有言実行
小学4年生の夏休み、父親にすすめられアクターズスクール広島の入学オーディションを受けた永尾梨央さん。見事に合格し準グランプリを獲得します。しかし最初の2年間は発表会に出るためのスクール内オーディションに落ち続け、全員が出演できるクラス曲での出演のみにとどまっていました。そして小学6年生の春の発表会、初めてソロ合格を勝ち取ります。その時に両親に宛てて感謝の手紙を書いています
上記は抜粋ですが手紙には育ててくれた両親に対する感謝がビッシリと綴られており梨央ちゃんの人柄やご両親の愛情がうかがえるエピソードです。
絶対歌手になるけん。ありがちな子供の「夢」だったのかもしれません。しかし夢をはっきりと口にしてそれに向かって努力するというのは誰にでも出来る事ではありません。本人の意志だけでなく環境によっては別の道を選ぶ事も有ったでしょう。小学生だった彼女は家族の後押しを受けながらスクールの仲間と切磋琢磨し歌手への道を目指します
中学3年生となり6月からSPL∞ASH研修生としての活動を始めます。それによって彼女はスクール内でも注目の存在となり多くのファンが梨央ちゃんを応援していく事となります。(それは後のオーディションにおいて大きな意味を持つことになるのですが、またの機会に)
11月3日、SPL∞ASHは呉で行われたイベントのステージに出演しますが梨央ちゃんは欠席し、とある作文大会に中学校の代表として参加していました。
かなえたい夢に日付を!というテーマについて「タイムリミットはあと三年」というタイトルで発表し見事に優秀賞を獲得します。1ファンという立場では詳細までを知る事は出来ませんが自分の夢への道筋を具体的に思い描きそれを聴衆にしっかりとアピールする事が出来たみたいです
そして高校3年生の夏、とあるオーディションが開催されました
HoneyWorksがサウンドプロデュースを担当する新しいグループを結成し10月のTIFのステージでデビューするというもの。小学生の頃から憧れアニソンシンガーを目指すきっかけとなったHoneyWorksさんが楽曲を提供する新グループ、梨央ちゃんはこのオーディションに参加します。
第3次審査まで通過していた彼女は第4次のSHOWROOM審査でも準決勝1位という好成績で最終の合宿審査に進みます。
合宿審査に参加した32名、小さな頃から歌手になりたい!アイドルになりたい!という夢を抱き頑張ってきた子ばかりです。4次審査の配信で見てた子もいますし、合宿審査の映像を見てもこのオーディションに懸ける真剣な想いがひしひしと伝わってきます。正直、誰が合格してもおかしくないし出来るなら32人全員デビューして欲しいと思ったりもしました。最終的に梨央ちゃんを含む10人が選ばれましたが、自分には何が合否を分けたのかは分かりません。
しかし小さい頃から夢を後押しし支え続けてくれた家族、そして本人の言葉を借りれば「私のことを私以上に信じて応援してくれる」たくさんのファンの存在が大きかった事は疑う余地はありませんし、何より小さい頃から歌手になる、アニソンシンガーになると言い続けそれに向かって頑張ってきた事が彼女の強さだったのではないかと思います
みんなの期待に応え夢の入口に立った梨央ちゃんにファンの1人としてただただ「おめでとう」という言葉を贈りたいと思います
新グループのコンセプトである「アイドルの常識を突き破る新しいアイドル」はたして彼女たち10人がどんな景色を見せてくれるのか?10月1日のTIFのステージから目が離せません
〈追記〉
18歳の誕生日
〈追記②〉
3年経った2021年11月3日、彼女自身の当時の想い、そして現在の想いをInstagramに投稿しています
また、その夜のSHOWROOM配信でも改めて作文大会について語っています。ファンの前で彼女自身がここまで詳しく語ったのは初めてではないでしょうか
〈追記③〉
そして2021年12月28日に中野サンプラザで行われたハニフェス2日目、ずっと憧れてたHoneyWorksさんの同じステージに立ちました。またひとつ夢を叶えた彼女。デビュー曲の「いつだって戦ってる」で「口に出さなきゃ始まらない」って部分を梨央ちゃんが歌ってるのもエモいのよ…
追記だらけで記事が読みにくくなってきたので時系列を整理して再編するかも