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9年前の「温故知新」、旧きニュースの抱腹絶倒 村上隆アバンギャルド

きのう不倫騒動について書こうと思案していたところ、のっぴきならない記事を見たので、それに没頭してしまったので、飛ばしたその続編を書くまでに至りませんでした。
いまそれどころの話をしている政治事情なんかじゃありませんよ、隣家の熊さんが、告げ口、してくれましたが、いやいやどうして、それに勝るとも劣らない、国内ニュースがあったのを記事にします。

ご存じでしたか皆さん? といっても先刻ご承知の東京五輪の「後始末」事件ですが、それ以前でも、「キャラクター」デザインについての「問答」がいろいろあって、それを今読むと、とても面白いと思ったので、(封印)矢のごとし・・・、と遊んでみました。

そもそも話題は、無償で扉に描いた絵がオークションに出品されていた
「人を信じて何回裏切られたか」奈良美智落胆 11月22日 17時6分 J-CASTニュース でした。

奈良美智氏の絵は、すでにご存じでしょうから飛ばします。その描いた絵が、オークションで売られた、というのを本人が知って不快感を抱いたという結末でした。

それは無償提供した絵で、本人の善意を無視した、という内容の記事でした。まあよくある話で、プロでも素人でも同じことは、ままあります。

そこに、関連記事として「村上隆」の五輪マスコットキャラクターの話があって、それがネットで散々叩かれている、という話を、本人がそれについて反論したという経緯でした。その一部を抜粋してみましょう。

■2020年五輪の東京開催が決定すると、インターネット上では早くも開会式の話で持ちきりだ。そのような中で、芸術担当や公式マスコットキャラクターのデザインには村上隆さんが起用されるのでは、という話が浮上した。 村上さんといえば、フィギュア作品「マイ・ロンサム・カウボーイ」が約1500万ドル(約16億円)で落札されたり、フランス・パリ郊外のヴェルサイユ宮殿内で作品展が開催されたりと世界を舞台に活躍する人物だ。しかし、アニメや美少女キャラクターなどを題材にしたポップアート作品は「オタク文化を利用し商売している」と、日本のオタク層からは批判を受けてきた。
五輪公式キャラについては賛成意見も多いものの、
「東京オリンピック2020の何が嫌ってマスコットキャラクターデザイン村上隆ってなりそうなのが嫌」
「個人的な一番の心配は、村上隆がどや顔ででしゃばることなんだよな」
「東京オリンピックに村上隆なんぞを関わらせるほど軽薄ではない~と信じたいが、クールジャパンとか寒いこと言ってるくらいだからなあ」
など批判的なコメントも少なくない。
こうした自身への反対意見を受け、村上さんは「兎に角何でもかんでもdisられる身にもなってみろ!クソ!」「なんで俺がこんだけボロクソに言われにゃアカンのかね?ほんま。なんもないのに」などとツイート。「発言したわけでも、すでに何か決定したわけでもないのに、批判的な意見が飛び交っている」、ことに不満をこぼした。
村上隆? ネットのバッシングに本人イライラ 2013年09月09日18時24分
J-CASTニュース 部分引用

その記事だけで、村上氏が、社会的に一部ネット民から嫌われいているのが判ります。といってもそれらは氏に対する「情緒論批判」であって、「あんたのその髭の長さが気に入らない」程度の感情論のような気がします。

「東京オリンピックに村上隆なんぞを関わらせるほど軽薄ではない~」という反論は、すでに終わった五輪結果論と比較すると、まったく正反対な結果になったことは皮肉な結果です。

勘繰れば、その「疑わしき教会の存在」も否定できないという、二重三重の官民癒着構造も、その時、解明しておけばよかったことは、後の祭りでしかないです。

旧い昔の「骨董」(紫禁城秘蔵品)は芸術品か

先日このnote記事で「バンクシー」がどうのこうのとありましたので、そのことに触れてみましょう。

その「バンクシー」芸術諭でしたが、現状、オークション高値売買、という条件付け、でいったら、ヨーロッパ的市場操作の産物で、芸術品には当たらない、と思いましたが、じゃ、ピカソやダビンチは、それとはちがうかといったら、同じくオークション売買の対象ですから、その差は無いと思われました。単純なはなし、売り手と買い手の、(オークション)価格が合えば、それで価値が決定し、市場に流通するという構図です。

そこで思ったのが歴史的な美術品の襖絵や掛軸絵、そして古文書などで、中には個人所有国宝級もありますが、金がなくなったら売買するのでしよう。

その中には中国王朝が崩壊したときの、膨大な「国宝」骨董品があります。「ラストエンペラー」映画で知られた愛新覚羅 「溥儀」ですが、王権消滅の後でも、生きながらえる生涯の映画には、そのことについては言及しなかった。

しかし、残された「殷」代より伝わる秘宝も蔵に収蔵されていて、王政崩壊とともに、それらは世界に散逸した、という歴史があります。
ちょうど日本が「満州国」建国の時期と重なり、やがてそれも瓦解すると、それらの膨大な骨董類が「雲散霧消」したという歴史の事実でした。

その内容をNHKテレビでやっていたので、その保存してある記録を整理して、いずれ発表したいと思います。それは当時の軍閥とも関連して、とてもエキサイティングな歴史物語です。

2020年東京五輪の思い出話し(村上隆)編

2022年11月23日

2020年東京五輪の思い出話し(村上隆)編

「東京五輪」キャラデザインは村上隆? ネットのバッシングに本人イライラ

2013年09月09日18時24分J-CASTニュース 東京での開催が決定した2020年夏季五輪で、公式マスコットキャラクターなどのデザインに現代美術家・村上隆さん(51)が起用されるのでは、という話がインターネット上に持ち上がっている。

中には反対意見も多く、ついに村上隆さんが「なんで俺がこんだけボロクソに言われにゃアカンのかね?」と2013年9月9日、ツイッター上で不満を露にした。
「何でもかんでもdisられる身にもなってみろ!」

2020年五輪の東京開催が決定すると、インターネット上では早くも開会式の話で持ちきりだ。そのような中で、芸術担当や公式マスコットキャラクターのデザインには村上隆さんが起用されるのでは、という話が浮上した。
村上さんといえば、フィギュア作品「マイ・ロンサム・カウボーイ」が約1500万ドル(約16億円)で落札されたり、フランス・パリ郊外のヴェルサイユ宮殿内で作品展が開催されたりと世界を舞台に活躍する人物だ。

 しかし、アニメや美少女キャラクターなどを題材にしたポップアート作品は「オタク文化を利用し商売している」と、日本のオタク層からは批判を受けてきた。
五輪公式キャラについては賛成意見も多いものの、
「東京オリンピック2020の何が嫌ってマスコットキャラクターデザイン村上隆ってなりそうなのが嫌」
「個人的な一番の心配は、村上隆がどや顔ででしゃばることなんだよな」
「東京オリンピックに村上隆なんぞを関わらせるほど軽薄ではない~と信じたいが、クールジャパンとか寒いこと言ってるくらいだからなあ」

など批判的なコメントも少なくない。
こうした自身への反対意見を受け、村上さんは「兎に角何でもかんでもdisられる身にもなってみろ!クソ!」「なんで俺がこんだけボロクソに言われにゃアカンのかね?ほんま。なんもないのに」などとツイート。「発言したわけでも、すでに何か決定したわけでもないのに、批判的な意見が飛び交っている」、ことに不満をこぼした。
「公式のオファーは絶対に来ません」と断言

今後のオファーの可能性についても「日本人的な感性で言うと、村上は扱い辛いので公式のオファーは絶対に来ません。
 来ても絶対にうまく行きません。西欧からのオファーに対応可能なのはARTへのリスペクトがオファーする側にあるから。仕方が無い実情です」と否定している。
最後には「2020年の東京オリンピック決定の日からの数日は、俺の人生の中でトラウマになったよ。アキラ(編注:漫画作品「AKIRA」)の設定と同じだわぁ~い!って素朴に喜んでたのに。
 アキラの世界観に染まったオリンピックを見たいものです、とか、そういう気分だったのに」と愚痴をこぼした。
インターネット上ではマスコットキャラクターデザインのほかにも、出演者に「AKB48」や「初音ミク」、「ガンダム」、演出には宮藤官九郎さん、宮崎駿さんなどの名前があがり、ああでもないこうでもないと予想をして楽しんでいるようだ。ツイッター上では「こんな東京五輪は嫌だ」といったハッシュタグも登場し、盛り上がりを見せている。

(※すでに終わった汚職まみれの2020東京五輪、逆説論でいったら、最高殊勲芸術作家の画家は、「村上隆」だったということを日本社会は、肝に命じるべきだろう) 

2022年11月23日 日本全国「新嘗祭」記述
構成編集 #つしま昇

画像 クリスチャン・ラッセン ウイキペディア

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