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私は、ネガティブ思考による視野狭小症候群なのか

家について行っていいですか イン New York

日本のパクリテレビがNYで動画ブレイクしているらしい、というのを小耳に挟んだので、早速当たってみた。
報道元はアメリカらしくて、それをフランス紙、クーリエジャポン日本支社が、日本人向け(私むけ)に記事を編纂して配信するという手の込んだ作業のようで、いまでは、それが当たり前のように配信されている。

BBCニュースも同じで、「外信」なのに、日本の世代人口過小危機、なんか報道して、いらぬお節介と思ったが、そこは老婆心と心得、感謝する次第です。
まあ~ね、毎日書く、というのも苦行のひとつですから、ネタの良しあしは、たいした問題ではなくて、ついつい、人目の引きそうな記事ネタになってしまうのは、容赦いただいてと申し上げるわけです。

でおもったのは、よそ様の家に土足で上がり込んで、という不作法は、日本では、まあまあ許されるようですが、それを世界の犯罪都市New Yorkでやるって、やっぱり危険じゃないですか。
随分前のアメリカで起きた事件ニュースで、「ハロウィン」か何かで、変装した子供が、他人様の玄関にはいって撃ち殺された、という事件がありましたね。
アメリカですから、さもありなんと思いますが、それだって銃規制が強ければ、そんな事件も起きなかった、と思いますが。

あの「ジョン・レノン」が自宅前の階段で暴徒に―撃たれて死亡したのも至近距離からの発砲事件でした。

としてもですね、そうした世界の事象に拘っていたら、何一つ進みませんから、現況容認するしかないでしょう。

それは結果的にネガティブ思考による視野狭小症候群なのか?

皆さんも私の記事を読んでいて、気付いているとおもいますが、総合的に悲観論だし、また取り上げるネタ記事も、それに準じて批判、反論(野党の比ではないが)の類ですが、自己弁護すれば、それは日本的土壌の否定論者思考で成り立っていると、いい訳するのです。

ま、この手の話でよく引き合いに出されるのが縄文人の狩猟食文明と、定住稲作栽培の弥生文化の違い、と別けますが、いま最新遺伝子解析で、その時代の遺伝子が、劇的に移入変化しているという報告があります。というのは、何かの大きな原因で、縄文時代が、ある時間を境に弥生遺伝子に凌駕された、という研究報告です。まあ一般的な世界史を考慮すると、ほぼそれと同じことが世界の遺跡から発見されることがよくあります。

すこし逸れましたが、穿った見方、というのはそのネガティブ思考で観察すると、真実が判る場合もある、という一つの方法論です。

別の話題・・・、芥川賞作家「九段理江」氏のはなしです。

九段理江、芥川賞の海外での知名度を爆上げした九段理江「文壇に“混乱”をもたらした」と見出ですが、その混乱原因って何か、その部分を探って観たらAIを駆使して書いた、ではなく数行だったという話しです。

その何が問題か知りませんが、担当編集者は、それを強調したかったのでしょう。だいたい、世の中って、そんなもんですよね。



「家、ついて行っていいですか?」をニューヨークでやって感じたこと2025.1.13 クーリエ ジャポン
ニューヨークで見知らぬ人に声をかけ、その人の自宅を訪ねるインフルエンサーがいる。ニューヨーク版の「家、ついて行ってイイですか?」を実践したこのインフルエンサーは、日本を訪れて価値観が変わったという。

2年ほど前、ケイレブ・シンプソンは、ニューヨークに暮らす一般人に自宅を紹介してもらうという試みを開始した。iPhone片手に通りすがりの人々に突然声をかけ、持ち家なのか賃貸なのか、月々の家賃はいくらかと質問を投げかける。もし相手が答えてくれれば(これは稀だったが)、さらに踏み込んで、自宅を見せてもらえないかと頼み、それをSNSに投稿したいと伝えるのだ。

「最初に声をかけた100人全員に断られ、かなりへこみました」と、2015年にマンハッタンのクラブでテニスのコーチをするためにニューヨークに移住した、ノースカロライナ出身のシンプソン(32)は語る。

それでも、めげずに声をかけ続けたが、断られ続けた。「そこで、最初は人々の反応を15秒程度の短い動画にして投稿し、反響を見ることにしました」とシンプソンは語る。「そうしたら、何百万回も再生されたんです」

初めてシンプソンを部屋に招いてくれたのは、ブルックリンのウィリアムズバーグに住む映像作家をしている30代の男性だった。寝室が2つあるデュプレックス(2世帯住宅)に恋人と住んでおり、家賃は月3000ドル(約45万円)。「その動画は何百万回も再生されました」と彼は言う。「これはいけるぞ、と確信しましたね」

中略

シンプソンが暮らすアパート シンプソンの自宅はルームメイト夫妻の子供も同居している画像


Photo by Graham Dickie/The New York Times


シンプソンは、ブルックリンのビネガーヒルにある、屋外スペース付きの寝室と浴室が3つずつある住宅に住み、友人のヘイリーとソロモン、そして彼らの赤ちゃんと同居している。2020年10月、当時の彼女が2組のカップルで一緒に暮らしたら楽しそうだと提案したそうだ。

1週間足らずで物件を見つけ出し、4人はすぐに共同生活を楽しみ始めた。シンプソンと彼女は2021年に破局を迎え、彼女は引っ越したが、シンプソンは残ることにした。家賃は月6500ドル(約97万5000円)で、シンプソンは2100ドル(約31万5000円)を負担している。

「別れるのも面倒だし、引っ越しも面倒。それを同時にやるのは大変すぎました」とシンプソンは振り返る。「このアパートも、屋外スペースやヘイリーとソルとの暮らしも気に入ってましたし、当時は一人で家賃を払う余裕もなく、新たなパートナーや物件を探す気にもなれませんでした。それに、住まいや生活のレベルも下げたくなかったんです」

──あなたの動画が大人気なのはなぜだと思いますか?

ニューヨーカーはみんな、ほかの人がどんな暮らしぶりをしているか興味津々なんです。誰もが自分なりに部屋を飾ったり、空間づくりをしたりしていますよね。ほかの人はどうしているのか気になっていても、普通は見る機会などありませんから。

──見ず知らずの人が、どうして家に招き入れてくれるのでしょう?

ルームメイト夫妻と同居するシンプソンの家賃は月6500ドル
人は誰でもほんの15分くらいは有名になりたいと思っているものですし、大抵の人は自分の住まいに誇りを持っています。引っ越す前に見せびらかしたい人もいれば、売却前にアピールしたくて準備している人もいます。あとは、普段からSNSとかで自分の生活をオープンにしている人もいて、あまり抵抗がないのかもしれません。

──実際の撮影はどんなふうにしているのですか?

まずは自分の第一印象を見せるために、アパートに入っていく自分の姿を撮影します。そのあとカメラを反転させ、30分から45分かけて、まるで友人を案内するような感じで部屋のなかを見せてもらいます。あとは好奇心の赴くままに撮影します。

冷蔵庫のなかは必ず見せてほしいと頼みますね、本人のことをよく物語る場所なので。クローゼットのなかも同様です。断られたら、無理強いはしません。

部屋の隅々や生活の奥深くまで見たいと思っています。とても興味深いですよ。ベッドにも必ず横たわってみます。誰にも断られたことがありません。

──取材対象者はどのように選んでいるのですか?

動画や投稿にコメントがつくようになり、毎日50人から100人が自分のアパートを売り込んでくるようになりました。写真や長い文章を送ってくる人もいれば、単に招待してくれる人もいます。

日本を旅して価値観が変わったというシンプソン
Photo by Graham Dickie/The New York Times

2023年、シンプソンは数週間にわたって日本を訪れ、日本人の暮らしぶりを見て回った。ミニマルなライフスタイルに触発され、帰国後、自分の寝室にそれを取り入れた。




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