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Happy New Yearは、何がめでたいか

1月7日、―日本始動2日目なので、休み明け、ということで、その正月の起源について感じたことをだらだら書きました。

今日はその「七草」で、一つの節目として、仕事はじめなのでしょう。

七草~、毎年1月7日の「人日の節句」に食べます。人日の節句は日本の五節句のひとつで、七草粥を食べる習慣から七草の節句とも呼ばれます。その
七草粥には、春の七草を刻んで入れて邪気を払って無病息災や長寿を願います。また、正月料理で疲れた胃腸を休めるという意味も含まれています。と、検索回答ですが、昨今、その粥を食べているヒマがありません。

昨日もかきましたが、「新年おめでとうございます」って、なにがお目出度いのか、そして世界情勢を俯瞰してみれば、お目出度いことは何一つないことは、そのニュースを見れば判ります。ましてや戦禍の中で「難民」生活を余儀なくされた世界の人々に、水も食料もない生活は、この日本では考えにくいことです。

としても「新年祝い」は、歴史的慣習に育まれた行事のひとつですから、こぞって新年を祝い、神社に詣でて祈願するのでしょう。ですからそのお願いする人(神様)が誰であるのか、詳しく知る必要もないし、明治維新よりの「政教分離」によって意識統制があって、それが誰か、というのを律令的に統制して、意識をやわらげたという改革の結果でした。

これは、確定的なロジックまた説とは断言できませんが、やっぱり日本の暦と太陰暦(今はローマグレゴリオ暦1582年)は、長い間、日本の指針であり、国家統制の大きな柱であったことはいうまでもありません。

そんなことで正月の起源、らしきものを探ってみました。

■儒教と正月の関係は、中国の正月行事と日本の正月行事の共通点として、年神様を迎える、年始回りをする、家族で食事をする、祭る活動などがある。お正月の由来は、年神様をお迎えして、その年の健康や幸福を授けてもらうために行われる行事だった。
年神様は「歳徳神(としとくじん)」や「正月様」とも呼ばれ、子孫繁栄や五穀豊穣の神様とされている。昔の人は、祖先の霊が田の神や山の神になり、正月には年神となって子孫の繁栄を見守ってくれるのだと考えていたようだ。スタイルとしてこんなもがある。
年神様を迎える、年始回りをする、家族で食事をする、 祭る活動(中国の「祭 神」と日本の「初詣」。昔は1月全体を指していたが、現在は特に三が日をお正月と呼ぶようになっている。

儒教の教え
儒教は、孔子によって始められた思想体系であり、特に中国や東アジアの他の地域で大きな影響を与えた。正月は元々、旧暦の新年を指し、儒教の価値観が浸透する中で、家族の団欒や先祖への敬意、礼儀作法といった要素が強調されるようになった。儒教の影響下で、正月は個人の道徳的行動や社会の秩序を再確認する機会としても見なされた。
家族と先祖への敬意: 儒教では、家族の絆と先祖への尊敬が重視されます。正月は家族が集まり、先祖を思い出す時間として位置付けられる。この時期に行われる祭りや儀式は、儒教の「孝」(こう、親への尊敬と感謝)の精神を反映してる。
儒教が重んじる礼儀正しさや節度を示す場である。例えば、年長者への挨拶やお年玉の贈与など、社会的な役割や年齢による尊敬の表現がそれだ。これは儒教における「礼」の概念を体現している。
社会秩序と和合: 正月は社会全体が新たな始まりを祝う時間でもあり、儒教の「和」(わ、調和)の理念が反映される。社会の調和を保つための礼儀や習慣が強調されることで、共同体の結束が強化される意味合いがあった。

日本では、明治維新以降、西暦の1月1日が公式の新年と定められましたが、儒教の影響は依然としてのこっている。
例えば、初詣やおせち料理などは、儒教の影響を受けた神道や仏教の習慣とも融合しつつ、家族の絆を強め、社会の秩序を再確認する機会として機能していた。儒教は正月の文化的・社会的な側面に深く影響を与え、その影響は現代の日本を含む東アジアの新年行事に見て取れます。 x  Grok~

AI による概要(Google)
正月がめでたいのは、新年の神様である年神様をお迎えして祝う日であるためです。年神様は、お米や麦など五穀を守る農耕の神様で、訪れた家の人々にお年玉(年魂)を与え生命力を授けると信仰されてきました。そのため、正月は農耕民族であった日本人にとって最も大切な神事でした。
正月には、災厄や疫病、悪運など不幸を払い、年神様とともによい運気と福徳を迎え入れるためのさまざまな風習や行事が生まれました。初詣、御年酒、おせち料理、年賀状など、正月の習俗にはうるわしい日本の心が感じられます。正月を「正」と呼ぶのは、「正」と言う字に、年の初め、年を改めるという意味がある。

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新年の、それにあやかった人がいた。ゴルフの松山選手で、ハワイの試合で、いきなり金字塔の優勝を果たした。

松山英樹が開幕戦V、PGA新記録「-35」樹立 衝撃の4日間でアジア人最多11勝目「記録出せて嬉しい」 THE ANSWER

因みに、同じハワイトーナメントで優勝した選手が青木功氏だ。
1983年に最終日の18番で青木功が伝説のチップインイーグルを決めて劇的な優勝を決めた。

松山のスコア PGA新記録「-35」とんでもない記録だ。多分、これは、世界史上初の記録で、ギネスブック入り間違いなし。向こう百年記録として残る快心劇だ。

※以下は問題の「USスチール」買収交渉失敗ニュースだが、国内明るいニュースもなく、話題にもならないと没、にしたが、現状日本の投影事項であり、コメントとして一言。

バイデン米大統領、日本製鉄のUSスチール買収計画を阻止 安全保障上のリスクがあると
日米関係に悪影響を及ぼし、外国投資家を遠ざける可能性があるとの懸念があるなか、政治的公約を守る形になった。バイデン大統領は買収を禁止した理由として、国家安全保障への脅威を挙げ、アメリカの鉄鋼業界とそのサプライチェーンを強化するためには、国内での所有が重要だと述べた。USスチールの買収は、2024年のアメリカ大統領選挙で争点のひとつになっていた。全米鉄鋼労働組合もこの取引に反対しており、圧力をかけていた。
日本製鉄とUSスチールは、バイデン大統領の決定から、買収案の検討が政治的利益のために「ゆがめられた」のは明らかだと述べた。
BBC 2025年1月4日

他のニュースソースも、確定的に失敗原因を明言していないし、それがアメリカなのか日本なのか、曖昧な言及しか訊かない。ハッキリしているのがUSスチール側労組の強い反対、というファクターらしい。
としても、落ちぶれ製鉄企業の救世主として日鉄が名乗りを上げたはずが、現況、総スカン、というのは、逆説論で云えば、日本側の根回し不足であり、知識不足であり、百戦錬磨の交渉相手労組に、まったく刃が立たない、そんなことではないのか。
だとしてら、その本質は買収云々ではなく、政治手練手管戦の負け、そう認識せざるを得ない。カナダ企業の日本セブンイレブン買収も、同じケースに思えるのは、その「ネゴシエーション」優劣差で負けた、そんなことだろう。
としても昨今、そのけ負け方、がいま日本で込んでいて博打の世界でも、額が大きいと命と対価、ということだってある。日本の大金持ち小金持ち、全員参加で、その勝負に挑んで欲しい。



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