砲候補がフォームチェンジなどの紆余曲折を経てプロ初本塁打を打った。
東や小笠原などリーグを代表する投手からホームランを打てる力は本物。
ただし、まだまだ脆さも同居。三振も多い。
ストレートを気持ちよくスイングする事で認められる時期はそう長くない。来季への課題は本人が1番よく分かっている。

小野寺2点 .148  0本 0打点
昨年は関本を彷彿とさせる一軍しがみつき打法で
規定未達ながら3割越えの好成績でリーグ優勝に貢献した小野寺。
今季は大学時代の売り物の長打力を伸ばすために
岡田監督の提唱する手首を返して飛ばす打法の取得に挑んだが結果的には失敗に終わった。
昨年積み上げた自信や実績は全て振り出しに戻ったが
元来が育成の悔しさをバネに這い上がってきた男。
来季ジャンプアップするために一時的に屈んだだけだ。

野口4点 .189  0本 5打点
支配下登録、一軍初出場、初安打、初打点。
今季の野口はそれで充分だろう。
まだまだ走攻守にレベルアップは求められる。
おそらく不器用なタイプ。しかしプロでは不器用な人が徹頭徹尾の努力をする事で大成してきた事実がある。
まずはもっともっと振ることだ。
チャンスにファーストストライクを見逃す野口はまだ見たくない。

渡邉諒7点 .260  2本 11打点
中盤以降は代打の切り札的存在に成長。
懐の深いフォームから直球破壊王子の異名そのままに
快打を見せてくれた。
年齢的にも劇的な守備力の向上は難しいだろうが
三塁手、一塁手の守備を練習して
ゲーム展開次第では主力を休ませる存在にはなって欲しい。
個人的にはあのレベルで真っ直ぐを打てるなら
スライダーを打ち出したらかつての真弓のような存在になれると思うのだが…

熊谷5点 .125  0本 0打点
もっと出番があっても良いと思っている選手の筆頭がこの熊谷だ。
守備力、走力は一軍ベンチの中でも上位。
本来ショートストップの選手なので木浪の代役にも
そして近年はセカンドでノック等を受けているのでセカンド中野の代役にも対応出来る。
熊谷を上手く使ってレギュラーのコンディションを高いレベルで安定させて欲しいと切に願う。

投手

才木8点
完全にエースへの階段を歩み始めた才木
特に開幕から2ヶ月は連敗ストッパーとしても重責を担った。
少し変調が見えたのはオールスターから。
ストレートで空振りが取れなくなりフォークにも対応されるようになり球数を要する登板が増えた。
もう少しスライダーやカーブでカウントを取ったり
インコースにも強いボールで勝負すれば楽に抑えられると思うのだが…

村上5点
今年は開幕から相手チームのエース格とのマッチアップが多く、防御率の割に勝ち星に恵まれないまま調子も落としていった印象だ。
初球を痛打されるシーンも見受けられ
真っ直ぐ自体のキレも去年よりは物足りなかったのかも知れないが、そもそも去年が実質一年目の大車輪の活躍。
シーズンオフの疲れもあったか。
マツダスタジアムでの涙は彼の成長物語のアクセント。
来季は巻き返しに大きく期待出来る。

大竹8点
2年連続の二桁勝利は実力の証明。
投手は球速だけではないというお手本のようなタイプではあるが投球の根幹はストレート。
超スローボールでも話題になった。
調子の良し悪しが成績に直結しにくいタイプだと思うので来季もある程度の計算は出来るのではないだろうか。

青柳2点
かつて2年連続で最多勝を獲得した輝きも完全に燻んでしまう。そんなシーズンだった青柳。
開幕戦の森下の打球が抜けていてあの試合を勝ち投手になれていれば流れも変わっていたのかも知れないが
何よりもストライクゾーンで勝負しない逃げ腰のピッチングが目立った。
エースが逃げていてはチームの士気に拘る。
チームに勇気を与える投球とは何かをもう一度見つめ直して欲しい。それが出来る人なのだから。

伊藤将司1点
今季のV逸は全ての選手、フロント、首脳陣の責任ではあるが投手陣では筆頭に名前が上がるのが伊藤将司。
横浜スタジアムでの背信投球はチームにとって非常に痛いものであった。
今季の不調は肉体的な勤続疲労なのか?
球速が140そこそこ止まりでキレもなく、その結果変化球も見切られるという悪循環。
まずは走り込み、投げ込みからやり直しだろう。

西勇輝6点
シーズン序盤は安定感のある投球でローテーションを守っていたが勝負どころの9月に厳しい投球が続いてしまった。
讀賣戦のコールドゲームなど可哀想な試合もあったが
ホームランの出やすい球場では厳しいのかも知れない。
来季は甲子園とバンテリンドーム中心の投球でいいのでは?

ビーズリー8点
今季最もチームにとって嬉しい誤算だったのはビーズリーの快投だろう。
開幕こそ体調不良で出遅れたがチームに合流してからは安定感のある投球で連戦連勝の活躍。
特に右打者に対してはスライダーの威力が倍増で打たれるイメージが沸かなかった。
末永くタイガースに在籍してファンに愛される助っ人外国人投手として活躍して欲しいと切に願う。

高橋遥人9点
夏の日差しと共に復活したリーグ最強の左腕。
開幕前に評論家の能見篤史が「あなたが一番凄いんだから」と言っていたがその言葉は嘘では無かった。
まだ腕にボルトが入っており今年の投球でも5〜6割の出来だろう。
来季開幕からフル活動出来ればどれだけの成績を残すのか。今から楽しみでならない。

岩崎7点
今年もクローザーとして、セットアッパーとして大車輪の活躍。どうしても打たれると負けに直結するポジションなのでファンから責められることも多いが年間60試合登板を続けていることがチームからの信頼の証。
ブルペンリーダーとしてもチームに欠かせない戦力で来季も上積みは厳しいと思うが頑張って欲しい。

ゲラ7点
開幕前から矢野前監督が球種の少なさに苦言を呈していたが、不調時にはその部分が顕著に出てしまった。
ストレート、スライダーともに疲労からキレが落ち相手バッターに対応された。
ファームから復帰後はストレートの威力も戻り安定した投球でセットアップを勤めた。
オフにチェンジアップを覚えればスーパーな投手になるのでは?と思っている。

桐敷9点
今季もし連覇していればMVPレベルの貢献度だったのが桐敷。よく野球に詳しくないファンが「桐敷を使いすぎる」とクレームを言っていたが、個人的には桐敷は間隔が開いた方がイマイチの投球になっていた気がするので
ある程度投げていた方が良いのだろう。
オフの休養はしっかり取ってもらって来季もドンドン投げてもらおう。中継ぎは投げないと給料も上がらないのだから。

石井8点
桐敷と並んでMVPレベルの活躍をした石井。
ルーキー時代はストレートでしかカウントを作れなかったがシンカー、チェンジアップの精度が増して
元々のストロングポイントの真っ直ぐが更に輝きを増した。
石井も連投でも大丈夫なタイプでチームにとって大切な戦力。だからこそ大事にオフを過ごして欲しい。

岡留5点
キャンプの時点で今季の飛躍に期待した1人だが
期待ほどは伸びなかったという感想。
特にシーズン中盤から真っ直ぐの威力が落ちたように思う。スライダーの軌道は唯一無二のレベルにあるので
真っ直ぐをもっと磨くこと。そうすればセットアップの位置を任せられる投手になる。

富田6点
主にビハインドゲームの登板でも防御率0点台はよく頑張った。球速はさほどないのだが投げっぷりが良くなった。テンポも早くビハインドで投げる意図を理解している。このまま中継ぎで育てるのが彼にとっては良いのでは?先発を目指すならツーシーム系の取得が鍵になる。

浜地2点
一昨年の輝きは今年も戻らず。細かいコントロールが影を潜めている。まだ若く期待の選手なのだが、このままでは現役ドラフトの対象になるかも知れない。

漆原6点
現役ドラフト一年目。期待以上の働きをしたのではないだろうか?強い真っ直ぐを武器にビハインドでも腕を振るった。ビハインドの時は良いのだが、勝ちゲームや同点だと守りに入ってストライクゾーンで勝負出来なくなるのは勿体無い。来季はそこを修正して勝ちパターンに入りたい。

及川5点
個人的には中継ぎの方が良いと思うのだが先発に回った讀賣戦で好投するも負け投手になった試合が勿体なかった。
ただ来季も先発をするのならスプリット系のボールの取得を目指してはどうか?

島本4点
今季はコントロールに苦しんだ。島本のみならずタイガースの投手が全体的に審判との相性が良くなかったように思う。
年齢的にも更に飛躍は難しいだろうがベンチの使い勝手の良いベテラン投手としてまだまだ頑張って欲しい。

総評
岡田監督が個人記録を目指してやれば良いと選手に言ったことで何人かの選手がちょっと勘違いしてしまった感がある今シーズン。
4月、5月から後半のようなベンチからの指示を出していれば逆に3ゲーム差くらいつけて連覇していたのでは?と思うがこれも負け犬の遠吠え。

そんな中でも投手陣は全体的によく頑張った。
打線が機能しなかったとよく言われるが、全体的に見れば打線よりも細かい走塁や状況判断の不味さが取れる点数を取れなくしたように思う。

かつての讀賣が4番打者ばかり集めても勝てなかったように各打順の役割をしっかりとやればちゃんと点数は取れる。
チャンスに三振だけはダメな場面でどれだけ三振を見てきたか。それもファーストストライクを見逃し、2球目のボール球に手を出しファウル。そして三振。
する選手は何度も繰り返した。反省がないのか?技術が足らないのか?首脳陣は見極めて技術が足りないならば適材適所の使い方を徹底すべきだ。

補強ポイントは二遊間と中継ぎ投手。
ドラフトやFAではこの辺りを上手く戦力アップしたい。

まだCSが残っているので日本シリーズチャンピオンを目指してポストシーズンを戦って欲しいと思う。

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