「世界のキタノ」は自称いたん
タケシ 俺はトップっていう意識はないよ
異端だよ――「世界のキタノ」が振り返る監督業、そして芸能生活 #昭和98年
2023/11/22(水) 17:24配信 Yahoo!ニュース オリジナル 特集
なぜ映画を撮るのか問うと、「何をやってもダメだから」と答えた北野武(76)。「やっぱり俺は、芸人だよ。それも、中途半端な芸人。まだみんなに認められてねえなって」。
自分に一番ぴったりくるものを模索し続けているうちに、「こうなっちゃった」と照れ笑い。
「人間五十年」の時代の男たちのドラマを描きながら、現「100年時代」の日本人を見つめる、“異端児”北野武の仕事観、そして死生観とは。
(取材・文:山野井春絵/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース オリジナル特集編集部 ) 冒頭記事引用
~~~
今朝はそんな記事を書いてみました。相手がタケシですから、まあ媚な記事なんでしょう。最近の芸能関係記事は人気がありますが、これはどうでしょうか、右か左か、はっきり分かれます。
きたのたけし、ですから俎上に載せても料理の方法がありません。ですから、方法として、記事のコメントを一通り読んで、その世間がどう見ているか、それがホンネじゃないかと思います。どんな難しい本でも、あとがき、があって、それを読むと全体が理解できることがあります。
世の中、納得できないことが沢山あって、朝、向かう職場環境にしたって、そんな感じで、それを思っただけで鬱蒼としてしまう。セクハラとかいじめとか、最悪、過労で絶命するなんてことは、ニュースによく載ってます。そんな代弁者のようにも取れます。
私だってそう思うことは、しょっちゅうで、いつも頭脳回路がボーっとしていてスッキリしない。帯状疱疹みたいなやつ~。
だから、いつも観ているアメリカ映画でやっているような薬物依存常習のようなドラックで一発逆転、と思うのは有り得る話の発想ですね。(安易な行動は身の破滅だ)
それで記事のコメントを先に載せましょう。私のも掲載して本末転倒は判ってますが、これがホンネ、言い得て妙、という話しです。
「俺はトップっていう意識はない」 記事一部コメント~抜粋
mi6゛
アウトレイジなんてその典型だよね。稼がせてくれる監督さんでないと良いキャストさん達も集まらないもんな。最期はどんな映画を観せてくれるのだろう。おそらくそれは、たけしさんの頭の中では既に固まりつつあるのだと思う。
tak゛
何を気取ってるんだか悪いけど北野武の仕事に感心した事は一度もない。漫才師としても監督としてもお笑いタレントとしてもイマイチ。俳優辺りなら見れん事もないけど、セリフ回しが下手だし何を言ってるのかもよく判らん。テレビの中で喋ってても周りが気を遣って、喋り終わるのを待ってから笑ってるのがありありと判る。忖度しない危険な男を気取りながら周りに忖度させてる事に気付けよな。『俺はトップという意識はない』と言いながら弟子を集めて納車されたロールスロイスの自慢してるって、生き方としてかなりカッコ悪い。
typ゛
お金がどうとか本当かわからん報道もあるけど、最後は女性に騙されて全て失ってヴェネツィアのトロフィーが質屋に並んでいたら笑う。(たけしがコントでやっていた)
なんだ、北野武は天才かもしれないけど、ビートたけしはあほんじゃんと。
jwy゛
たけしさんは、外国に媚び売ってはダメとインタビューの中でおっしゃっていますが10年以上前ですが、私がイタリアに住んでいた時はたけしさんの人気はすごくて、普通に電車の中で私が日本人だとわかると北野武について何でもいいので教えてくださいと現地の人から話しかけられた事が何度もあります。私が日本では映画監督のほかに、お笑い芸人としても有名ですと言ったところ信じてもらえませんでした(笑)コマネチを電車の中でやったところ皆さん笑っていました。他の国でどのような扱いなのか分かりませんが、少なくともイタリアでは芸術家のような扱いをされています。「首」もイタリアでは受け入れられると思います!
他゛
北野で笑ったことがないし、凄いと思ったこともない、過剰評価だと思っていた。映画監督も怪しい、ところどころにアイデアは入れるかもしれないが、ほとんどは周りにいるプロがやってるのだろう、いわば名前貸しのような感じと考える。まぁ自己評価は正しいよ、それだけは正直でたいしたもんだ。
ビートたけしを独立させた愛人「ゴンちゃん」は18歳年下
2014年の不倫発覚当時、「たけしが全財産を手放してでも一緒になりたい愛人」と謳われた “ゴンちゃん” だったが、いまやたけしの収入という大きな財産を手にすることになった。https://smart-flash.jp/showbiz/37027/1/1/
(週刊FLASH 2018年4月10日号)
自分゛
三島由紀夫が東大全共闘と対峙 1969年(昭和44年)5月13日の火曜日の午後2時 討論 三島由紀夫vs.東大全共闘
コメント「433」、の順でしたから、知名度数はさすがですね。それを読むと賛否両論のようですがね、上と下の評価が一緒にあるというのはたけしらしい。その世代ってのは、1969年(昭和44年)5月13日の火曜日の午後2時、「討論 三島由紀夫vs.東大全共闘」をリアルタイムで観ている世代です。たけしの最後の映画は、此れしかないとおもうのですが、それまで元気でいるかどうか、それが気がかりです。11/23(新嘗祭)
(note紙面は、そんな内容は好まれない。「自称異端という似非に対する排他思想」の日本リテラシーに埋没してしまう。三島由紀夫がノーベル文学賞でなくて1968年日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成。その理由は不明)
タケシ 俺はトップっていう意識はないよ
異端だよ――「世界のキタノ」が振り返る監督業、そして芸能生活 #昭和98年
2023/11/22(水) 17:24配信 Yahoo!ニュース オリジナル 特集
「今思えば、漫才師というのはアスリートのようなもの。若くないとできない。40代でもう頭、体力が追いつかなかった。だから映画とかに手を出した。本当のことを言うと、なぜいろんなものをやるかって、それは、何をやってもダメだから。自分の仕事には、何も満足していません」
映画監督として世界的な名声を得ながら、お笑い芸人、タレントでもあり続ける理由を北野武(76)はそう話した。
「満足していない」の本意を尋ねると、北野は、さまざまな仕事が並行する様子を陸上競技になぞらえた。
「十種競技だったら、俺、1位だなとは思うよ。総合チャンピオンかもしれない。でも1500mでも走り幅跳びでも、本当の1種目だったら、もっと強いのがいるじゃない。やっぱり勝てねえなって、そういう気持ちは、すごくある。
俺は、漫才もテレビも、映画監督も役者もなんでも、芸人という言葉でひとくくりにしてる。やっぱり、俺は芸人だよ。それも中途半端な芸人で、まだみんなに認められてねえなっていうかね。どの分野見ても、こいつはすごいなって人がいる。一回もトップになんか立ってないんだよ」
海外に媚を売ったらダメ
その述懐は意外だった。
「世界のキタノ」だ。日本の映画界、ひいては芸能界のトップ。大多数がそう北野を仰ぎ見ている。
「うーん。俺はトップっていう意識はない。異端だよ。
異端者のトップだとは思うけど。何かの集合体の上にいるわけではなくて、そこから転げ落ちちゃった、弾き飛ばされた、孤高の人だと思っているし。余計な権力争いもないし、楽でいいやって。
好きなこと言ってりゃいいしね。だから、政治なんかには無関心。関心があるのは税金だけ。高け~よ!って文句言うだけ(笑)」
「世界の」という冠も、自分からのせるつもりはない
作品に対する海外からの評価を意識するかと尋ねると、首を振った。
「海外の客を意識するのは、本当に日本の監督の一番ダメなところだと思う。無視してなきゃダメなんだよ。だから向こう(海外)の人が興味を持つんで。媚を売った瞬間に、向こうの人はね、気がつくから。
『あんたたちには分かんなくたっていい』っていう状態でいいのであって、『同じようにこう考えます』みたいなことは、やると見透かされる。
インタビューでも、禅とか武士道とか言った瞬間に、ウソだってバレるよ。日本のそういうものに興味があると勘違いして日本の監督がよく答えるんだけど、あれも全然相手にされてないから。やめたほうがいい」
“異端児”として芸能界を生き抜き、そこに渦巻く闇も、数えきれないほど目にしてきた。
「こういう世界でよくぞ今までやってこられたなと」長い芸能人生では、裏切られたことも、裏切ったこともある、と振り返る。
「もう何十年もこの世界にいるけど、裏切り、裏切られというのは、動物のドキュメントと同じように、弱肉強食の世界だと思うんですよ。ライオンも悪いと思ってガゼルを襲うわけじゃない、腹減ってるからだよ。ガゼルも食われるときは『しょうがねえ』と思っている感じがあって。その時代に、その世界にいるということなんだから」
かつて、北野にとってのスターといえば、巨人軍の王貞治、長嶋茂雄だった。
日本人選手がメジャーリーグへ行くようになった今、たとえばイチローや大谷翔平と、王・長嶋を比べるのはナンセンスだ、と北野は言う。
「能力だけで見たらそりゃ長嶋さんよりも大谷のほうが優れているかもしれない。
でも長嶋さんは今でも俺たちの世代にとって神様なんだよね。時代背景と、そこにいた人を、パッケージで考えないと、すごさがわからない、これは芸能界も同じだと思う。
美空ひばりさんだって、あの時代だから輝いたのであって。だから過去の、たとえば織田信長がすごいからって現代に連れてきて、日本を采配してもらうとなったら、プーチン以上に、ポル・ポトよりもひどいことになるだろうね(笑)。だからどんな評価も、その時代と一緒に考えないといけない、と俺は思ってるわけ」
俳優“ビートたけし”は、顛末の鍵を握る羽柴秀吉を演じている。
「個人的には、柴田勝家とか、ああいうのが好き。今回の映画には出てこないけどね。織田信長は、安土城の下に天皇のための屋敷をつくって上に立とうとしたり、寺を焼き払ったり……まあ痛い人、というかやり過ぎ、あんまり好きじゃない。合理主義者だとは思うけど、ちょっと飛んじゃってる感じがある。
で、明智光秀も、何かインチキくさいじゃない? いろんなところに顔出して。そうすると、好きじゃないけど、秀吉になっちゃう。
百姓に生まれて、天下取りに、いろんなことをしてのぼりつめた。そこを認めるっていうかね。昔から、タレントを戦国武将になぞらえたような本がよくあって、信長がぼんちおさむちゃんとか、(島田)紳助が明智光秀とか(笑)。
で、俺がたいてい秀吉なんだよね。イメージ的にも、やりやすいのは秀吉だな、というのはあったし、監督を同時にやるにあたっては、ちょうどいいかなと」(談)
以下割愛
ビートたけし|人物| BIGLOBEニュース画
livedoor 編集
http://blog.livedoor.jp/raki333/archives/52189402.html
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?