長生グリーンライン茂原~一宮線
2023年09月16日
長生グリーンライン茂原一宮道路工事(長生土木)
地域高規格道路茂原一宮道路(長生グリーンライン)|長生土木事務所
長生グリーンライン 千葉県
事業名 国道道路改築事業
路線河海名 地域高規格道路茂原一宮道路(長生グリーンライン)
工事箇所 長南町、茂原市、睦沢町、一宮町
茂原一宮道路概要図拡大図(JPG:49KB)
本路線は、外房地域の中心都市である茂原市及び県南の地域と圏央道を連絡する地域高規格道路であり、圏央道へのアクセスの確保の向上を図り、首都圏への広域的な交通ネットワークを形成することにより、県都千葉市と外房地域の「県都1時間構想」を実現する上で不可欠な道路として平成12年から整備を進めています。
平成10年12月に、長南町から一宮町間の約11キロメートルが国より「調査区間」の指定を受け、また平成11年12月に長南町から茂原市間の約7キロメートルが「整備区間」の指定を受けたことから、整備区間については、平成12年度から国の補助事業として採択され、段階的な供用開始を目指して整備を進めております。
広域道路整備の基本方針
所属課室:県土整備部長生土木事務所調整課
電話番号:0475-26-3702 ファックス番号:0475-25-3343
来年度に4号橋着工/長生グリーンライン/5~7号橋は予備設計/事業費7・6億円で推進
日本工業経済新聞社 2019/12/02 日刊建設タイムズ
国道409号茂原一宮道路(長生グリーンライン)の整備を進める県長生土木事務所は本年度、年度末に開通予定の茂原長南ICから長南町道利根里線までの1・5㎞区間の工事を集中的に実施するとともに、3工区に整備する5号橋・6号橋・7号橋の予備修正設計を実施。橋梁では来年度、4号橋に着工する予定となっている。本年度は7億6700万円の予算で事業を推進。総事業費は現状で約152億円を見込む。
4号橋は、茂原市野牛地先の谷津田に架かる橋梁で、橋長約47・8m、有効幅員8・5m(車道7・0m)。上部工の形式は鋼単純少数主桁橋。下部工は1スパンで、橋台が逆T式。基礎はA1が直接基礎、A2が場所打ち杭。詳細設計は千代田コンサルタントが担当。
橋梁については整備区間7・2㎞で7橋を計画。このうち2工区約4㎞区間で1~4号の4橋を予定しており、4号橋を除いて完成。残りの5~7号の3橋は3工区約2・5㎞区間に建設する。
予備修正設計は、5、6号橋については委託済みだが、7号橋は10月30日の指名競争入札で不調となり、年明けに再入札の見込み。7号橋の架設場所は茂原市立木地先。規模は橋長約76m。
また、修正設計を委託した5号橋は、茂原市台田地先の谷津に架設する。規模は延長約220m。予備修正設計は日建設計シビルに委託。委託金額は予定価格1701万円(消費税抜き)に対し1650万円。委託工期は2020年3月25日まで。
6号橋は、茂原市立木地先の谷津に架かる橋梁。橋長は約92m。予備修正設計は大日本コンサルタントに委託。委託金額は予定価格1233万円(消費税抜き)に対し1188万円。設計工期は20年3月25日まで。
国道409号茂原一宮道路(長生グリーンライン)は、茂原市及び茂原市以南の地域を連絡する高規格道路で、圏央道の茂原長南ICにアクセスし、首都圏への広域的な交通ネットワークを形成する。
1998年12月に長南町~一宮町間約11㎞が国から調査区間の指定を受け、99年12月には長南町~茂原市間の約7・2㎞が整備区間に指定され、1~3工区に分けて事業を実施している。
圏央道の木更津東IC~東金JCT間の開通に合わせ、国道409号~茂原長南IC間の1工区約0・7㎞が2013年4月に供用を開始。残る区間のうち、茂原長南IC~県道茂原大多喜線間の2工区約4㎞について整備を進めている。
同区間では、茂原長南IC~町道利根里線間の1・5㎞が本年2月に開通する予定で、利根里線~県道茂原大多喜線間の約2・5㎞が23年度の開通目標となっている。
これまでに完成した3橋の概要と施工者は次の通り。
【1号橋】
▽概要=ポステンPC5径間連結コンポ桁、橋長182m▽施工者=下部工その1:三枝組(11年度)、同その2:金城組(同)、同その3:丸信工業(同)、同その4:関東建設(同)、上部工:ピーエス三菱(12年度)
【2号橋】
▽概要=鋼3径間連続非合成鈑桁、橋長96・5m▽施工者=下部工その1:緑川組(13年度)、同その2:安川(同)、上部工:東京鉄骨橋梁(14年度)
【3号橋】
▽概要=ポステンPC3径間連結コンポ桁、橋長82m▽施工者=下部工その1:三浦建設工業(14年度)、同その2:三枝組(14年度)、上部工:萩原土建(15年度)
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