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イソップ御伽草子「石の家と紙の家」

「いじゅう」は大昔のブラジル移民とはまったく別問題か

■心理学の用語で「好意の返報性」という言葉があります。

という「崇(たかし)」さんの洞察力は、ここでもあてはまることと、引用しました。
というのは、下記の「いじゆう」問題は一見、別物のようですが、「好意の返報性」で照らしてみると、その範疇に括られることがわかります。

なにがその原因かといったら、人間心理の葛藤が、そこに潜んでいて、どんなケースでも、自分と相手(夫婦間も同じ)との心理交錯で、そこには永遠に判りあえない思考的ズレがあるからです。
じっさい私の体験談でも、コメントに書いた文が、まったく相手に真逆に伝わったというケースは誰でも経験はあるでしよう。
それをいかに修復するかというのが重要で、それが人間の知恵ではないかと思うのです。それが「好意の返報性」であるしそう私は理解しました。

住所を移す転出 本題の「いじゅう」を分析してみましょう。

■転出届の手続きは引越し前後2週間以内
異なる市区町村へ引越す場合、まずは旧居の自治体(市役所や区役所)で「転出届」を出して、「転出証明書」を受け取ります。転出届とは、「今の自治体から別の自治体に移動しますよ」という宣言のようなものです。「転出届」を出すことで発行される「転出証明書」は、引越し先の自治体で必要なので、大切に保管しておきましょう。
民基本台帳カード(住基カード)、またはマイナンバーカードを持っている方は、これらのカードを持参しましょう。「転出証明書」の発行が省略されて、これらのカードが「転出証明書」の代わりになります。紛失したり忘れたりした場合には、カードを持っていない人と同様の手続きでも届出は可能です。転出届は引越しの前後2週間以内に出すことになっています。引越し日から14日以内であれば、引越しした後でも転出届は出せるということです。
これを最寄りの自治体役場に申請して、そこの住民籍が認められ、あらゆる義務権利が発生します。(政治立候補者は、そこに滞在期間証明が無いと権利もない限定)

昨今のイジュウ者も、その手続きを通過して、めでたく町村住民になるわけです。
まあ、最近の古民家生活とか、都会を離脱して、「空気がきれい」な過疎地に敢えて、向かうので、相応の覚悟は必要でしょう。
ただメディア扇動に載せられて、憧れだけで、それをやるとほぼ失敗します。云うならば「職場」選定にしても、「こんなはずじゃなかった」ケースも生じのは当然です。

私が住む町は典型的な、いかな町で経済衰退、人口少子化激減の見本みたいな町で、とくべつというわけではありません。
だから余計に、重大だと思うのは全国47市町村(政令指定都市除く)がほぼ、それら洗礼されていて、そのまま、その衰退が日本の衰退と換言されるからです。
つい最近、町の「本や」が廃業しました。その主人は私の知己で、その前に物故していて、その跡取りは、遠隔地に行ってしまい、やむなく廃業という、これまた日本経済現場を、そのまま反映したケースとして他人事ではありません。
そうした社会インフラも加味されて、都会から逃げ出す「若夫婦」や、その反対、超過疎化で学校も廃校になり、人のいなくなった廃墟跡に野獣が歩き回るという風景は、テレビニュースの定番になりました。

これは実体験として書きますが、いじゅう者の、いろいろな希望は、まったく否定されませんが、他人がとやかく、という前にまず本人が健康である、事が最重要な条件です。
案外、それを疎かに考えている人も多く、また、いじゅう半ばで、元に戻る、というのは、その健康が問題で、ましてや30年、そこに暮らしてきたが、一人になったとき、果たしてそこで暮らせるか、という案件があります。普通、その長いスパンまで考えません。

それらを書いていると否定的ネガティブ意見にしか取れませんが、それが現実です。でも、その反対の人もいるわけで、地域に溶け込んで暮す生活を堪能できる人だっています。
だから、その折衷のような、「田舎別荘」でいじゅう民を呼び込む、というスタイルを考案すべきでしょう。いろいろ行政問題はあるでしょうが「ハンコ」行政廃止とおなじように、やらないと前に進まないのも事実です。

かつて日本は、「ブラジル移民」政策を実行して多くの日本人がブラジルに期待を積んでブラジルに出ていきました。いま、その二世三世が出稼ぎで日本で働くという時代です。

だから、そうした大量民族移動は100年スパンで考えないと、その結果も判らないということです。昨今の「いじゅう」はメディアの流行り言葉、のような気がしてなりません。
ま、その方法論も日本的で、障子と木柱文化てすから、もっとも理に適っていると分析しました。

2023年02月09日記事

「いいいじゅー!!」は快適か、それとも超現実的か

NHK いま、移住への関心が高まっています。「いいいじゅー!!」は、新しいライフスタイルや生き方を求めて一歩を踏み出した人々に密着するドキュメント。移住先の生活は? 仕事は? 人間関係は? 移住のリアルをご紹介。 NHK

画像Produced by (有)東馬建設 ※画像と記事はリンクしない

東馬建設 


移住者に「都会風やめて」 広報誌に提言、福井・池田

共同通信 2023/2/8(水) 16:01配信
  福井県池田町の広報誌で、移住者への提言として示された「池田暮らしの七か条」に、「都会風を吹かさないよう」「品定めされることは自然」といった表現があり、移住者らから「広報誌の表現として不適切だ」と批判が上がっている。町は「意図が分かるようにするべきだった」としつつ、修正予定はないとしている。

町によると人口は約2300人で、例年約20人が県内外から移住している。

 町は、住民から「移住者が共同作業に賛同しない」などと相談を受け、33地区の区長会と協議。区長会は七か条を作り、1月中旬発行の広報誌に掲載された。町ホームページでも公開している。

 筆者コメント 波紋を呼ぶニュースですね。それだけ関心が高いということです。同時に「少子高齢化」問題が確実に進行している証しです。それで「ド田舎」を逃げて大都会タワマンに行く人と、行政主導のイジュウする人の加減差のバランス問題でしょう。将来的には、そうした地方田舎に「異国人」が入居する事態になったら問題はもっと深刻化するでしょう。


「もう限界」移住失敗した男性の後悔 限界集落で起きた「うわさ話」

2023/1/26(木) 8:00配信 朝日新聞デジタル
「移住失敗」「もう限界、引っ越します」
 地域おこし協力隊員だった男性(34)が「YouTube」に投稿した動画が300万回超再生されている。
【写真】即通報、身に覚えない出来事、移住した一家に限界集落で起きたこと

 男性はコロナ禍で行動制限が多い都会暮らしに疑問を抱き、小学校教員を退職して地域おこし協力隊に応募。2021年に妻子と共に東京都調布市から四国地方の山間部の限界集落に移住した。しかし、地域振興の活動の中で地元の顔役的な数人との関係が悪化したという。

 男性は「集落の大半の人とは仲良くさせてもらい、農作業や猟など様々な体験をさせてもらった」と感謝しつつ、「身に覚えのないうわさ話が出回り、親しかったのに関係がギクシャクしてしまった人もいた」と振り返る。

 男性は「人間関係の問題はどこでもあるけど、私が行った集落では都市部のような付かず離れずの関係は許されなかった。郷に入るか、出るかの二者択一だった」と話す。動画が多く再生されていることには「とても想像していなかった反響で驚いている」と話す。

 男性が移住した自治体の担当者は「任期の途中で辞められたことは残念に受け止めている。動画には事実もあれば、詳細は控えるが事実でないことや歪曲(わいきょく)されていると感じる点もある」と話す。今回の件を受けて、地域振興の業務に関するやりとりは、地域おこし協力隊員と地元住民の直接連絡は避けて自治体が間に入るようにしたという。

 昨年には東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の人口が1975年の調査開始以降初めて減少するなど、コロナ禍で注目が高まっている地方移住。 男性は「後になって知ったが、過去にも同じようなトラブルで地域を去った隊員がいた」と言い、移住者の定住率を事前に調べなかったことを後悔している。 一方で「東京で田舎暮らしに興味を持ち続ける生活だったら、それはそれで後悔していたと思う」とも言う。現在は東京に戻らず、別の地域の山間部で新たな移住生活を始めている。朝日新聞社

イソップ草子02029






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