ゴーン氏をただの逃亡劇にしてしまう日本の悲劇(メディア)
ゴーン被告 なぜ日本から出国できたのか? 深まる謎
2020年1月1日 18時48分 NHKニュース
保釈の条件として海外への渡航が禁じられる中、31日、中東のレバノンに出国したという声明を発表した元会長、カルロス・ゴーン被告。なぜ日本から出国できたのか、謎が深まっています。 レバノン当局者「入国時にフランスのパスポート」
ゴーン元会長について、レバノンの治安当局は31日、「合法的にベイルートに入っている。法的な措置を取る必要はない」と発表し、治安当局者は元会長とみられる人物が経由地のトルコからプライベートジェットで首都ベイルートに到着し、入国の際には元会長の名前が記載されたフランスのパスポートが提示されたことを明らかにしました。
日本の弁護団「フランスのパスポートは今も手元に保管」
これに対し、元会長の弁護を担当する弘中惇一郎弁護士は1日、報道陣に対し「元会長のパスポートはすべて弁護団で保管し、フランスのパスポートは今も手元に保管している」と説明しています。
緊迫のニュースが続く。それら信憑性の少ない記事を頼りに書いている。わかってきた事実、はどこにもない。憶測が乱れ飛ぶ。この時期に及んで情報屋は正月休みか。もし、情報が足りないのであれば、私の過去秘蔵ファイルを使ってもいい。(そのくらい一昨年来、ゴーン氏関連記事を集めてある)
昨日、当方記事に情報を寄せて頂いた「舶匝(はくそう)さん」の協力を得た。
舶匝(はくそう)さん、にピックアップされた記事(2020/1/1)
パスポートを持っていないはずのゴーン元会長が、なぜレバノンに入国できたのかの解明が焦点の1つです。
日本からどうやって出国したのか?
また、ゴーン元会長が日本から出国した経緯も明らかになっていません。フランスの有力紙「ルモンド」は情報筋の話として、トルコ行きのプライベートジェットは日本の“目立たない空港”を出発したと伝えたほか、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルも計画に関わった人物の話として、「ゴーン元会長は監視下に置かれた都内の住居から連れ出されてプライベートジェットでトルコに向かい、さらに飛行機でレバノンに向かった」などと報じています。しかし、関係者によりますと、日本の出入国在留管理庁のデータベースにはゴーン元会長が日本から出国した記録はなかったということです。
航空関係者によりますと、日本の空港から出国する場合、プライベートジェットであっても通常の定期便と同じように乗客全員の出国審査や機内に持ち込む荷物の検査が必要だということです。ただ、X線による検査は状況に応じて実施されているということです。ゴーン元会長がどのような手段を使って日本の出国審査をくぐり抜けたのかも今後の焦点で、入管当局などが調査を進めるものとみられます。
日本を発ったプライベートジェットは?
国土交通省によりますと、先月29日夜、関西空港からトルコのイスタンブールに向かったプライベートジェットが1機あるものの、ゴーン元会長との関連は分からないとしています。
日本の警察当局 防犯カメラ映像など分析へ
捜査関係者によりますと日本の警察当局はゴーン被告が日本からどのように出国したかを調べるために、ゴーン被告が住んでいた場所や立ち寄ったとみられる場所の周辺で防犯カメラの映像の回収や分析を進めることになりました。今後、空港を利用した状況を確認するとともに、ゴーン被告に同行していた人物の特定なども進める方針で、検察庁や入管当局などと情報を共有することにしています。
以下NHK BBC~などの記事を引用掲載。としても内容は新しいものはない。国内では、雑煮、そっちのけで右往左往している様が想像されるが、時節柄、だれも「レバノン」には飛ばないだろう。飛んだとしてもおそらく真相解明に至らない。その理由、ゴーン氏、レバノンではカリスマとして信奉されており、ひるがえって日本では、「罪人逃亡者」という劇映画のダーティーヒーローにされつつある。そのギャップが極大、としても注目度は絶大だ。
自著記事 2019-01-19 08:25:35 表示 | 記事 より
ゴーン氏の数々の過去実績? を暴露
ネット配信と江戸瓦版の1ミリ僅差(揚げ足ネタか)
a.レバノンのセント・ジョセフ大学に11~15年、計100万ドルを寄付。
寄付の事実は公表されず、会社へのメリットは考えられない状況だ。この寄付により、大学の建物に「カルロス・ゴーン スペース」と命名。
b.ゴーン被告の姉に関しては、2003年3月に日産側から「『グローバル寄付諮問委員会』の委員に任命。
c.レバノン・ベイルートの邸宅は950万ドルで取得し720万ドル以上で改築。
この三項目のほか、探せばいくらでもあるだろう。まさに井戸端会議ネタにはもってこいの素材提供だ。
そこに、にわか「シナリオライター」が割って出て幾通りのプロットをつくってその「紙芝居」を演じる姿はさながら江戸瓦版。もっとも版画師と刷師は日頃「浮世絵」で鍛錬しているから出来は超一流だ。
いまはパソコン仕様なので、誰が書こうと全部100均一標準なので、どれを手にしても変わらない。(このブログもその一編にある。)
ゴーン被告の姉に14年間で8千万円、「寄付」利用し資金還流 日産内部調査 2019年1月15日 20時33分 産経新聞
カルロス・ゴーン被告(64)らの不正に関する日産自動車の内部調査の一部が15日、判明した。
ゴーン被告の姉と実体のないアドバイザー契約を結んでいた問題では、日産が14年間で計75万5千ドル(約8230万円)を支出。このほか、高級住宅の取得・改修費やヨットクラブの会費、大学への寄付など、私的な目的で使うさまざまな費用を日産に負担させていたという。日産はゴーン被告らに損害賠償を請求する方針だ。
関係者によると、ゴーン被告の姉に関しては、2003年3月に日産側から「『グローバル寄付諮問委員会』の委員に任命する」という内容のメールが送られた後、毎年、数万ドルが支払われていた。姉は「ミスター・ゴーンによろしくお伝えください」などと、ゴーン被告との血縁関係に言及せずに日産側とメールのやり取りをしていたという。関係者は「日産にこうした委員会は存在しない」と指摘している。日産は既に姉をブラジルの裁判所に提訴する手続きに入った。
報酬には住宅費が含まれているにもかかわらず、ゴーン被告や家族が暮らす高級住宅を秘密裏に取得する枠組みが、関連会社を利用してつくられていたことも判明。東京都内の高級マンションの家賃は月136万円。レバノン・ベイルートの邸宅は950万ドルで取得し、720万ドル以上で改築しており、合わせて18億円を超える支出だ。ゴーン被告の妻がシャンデリアの修繕費用6万5千ユーロ(約806万円)の請求書を日産宛てに送ることを連絡したメールも残っていた。
また、ブラジルのヨットクラブの会費としては、6万3千ドルを支払うように法律事務所を通して求めていた。
このほか、日産は正規の手続きを踏まず、ゴーン被告が育ったレバノンのセント・ジョセフ大学に11~15年、計100万ドルを寄付。現地事業は極めて小規模なほか、寄付の事実は公表されず、会社へのメリットは考えられない状況だ。この寄付により、大学の建物に「カルロス・ゴーン スペース」と名付けた場所がつくられる構想もあったという。他の大学にも10万ドル単位の寄付をしていた。
一方、日産の西川(さいかわ)広人社長(65)は、15日付仏経済紙レゼコーのインタビューで、日産と連合を組む仏自動車大手ルノーの取締役会は、ゴーン被告の逮捕、起訴の内容を把握すれば、日産と同じく会長解任を決めるだろうと述べた。
(記事引用)
ゴーンの後継者としてフランスの大物極右政治家が浮上。~フランス極右と日本の危険な関係1
2018/11/25(日) 8:40配信 HARBOR BUSINESS Online 山下泰幸
フランスの極右たちに愛される国
ヨーロッパの極右の政治家や活動家と聞けば、皆さんはどういうイメージをお持ちでしょうか。極右思想と言えば、やっぱり人種差別と密接に結びついているので「白人至上主義者」というイメージがあるかもしれません。 しかし、実はフランスの極右活動家や政治家たちの間でとても人気な国が、アジアにあることをご存知でしたか?
その国は・・・日本!
一見、何の接点もなさそうに思える、フランスの極右活動家や政治家と日本社会の間に、どういう関係性があるのでしょうか。そこで当サイトでは、「フランス極右と日本の危険な関係」と題したシリーズで、その知られざる交流を掘り下げてみたいと思います。
その第一弾として、日本とフランスを大混乱に陥れた、日産・ルノーの会長カルロス・ゴーンの逮捕劇の中でにわかにその名が騒がれている、とあるフランス人に光を当てたいと思います。
カルロス・ゴーンの失墜とその後継者たち
先週、衝撃のニュースが日本とフランス、そして世界中を駆け巡りました。
日本の日産自動車、三菱自動車工業の会長であり、フランスのルノーの最高経営責任者でもあるカルロス・ゴーンが、金融商品取引法違反の疑いで、日本で逮捕されたのです。自らの受け取る報酬の金額を、50億円近く過少に報告していたことなどが問題とされています。
カルロス・ゴーンは凄腕の実業家として知られ、日産、三菱、ルノーの経営に長年携わり、絶大な影響力と資産を有している人物として、日本内外でその名をとどろかせてきました。
この世界的実業家の衝撃の逮捕をうけて、いまだ情報が錯綜し、混乱が続いています。11月23日現在、既に日産は臨時の取締役会にてゴーン会長の解任を決定しています。三菱自動車も数日以内には解任を決定するようです。ルノーに関しては、とりあえず会長代行の指名にとどまり、カルロス・ゴーンの解任は見送りました。しかしそう遠くない未来に、新たな会長や最高責任者を指名することは間違いないでしょう。
さて、世界の株式市場が注目をしているのは、その後継者が誰になるのかという点です。日産自動車に関しては、西川廣人社長が権力を拡大させるのではという噂がささやかれています。
そしてルノーの後継者に関しては、11月23日現在、日本では一切報道されていませんが、フランスの複数の新聞が非常にセンセーショナルに、とある人物の名を報じています。
その人物とは、フランスの大物極右政治家のブルーノ・ゴルニッシュです。
Bruno Gollnisch ✔
@brunogollnisch
Bruno Gollnisch (RN) candidat pour remplacer #CarlosGhosn a la tete de #Renault .http://www.lefigaro.fr/politique/le-scan/insolites/2018/11/21/25007-20181121ARTFIG00128-bruno-gollnisch-rn-candidat-pour-remplacer-carlos-ghosn-a-la-tete-de-renault.php …
フィガロの記事によると、ルノーの株主でもあるこの極右の政治家は、カルロス・ゴーンの後継者としてルノーの次期会長候補に名乗りを上げているようです。既に他の株主との接触を開始し、支持を呼び掛けているとのこと。
必ずしもその実現可能性は高いとは言えませんが、仮に彼がルノーの会長になれば、同社が日産や三菱との提携を保持している以上、当然日本社会に大しても大きな影響力を持つことになります。
しかしながら実は、このブルーノ・ゴルニッシュという人物と日本社会の関係は、今に始まったことではありません。両者の間には密接なつながりがあるのです。(記事引用)
追加またぞろニュース1/19日 関連記事 より
ゴーン被告、蘭の合弁会社から不正報酬10億円
読売新聞 2019年1月18日 21時44分
◆10億円の報酬 日産自動車と三菱自動車は18日、前会長のカルロス・ゴーン被告の不正を巡る共同調査の結果を発表した。ゴーン被告は適切な内部手続きを経ずに、両社の合弁会社から総額782万ユーロ(約10億円)を受け取っていた。両社はゴーン被告に対する損害賠償請求や、業務上横領容疑での刑事告訴も検討する。日産は独自に内部調査を続ける一方、筆頭株主である仏ルノーに共同調査を呼びかけ、全容解明を進める考えだ。
(記事引用) 2019-01-19 08:25:35~記事
この逃亡劇を予感させるような報道がすでに出ていた。
ゴーン被告逮捕から1年 「裁判をフランスで」仏議員らが訴え
2019年11月18日 18:24 AFPBB News 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ 日本 アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3255362?cx_part=popin
【11月18日 AFP】日産自動車(Nissan Motor)元会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告(65)が東京の空港で突然逮捕されてから、あすで1年となる。フランスでは、主に右派や中道派の20人超の議員らが、ゴーン被告をフランスに帰国させて裁判を行うよう求めている。
同議員らは日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du dimanche)の論説で、ゴーン被告が「フランスに帰国し公正な裁判を受けられるよう、仏政府に対し全力を尽くすよう求める」と訴えた。
議員らは、ゴーン被告は法の適用を免れるわけではないものの「正当な裁判を受ける権利がある。ところが日本は事件発覚以後、先進7か国首脳会議(G7)加盟国として批准した国際条約に繰り返し違反している」と主張。 さらに厳しい司法当局による「長期にわたる過酷な」身柄拘束を非難し、「日産からフランスの指揮をあらゆる手段で排除することを目的とした経済戦争であることに疑いの余地はない」と指摘した。
これに対しブリュノ・ルメール(Bruno Le Maire)経済・財務相は、いかなる形の「介入」も否定している。
ゴーン被告は全ての罪状を否認し、検察や経済産業省の職員らまでもが、ルノー(Renault)との統合促進を恐れる日産幹部らと「共謀」し、ゴーン被告の失脚を画策していたと主張している。 記事引用