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エクセル帳簿を“デジタルクローン”が書く時代がきた

“デジタルクローン”が働く会社 オルツ「全人類を労役から解放する」

クローン(自分)に労務費を払うという快挙

AIが人の仕事を奪う、と云われて久しですが、実際被害を被っている人もいると推察されます。特に厄介な帳簿「エクセル」入力印字に癖癖しているひともいて、その帳簿スーパーマシン"デジタルクローン"が、数分で決算書を書き上げたら脅威です。
まあ~杞憂だとおもいますが、それも時間の問題で、天空宇宙の漆黒の空がガラス破壊のようにガラガラと崩れ落ちる、杞憂は、ついそこまで迫っていることを、この「オルツ」が語っていたのです。

このコンセプト、いろいろありそうでしたが、でも実際探してみるとなかった、そんなコンテンツでした。

関連する項目で「ロボット」がありますが、それとは異質のようでした。何しろ狙いは、事務処理雑務から救われたい、というタスクを思い至った開発者「創業者米倉千貴」氏の発想が異彩を放っていた、私はそう思いました。

ここのnoteで記事を書くことも、ほぼ同様で、一通りのセンテンスをくぐって、アップしますが、受け取った当局サイトは、それが社会の公序良俗に違反する項目はないかと、精査して審査結果として発表するでしょう。ですから極端に偏った文言、思想は内装アルゴリズムによってチェックされ、場合によっては拒否のケースもあるでしょう。(随分昔に、アップした小説の著者に記述詐称があって騒ぎがnote内でありました)
ですから、問題はないことはなくて、それを避けるために鉄壁なアルゴリズムが、くまなく監視するというわけです。度が過ぎると命取りになる場合もあります。
大雑把にいうと、SNSリテラシーサイトは、そのアルゴリズムによって、全体が構成され、また思想信条においても選り分けられる、と考えた方がよさそうです。

そのアルゴリズムとは何かといったら、プラットフォームの心臓部プログラムで、その良し悪しによって価値も決まるようです。

「天才スター誕生」とトランプ氏に大絶賛されたイーロン・マスク氏は、その優れたプログラムによって、現在の地位を獲得したと云っても過言ではないでしょう。

イーロンが打ち上げたStarship SuperHeavyは神の形而ではなくイーロンのプログラムによって上がる

■「Starship Super Heavy(スターシップ/スーパーヘビー)」の6回目の飛行試験
エンジン再点火や大気圏再突入時の機体挙動のデータ取得、新型耐熱素材の評価などが実施される予定だ。南テキサスのボカチカにあるSpaceXの打ち上げ施設「Starbase」から実施されたFlight 6。ロケット上段の宇宙船こと「Starship」は打ち上げ後の分離に成功し、予定されていた軌道へと投入された。予定されていたSuper Heavyの発射台アームでの空中キャッチは断念し、メキシコ湾に軟着水した。SpaceXは空中キャッチが実施されなかった理由を明かしていないが、「多くの条件が整わなかった」と述べている。部分記事抜粋

今回は、失敗談でしたが、そのプログラム誤記入を点検することによって失敗が成功に至る、ということです。
そのチェック項目が膨大であることは想像に難くありませんが、~普通素人だと、その入り口で諦めてしまうので、なにごとも失敗なのです。(自分の回顧暦から類推)
ですから、そのイーロン・マスク氏が、あらゆる分野で、成功(失敗はその百倍)するというのは、そのプログラム筆記の確かさにあり天才たらしめる訳で、いったん記憶してしまえば、後は何通りにも応用可能(デジタル最大の利点、数秒で大量量産)、というデジタルリテラシーであると判断しました。

そして今回、オルツが発表したデジタルクローンは、そく実践者として、明日にでも事務所内に設置できるという安易さが魅力です。それも、先程らいから触れたアルゴリズムによって作動しますから、その良質の書き手「米倉千貴」によって出来た自分クローンだったのです。

この分野、将棋囲碁プログラムとはコンセプトは違うとおもいますが、対応アルゴリズムソースの入力は差はないと思うので、今後、更新プログラムによって、さらに進化する「おそれ」があるでしょう。

総括として云えることは、最新テクノロジー、デジタルAIリテラシーの話しですが、太古の文字、象形文字は、「虫が這った足跡 」で、それを暗号化として人間が記録媒体として、「フロッピー化」した、そう考えてもおかしくないです。それを証明するのが、プロンプターでありカンペであり、司会者また役者は、それが必須アイテムで、そのカマラハリス氏が、演説中断したのは、プロンプターが風ーに揺れたから、というもっぱらの噂です。

ですから、紀元前古代の象形文字であっても、そのメモを読めないと人間は、コミニケーションもできないという、現代人はなはだ不埒な脳しかないということでしようか。

以下は、そのことをよく語った記事で、またロボット開発の先駆者「石黒浩」氏の記事も参考に読んで頂きたいと思います。

“デジタルクローン”が働く会社 オルツ 「全人類を労役から解放する」
創業者がこう語った日本のスタートアップ企業が生成AIの進化版“デジタルクローン”を開発している。容姿や声だけでなく、性格や考え方もそっくりというクローンが本人の代わりに働く。未来のような現実がそこにはあった。(経済部記者 名越大耕)2024年3月4日 16時14分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240304/k10014376651000.html

見分けがつかない…本人はどちら?
クローンが本人に代わって仕事をしている。
そんなスタートアップ企業があると聞き、取材を始めた。

nhk

訪ねたのは生成AI技術を手がけるスタートアップ企業「オルツ」。

オルツ 米倉千貴社長(右)と“デジタルクローン” 別画像

創業者の米倉千貴社長の隣にいるのは、“デジタルクローン”の米倉社長だ。

一瞬では見分けがつかない…。

本人とクローンに同じ質問を投げかけてみた。

Q.好きなもの、嫌いなものはなんですか?

米倉社長“本人”

「好きなものはバスケ、カレーとハンバーグ。嫌いなものはグズグズした人ですね」

米倉社長“クローン”

「好きなものはハンバーグとカレー。嫌いなものはルーチンワーク。せっかちな性格なので、同じ仕事を繰り返すのは苦手です」

容姿や声だけでなく、答えの内容も似ていた。

働いてもらうために“そっくり”に

デジタルクローンを作成するにはそれなりの準備が必要だという。

まずは自分のプロフィールをAIに読み込ませる。

最低13項目が必要で「人生の目標」「尊敬する人」「面白いエピソード」という入力項目もある。

AIがこれをもとに本人の性格などをとらえるのだろうか。

この項目数は無制限に増やすことができ、増やせば増やすほど本人そっくりになるという。

米倉社長は日々、項目を追加し、現在その項目数はおよそ1000にのぼる。

さらにふだん使っている電子メールやチャットの内容もAIと共有する。

米倉社長のクローンが講演会に出演

米倉社長のクローンは、本人に代わって講演会に出演したり、資金調達のために投資会社への事業説明をこなしている。

会社の採用面接も1次面接はクローンの担当だ。

米倉千貴 社長

「AIで『全人類を労役から解放する』。労役って昔は、奴隷がやっていた仕事で、今は賃金をもらって労役みたいな仕事をやっている人が多いんですが、労役の仕事ってやってもやっても生産性はなかなか上がらないですよね。価格もどんどん安くなっている。こうした状況をみて、人間の労働生産性をあげるためには、AIやクローンが代替できることをやるべきだと思いました」

クローンは本人を超えるのか?

このまま進化すると、いずれクローンは本人の能力を超えるのではないか?

米倉社長は「クローンが新たに学習を行うことはなく、元の人物の知識を超えることは基本的にない」と即答した。

このクローンは、新たな情報を得た際、「本人が新たな情報を得た場合にどのように反応するか」をAIが予測することで回答を実現しているという。

クローンが本人の知識を「超える」というよりは、「本人らしく」新たな情報を解釈し、回答する仕組みとなっているのだ。

さらに、米倉社長は「人間とクローンの違いは、感情の有無であり、今のクローンは人間のまねをしているだけだ」と答えた。

ただ、これから2~3年以内には新たな技術が開発され、感情を捉え表現できるAIが登場すると予想している。

米倉千貴 社長

「僕らのクローンは、本人といかに一致しているかというところに焦点をあてています。例えば買い物するときに、むだなものを買ってしまうのがまさに個性で、人間性というわけです。より人間らしいクローンを作るためには、それが必要なのです」

AIは人の仕事を奪うのか

たびたび指摘されるこの懸念について、2024年、IMF(=国際通貨基金)は、AIは世界の現在ある雇用のおよそ40%に影響を与えるという分析を発表した。

特に先進国では、およそ60%の雇用がAIの影響を受け、影響を受ける雇用のうち半数は賃金の低下や雇用の削減が起きる可能性があるとしている。

こうした懸念について、米倉さんは、きっぱりとこう言った。

「AIは仕事を奪うべきだと考えています」

AIには、強みである大量のデータ処理やルーチンワークなど、奪われるべき仕事を任せていくことが必要だという。

米倉千貴 社長

「僕は本当に自分がやりたいことをやるべきだと思っていて、それが一番生産性を生みやすいと思っているので、ある種自分には向いていないものについては奪われるべきだと思っています」

AIに仕事を任せる上で大事なことは、「権限」を人間が持ち続けることだという。

物事を決める最終的な決定権は、蒸気機関が登場したときも、インターネットが登場したときも、人間が持ち続けてきた。

「権限」さえ失わなければ、AIは人間のよい部分を引き出す最良なパートナーとなり、人間との役割分担ができるという。

米倉千貴 社長

「物事を決める権限を持っているのは人間で、クローンは一切の権限を持っていない。常に自分のために働くAIというものが何なのかを選別していくことが今後の人間に必要なことだと思います」

取材後記
人間とAIがそれぞれ担う仕事をきちんと切り分ける。それでは人間はどんな仕事をすべきなのか、その問いはとても厳しいものだと今回の取材を通じて正直感じた。

私の仕事(=記者)は、人の話を聞き、取材をして、原稿を書く。
生成AIを活用すれば、ある程度の文章作成を任せることも可能だ。
私の価値はどこにあるのだろうか?生成AIの助けを借りずにこの原稿を書きながら、ふと考えた。
(3月5日「おはBiz」で放送)経済部記者 名越大耕 2017年入局

福岡局を経て現所属 AI、情報通信や電機業界を担当(経済部記者 名越大耕)


クローン(自分)に労務費を払うという快挙 x Grok アンサー&クエスチョン
オルツ日置友輔CFO(最高財務責任者) オルツ株式会社のCFO(最高財務責任者)である日置友輔氏に関する情報についてですが:

日置友輔氏のCFO就任:日置友輔氏は2021年10月25日にオルツ株式会社のCFOに就任しました。彼は資本市場および事業開発の経験を活かし、オルツの企業価値向上に貢献することを目指しています。

AIクローンの導入:オルツはAIクローン技術を活用しており、日置友輔氏を含む社員の「クローン」が業務の一部を代替しています。これにより、効率的な働き方が可能になり、社員は創造的な仕事に集中できるようになっています。例えば、日置氏のクローンが記者会見でのプレゼンテーションや質問への回答を行うなど、様々なシーンで活用されています。

給与システム:オルツでは、AIクローンが働いた分の給与を社員本人に支給するシステムを導入しています。これは、クローンの活動量に応じて追加給与が支払われるという世界初の試みです。

社会的な影響:このAIクローンの導入は、オルツが掲げる「非生産的労働からの解放」というビジョンに合致しており、労働力不足問題の解決や企業の生産性向上に寄与することを目指しています。

これらの情報は、オルツ株式会社や関連するニュースソース、特に2024年の報道から得られています。オルツはAIやデジタルクローン技術の先端を走る企業であり、日置友輔氏のクローンもその技術革新の一環として存在しています。検索記事引用


この世界のロボット開発カリスマ的先駆者 石黒浩氏のコンセプトと比較した


大阪大学研究室

参考記事 

石黒 浩
石黒 浩 は、日本のロボット工学者、工学博士。大阪大学教授、国際電気通信基礎技術研究所石黒浩特別研究所所長、国立情報学研究所客員教授、AVITA株式会社代表取締役CEO をそれぞれ務める。二足歩行ロボットや外見や動作が人間に酷似するアンドロイドなどを研究する。 ウィキペディア

石黒研究室では,未来の人間社会を支える知的システムの実現を目指し,センサ工学,ロボット工学,人工知能,認知科学を基礎とし,知覚情報基盤・知能ロボット情報基盤の研究開発、そしてこれらに基づき、人間と豊かに関わる人間型ロボットを創成する研究に取り組んでいます.

知覚情報基盤とは,多種のセンサからなるセンサネットワークを用いて,そこで活動する人間やロボットの知覚能力を補い,その活動を支援する情報基盤です.知能ロボット情報基盤とは,人間と直接相互作用することを通じ,ロボットの持つ多様なモダリティや存在感を活かした情報交換を行う情報基盤です.

人間と豊かに関わる人間型ロボットの開発は,「人間とは何か」という基本問題と常に密接な関係を持ちます.そのため,街角や病院などの実社会の中に実験フィールドを構築し,人と関わるロボットの社会実験に積極的に取り組んでいます.ここで研究成果を実社会で検証し,知的システムを応用した近未来の人間社会のあるべき姿を常に模索し続けながら研究を進めています.



大阪大学大学院 基礎工学研究科 石黒研究室

https://www.irl.sys.es.osaka-u.ac.jp/


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