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トランプ氏二度目の暗殺未遂にメディア界も混乱

記事見出しでは、2度目の危機も反転攻勢材料に、とあるが本人にとって、死線を彷徨う事態に、そう簡単に肝は据えられない話しだうろ。

民主主義の根幹、弁論によっての主義主張の前提が、劣悪な暗殺という手段という方法は言語道断だか、かなしいかな、西洋東洋問わず、これまで多くの犠牲者が出ている。
国内日本では、現役ではなかったものの、安倍氏が、暴徒の凶弾に倒れたのは記憶に新しい。
そうした暴力手段が稀な日本で、突然、勃発する怖さはある。そのための司法省だが、慢性平和という社会に馴れてしまうと、いっそうそれが怖く感じる。

それに対してアメリカの、今回の事件は歴史的に負の事件として数度あったが、そんなことも含めて民主主義(銃所持)の権利であるなら、今の日本では想像すらできない事態だし、今後、そうした問題を語る場が必要だが、憲法論と同様にタブーというカテゴリーに封じられていれば、いつまでたっても、現況維持という結果論になる。それからすでに70年が経過している。

トランプ氏 ハリス陣営が“暗殺誘発”と主張 2度目の危機も反転攻勢材料に
2024/9/18(水) 4:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/135bf98e3d0c581959c4f5c592712d65bc7e0d36
スポニチアネックス

 11月5日の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(78)は16日、米FOXニュースのインタビューに応じ、前日に起きた自身の暗殺未遂事件で拘束された容疑者が対立候補の民主党ハリス副大統領やバイデン大統領の「言葉を信じ、行動した」と主張を展開した。

 米大統領選の投開票まで50日。地元メディアがトランプ陣営劣勢を伝える中「トランプ氏は民主主義の脅威だ」と攻勢を強めるハリス陣営が事件を誘発したと決めつけ、事件を反転攻勢の材料にした格好だ。

 トランプ氏は自身のSNSでもハリス陣営の主張により「銃弾が飛び交っている」とハリス陣営のせいで自分の命が狙われていると重ねて主張した。

 ただ、銃不法所持の疑いで16日に訴追されたライアン・ラウス容疑者(58)の犯行動機はこの日までに明らかになっていない。ハリス、バイデン両氏の発言が暗殺未遂事件を誘発したとの主張に明確な根拠はない。

 トランプ氏が繰り返す今回のような根拠のない主張が米大統領戦でマイナスに働いているとの見方もある。

 米CNNのファクトチェックで根拠のない主張が少なくとも33件あった6月27日のバイデン氏とのテレビ討論会ではバイデン氏の失点もあってリードを保ったが、根拠のない主張が少なくとも30件あった今月10日のハリス氏との初のテレビ討論会では移民がペットのイヌやネコを食べていると主張し、放映局側から「根拠がない」と指摘される場面も。地元メディアが軒並み「ハリス優位」を伝える結果になった。

 選挙演説中に右耳に銃弾を受けた7月13日の暗殺未遂事件では流血しながらも聴衆の前で右手を突き上げ、強い指導者像を示すことで支持率を上げた。

 10日のテレビ討論会でもトランプ氏は「私のことを民主主義の脅威だと言うから私は頭部に銃弾を受けた」と民主党が7月の暗殺未遂事件を引き起こしたと主張したが、トーマス・クルックス容疑者(20)は現場で射殺され、犯行動機は不明。今回の暗殺未遂事件が7月の事件同様、追い風となるかは不透明だ。

 11時間半茂みに待機、執念深く待ち伏せか≫連邦捜査局(FBI)は16日、ラウス容疑者が現場となった南部フロリダ州のゴルフ場で約11時間半にわたって茂みにいたもようだと裁判所に提出した書類で明らかにした。食料も用意していた。執念深く待ち伏せていた可能性があるとみて、動機の解明を急ぐ。
 司法省は、製造番号を消した銃の不法所持など2件の罪でラウス容疑者を訴追した。容疑者は16日、フロリダ州の連邦地裁に出廷した。米メディアによると、認否手続きは30日の予定。

 ≪マスク氏X投稿、批判殺到し削除≫X(旧ツイッター)を率いる米実業家イーロン・マスク氏は15日、トランプ氏の暗殺未遂事件を受け「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとすらしない」とXに投稿した。ハリス氏の暗殺を望んでいるかのような発言だと批判が殺到し、削除した。

 マスク氏はトランプ氏を支持している。「なぜ彼らはトランプ氏を殺害したがるのか」との別の人物の書き込みに返信する形で問題になった投稿をした。
 トランプ氏と決別した共和党のキンジンガー元下院議員は「常軌を逸している」と非難した。

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警護強化を求める - BBCニュース



トランプ前米大統領を長時間待ち伏せか、暗殺未遂とされる事件 警護強化を求める声高まる  2024/9/17(火) 11:02配信 スポニチアネックス



BBC News
アメリカのドナルド・トランプ前大統領を銃撃しようとしたとしてフロリダ州で男性容疑者が拘束された事件で、捜査当局は16日、容疑者は現場付近で長時間待ち伏せし、発砲はしなかったなどとする新しい情報を発表した。11月の大統領選の共和党候補となっているトランプ前大統領の暗殺を図ったとみられる事件は、この2カ月で2件目。大統領経験者らを守るシークレットサービス(大統領警護隊)による、警護強化を求める声が高まっている。

画像 トランプ前大統領暗殺未遂とされる事件 BBCニュース

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