それを云うほど、でもないが
「Z」世代(日本)はウクライナ戦争に関心があるかないかという身もフタもないはなし?
"Z世代、ターゲット14~24歳 スマートフォンしか使わないし、テレビも見ないしお店にもいかない。なぜならZ世代は幼少期からスマートフォン等のテクノロジーに依存しているからだ。"
という記事が気になったので、これについて書いてみた。初めに云っておくが著者後藤文俊さんの記事について、どうこういう内容ではない。たまたまZ世代という異星人タイトル だったので、便乗して書いたまででアル。
前項で伝えた通り、ウクライナ戦争記事については、諸説が多すぎて、皆目道標も定まらないので、一定時間をおいて書くと宣言した。
そんな流れで「マララッカ」おとぎ草子など二日にわけて書いたが、身が入らないし、PVの感心もないようだった。如何せん社会の風聞はウクライナ一色でもある。
それでいま話題に挙がっているロシア体操選手ユニホーム「Z」エンブレムも、この戦争とは無縁だし、まして日本のみ騒いでいるZ世代一世風靡論も無関係だ。
であるけれども、それとこれとあれが全部つながっているような空気感がある。むしろ難解なロジックを述べるより、判りやすいこともある。
本題のZ世代の社会的傾向についてだが、いま、最も注目されているのがこの世代だ。とくにみられるのがその経済効果で、彼らが何に関心があるのか、そのことによって日本と世界市場が決まる、といったような風潮だ。
それは少しばかり穿った見方だと思うが、次世代インフラを展望すると、それしかないという苦肉の策である。身近なはなしで、近所に住む孫世帯が、ちょうどそれだが、とくに異星人(女子)には見えないし、まったく普通の13歳で、まあTikTokは時代のトレンドだし、時々教わったりするが。
少し前では、カーボンニュートラル温暖化対策問題で、彼らのアクションが取り上げられたが、今回のウクライナ戦争問題では、今のところまったくない。
海外の現場からは、その世代がTikTokで頻繁に発信しているという記事もあった。それは当然の結果として、身近なコンテンツインフラを使って、交信するのはもっともな話しだし、それで身内と接点があれば、まさに神器になりえる。
ひるがえってこの日本で、該当世代が、それをする必然性がない。ましてや、若年層に限らず社会的に、その話題に関心を示さないのは、やはり歴史的な問題があるからだろう。
そんなことを考慮すると、このウクライナ戦争について、そのZ世代が、ネットSNS回線上で、それを話題にすることはないだろうと予測された。
ましてや、これについては複雑なヨーロッパ諸国の歴史上の取り決めがあって、外部が口を挟む余地がない。(むきになって論破する似非もいる)
せめてエンブレム「Z」について、ああだこうだ、という程度でお茶を濁す程度だろう。
画像 イアン・クリアク ユニホームの胸部にテープで作成した「Z」を貼りつけ
胸に軍象徴「Z」 国際連盟、処分を要請:朝日新聞デジタル
VIVA! DRONE(ビバ! ドローン)TikTok(ティックトック)使い方やバズる方法とは?
2022年03月09日記事
【Z世代】テレビ見ないTikTok
【Z世代】テレビ見ないからTikTokでCM!子供のなりたい職業1位は数年後TikToker?
後藤文俊 2021年12月22日 12:31
■電話やカメラ、手帳、ゲーム、お財布など様々な機能を搭載したスマートフォンは生活のあらゆる場面で使われるようになっている。ミレニアルなどの若い世代はスマートフォンに依存するほど使い倒している。
さらに若い世代となる14~24歳のZ世代はスマートフォンしか使わないし、テレビも見ないし、お店にもいかない。なぜならZ世代は幼少期からスマートフォン等のテクノロジーに依存しているからだ。
3年前のZ世代(当時は13~22歳)を対象にした調査でも、すでに95%がスマートフォンを所有していたのだ。
画像 Find Model (TikToker)9名と企業タイアップ事例
Z世代の31%は30分足らずでもスマートフォンを離せずにいる。14%はスマホなしでは過ごせないのだ。スマホを1日10時間以上使っているのは男子で26%、女性では33%もいる。
週に2日以上、真夜中過ぎまでスマホをいじっているZ世代は65%もいて、そのうち29%は毎日が深夜までスマホ漬けとなっている生活だ。
言い換えればZ世代が生活の隅々まで、スマホが浸透した初めての世代であり、彼らのライフスタイルが社会に大きな影響を与えている。
同じようにスマホを使いこなすミレニアル世代との最大の違いは、Z世代は物心ついた時からSNSがあったことだ。
youTubeやTikTokなどソーシャルメディアと常時つながっているZ世代はテレビをみない。なぜならテレビはパーソナライズされておらず、自分の見たいような仕組みになっていないからだ。
Z世代が何かを知りたい時、アプリを介したソーシャルメディアで検索して知ることになる。
それは学生とのときから、授業の課題をチェックするときグーグル・クラスルーム(Google Classroom)のアプリを使うことからもわかる。
例えば授業を休んでも講座の動画がアップされているから、時間の空いているときに見ることができる。
また気が向けばスナップチャット(Snapchat)アプリを起動して家族や友人、バイト仲間とチャットだ。
そのバイトでは、ラスクラビット(TaskRabbit)アプリから単発のバイトを探したりする。
そして友達と遊びに行く時にはYouTubeやTikTokで覚えた、アイシャドウの塗り方を試したりもする。
無論、遊びに行く際もペイメントアプリのVenmoを使っているので、現金を持ち歩くこともない、
こういったZ世代をターゲットにするため大手企業はテレビのコマーシャルに頼れなくなっている。
しかも新聞・雑誌等の紙媒体は全く目にしない世代なので、広告を出したりクーポンをつけるのも無駄となる。
これからの世代にリーチするにはテレビ・新聞・ラジオ・雑誌の4大メディアを使わくなくなる。
その代り大手企業のマーケティング部門が熱視線を送っているのがTikTokとなる。Z世代への影響力が大きいインフルエンサーや多くのフォロワーをもつクリエーターにつながることで、Z世代を攻略しようとするトレンドがここ1年で急速に高まっている。
米国内での使用を禁止したトランプ前政権から開放され、大手企業がZ世代を取り込むためTikTokにマーケティング資金が急激に向かっているからだ。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、18~24歳はその上の世代よりもTikTokを14%も長く視聴し、1日平均で233本も視聴するのだ。
したがって4大メディアを見ない若い世代には、若いTikTokクリエーターを起用するのが大手企業で拡大することになる。
ハッシュタグ(TikTokMadeMeBuyIt)でインフルエンサーに商品レビューしてもらうのだ。
例えば料理動画をアップし30万フォロワーをもつマディソン・ピールさんにはチェーンストア最大手のウォルマートやスーパーマーケットチェーン最大手のクローガー等がスポンサーがついている。
22歳のピールさんは月に5,000~1万ドルを稼ぐことができ、務めていたマクドナルドをやめ45~60秒の料理動画の制作に集中できるのだ。
ウォルマートやアマゾン・プライムなど100以上の大手企業が彼女のスポンサーになっている。
彼女は今年出産したのだが、面白いことにティーンから20~30代の層にも視聴者が拡大し、さらに多くの企業から注目を集めることになっているのだ。
数十万~数千万人以下のフォロワー数5,000~15,000人ほどのマイクロインフルエンサーにも青田買いが始まろうとしている。
自社に適した属性のフォロワー層を持つ人と連携することで4大メディアの広告より投資利益率を高められる可能性が高いからだ。
フォロワー数1,000人台のナノ・インフルエンサーでさえも属性さえあえばスポンサー契約することも可能となる。
なぜならマイナーな分野ほどインフルエンサーの影響力が大きくなるからだ。早くからナノ・インフルエンサーと手を結んでおけば、Z世代からも親しみを得られやすくなる。
日本でもこの流れが必ずくる。Z世代のような若い世代に早くからリーチしておかければ生き残りは益々難しくなっていくのだ。
アビー・ハーバート(25)さん。フォロワー数が1,000万人を超え、ウォルマートやアマゾン・プライムなど100以上の大手企業が彼女のスポンサーになっている。彼女は今年出産したのだが、面白いことにティーンから20~30代の層にも視聴者が拡大し、さらに多くの企業から注目を集めることになっているのだ。
中略
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/52120777.html
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先日、日本のニュースを見ていたら「小学生がなりたい職業ランキング」で今年もYouTuberがトップだったとありました。
記事には「数年前までは存在していなかった職業が1位になったことに、時代の流れを感じますね」とありました。
が、エントリー記事にあるようにアメリカのトレンドを見ていると、日本でも数年もしないうちになりたい職業トップはTikTokerに代わると思います。YouTubeはすでにレッドオーシャン化しています。
フォロワー数を稼ぐのであればTikTokでバズる動画をアップしたほうが勝てる機会が大きいのではと思います。
で、しっかり自分にあう属性のフォロワーさえもっていれば、大手企業と提携して逆にコマーシャルをクリエイトしアップできます。
若い人ほどテレビを見ません。したがってテレビコマーシャルを知りません。馴染みのあるクリエーターがTikTokeで企業のコマーシャルをしても、以前あったステマのような抵抗感はないのではと思っています。
テレビを見ない世代だから逆にコマーシャルできるということです。
日本の大手チェーンストアにとってZ世代が怖いのは、彼らは売り場に来ないということ。売り場に来る前にソーシャルメディアを介してポチるのです。すごい時代になりますよ。
著者 後藤文俊
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