心を込めて歌うとは
タイトルを見て？ってなってる方も多いと思うので少し説明を
今年の4月～6月にかけての春アニメで「Vivy」という作品が放送されました。内容を簡単に説明すると、「歌で人を幸せにする」という使命を与えられた歌姫AI（AIによる知能を持った人型ロボット）が人類滅亡の未来を変える為に自らの使命と向き合いながら100年間の旅をする物語です。主人公のヴィヴィ（ディーヴァ）は心を持たないAIであるが故に「心とは？」「心を込めて歌うとは？」という命題に答えを出せず葛藤を抱えながら歌い続け立ち止まり挫折しそれを乗り越えようと奮闘します。そんな中で第3話に登場するエステラ（ディーヴァの後継シリーズとして作られたAI）にヴィヴィが問いかけます。「あなたにとって心を込めるってどういう事？」
このVivyというアニメ、歌姫AIが主人公ということで主題歌や劇中歌には特に力が入ってました。作中に登場する歌姫AIには声優さんとは別に歌唱担当のアーティストがキャスティングされており、主人公ヴィヴィの歌唱担当はアクターズスクール広島出身の八木海莉さん！梨央ちゃんのスクールの先輩であり同じステージに立った仲間でもあります。主題歌に抜擢された時にはひとしきり盛り上がってました♪
そんな折、梨央ちゃんのTwitterフォロワーが2200人達成という事でリプ返大会がありました
そこで先程の台詞になぞらえて質問した、という所までが前置きです（長っ！）
自分の質問に対する梨央ちゃんの答えは
歌の主人公と仲良くなることから始めてます。その曲のことをいっぱい調べて考えて、自分の経験に落とし込めそうだったらそうして、ダメだったら色んな作品見て培った妄想力で補ってる笑
あとは自分が楽しんで歌ってると、自然と曲の世界に入れて心込められてるんじゃないかなって思ってます
まだまだ修行中だけどね😂😂頑張ります！！
人の心に届く歌を歌うためにはその曲の世界を理解して自分のものとして落とし込む事、そしてそれを歌として表現し伝える為の歌唱技術が必要（私は歌に関して素人なので的外れな事を言ってたらごめんなさい）だと思ってます。
彼女がアニソンが好き！というのはアニメが好きというのはもちろんだけど、アニソンって作品と相まって世界観がはっきりしてる曲が多いじゃないですか。そういった事もあって自分の中に落とし込みやすいのかな？って思ったりもします。
一口に楽曲理解と言っても何か決まった正解がある訳ではなく、私たちが聴く歌は永尾梨央というフィルターを通して聴いている訳です。そこには彼女の人間性や作品や歌への愛情がギッシリ詰まってて、それが彼女の（相当な努力によって築かれた）歌唱技術によって届けられている訳です。彼女の歌を聴いて感動したとか心が震えたというのはそういう事なんだと思います。
ちょっと理屈っぽくなっちゃいましたね💦
リプ返という個人的なやり取りをなんでわざわざ記事にしたのか？これからアイドルになり歌手になりたくさんの人が梨央ちゃんの事を調べると思うのね。その時に梨央ちゃんの歌に対する想いを少しでも知ってもらいたいなって。ブログ記事にツイート貼るのも本来はリンクで引用すべきところをスクショして載せてるのも消えてしまわないようにって。
8年間のスクール生活の集大成とも言える先日の発表会でのソロで歌ったのは大石昌良さんの「耳の聞こえなくなった恋人とそのうたうたい」残念ながら私は会場で聴く事は出来ませんでしたが配信アーカイブで何度もリピートしました。過去のインタビューでも感情を込めて人に伝わる歌が歌えるようになりたいと言ってた事や、この曲の歌詞…画面越しだったけどしっかりと届きました。オーディションやスクール卒業の事も有って私自身の思い入れもそれまで以上だったのかもしれない。だけど本当に素敵で過去最高のパフォーマンスでした。
これからもたくさんの人の心に梨央ちゃんの歌が届きますように
＜追記＞
タイトルの心を込めて歌う…から少し離れてしまうかもしれませんが、歌う時に意識している事について最近の配信で語ってくれたので載せておきます。
可憐なアイボリーのサウンドプロデューサーであるHoneyWorksのshitoさんからアドバイスを頂いて、クセの無い歌い方が出来るように取り組んでいるとの事。梨央ちゃん曰く歌い方だけでなく普段の歌の聴き方も意識が変わってきてそれが自分の歌にも活きているそうで、先生にもクセが減ってきたと言われて喜んでいました。今日（11月28日）のカラオケ配信で歌ったハナミズキ、以前の配信でも歌った事がありましたが、その時よりも素直な歌い方でスッと心に入ってくる感じがしました。何と言うか梨央ちゃんの素直さとか吸収力にはいつも感心させられます。元々彼女の歌声はとっても刺さるものがありましたが、歌い手としてもっと成長できると思ってるのでこれからの梨央ちゃんがますます楽しみです。