不死身のスーパー耐性菌コリスチン
朝からナンですが、日曜ということもあって、少し堅めのニュースでも、書いてみようかと。
実は、すでに観た方もいると察しますががNHKの海外のドキュメンタリー「不死身のスーパー耐性菌 抗生物質が効かない未来」5月27日 NHK BS1を放送した。そこでは「コロナウイルス」とは特定していないが、説明する内容のほとんどが、今回のコロナウイルス発症の症状と酷似している。
それに関して、ネット検索してみると、まったく同様の研究成果のその論文がすでに、しかるべき協会に提出されている。
その記事は、2018年11月1日付で「Journal of Antimicrobial Chemotherapy」に掲載された。と「日本医療研究開発機構」が明記してある。
そこに何が書いてあるかと云えば、それと、このコロナウイルスが同一とは、どこにも書いてない。それは当然で、その2018年11月時点で、そのウイルスが世界蔓延パンデミックに至る、という予想不能であるため、研究成果として報告した、その論文だった。
それが実際、この世に起こった、という1年半後の今になって、それが図らずも実証されたというリアル世界であった。
それに関連したアメリカ国内の過去に罹患していた米CDC追跡データ
「米の新型コロナ 1月下旬には人から人へ感染か」米CDC
2020年5月30日 9時53分 NHKニュースhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20200530/k10012451541000.html
アメリカCDC=疾病対策センターは、全米で新型コロナウイルスの感染者が急増する前のことし1月下旬から2月上旬にかけて、すでに人から人への継続的な感染が起きていた可能性があるとする報告書を公表しました。
アメリカでは新型コロナウイルスの人から人への感染がことし2月下旬に初めて報告され、3月になってニューヨーク州などで感染が急激に拡大しました。
CDCは継続的な感染が始まった正確な時期を調べるために、アメリカで最初に感染者が確認された西部ワシントン州や、カリフォルニア州をはじめとする複数の州の医療データをさかのぼって、新型コロナウイルスに感染していた可能性のある人を調べました。
その結果、カリフォルニア州では1月31日に発熱などの症状が出て、2月の上旬に死亡した人など2人の遺体からウイルスが検出されたほか、ワシントン州では2月21日からの2週間の間に発熱などの症状で医療機関を受診した人のうち、1%前後でウイルスが検出されました。
ウイルスの遺伝子を詳しく調べたところ、1月15日に中国・武漢からアメリカに帰国した感染者と同じ系統だったということで、CDCは1月下旬から2月の上旬にかけてすでに人から人への継続的な感染が起きていた可能性があるとしています。
一方、同じ時期に発熱などで医療機関を受診した人の数に目立った増加はみられなかったということです。
CDCは感染拡大を抑えるために、新型コロナウイルスの感染者を発見するため、調査の態勢整備が必要だとしています。
続編アリ