障がい者”というカテゴライズは必要か? 〜障害あるなしもひっくるめてのチームビルディング〜
『障がい者アートを使っているから、多様性理解でしょう。』
ニューヨーク近代美術館で生まれた対話型アート鑑賞は、自己肯定感、多様性理解、傾聴力、論理的思考力、さらにはストレスホルモンの軽減など多様な効果があるとされている。
当社においても対話型アート鑑賞研修をさまざまな企業に導入する中、多様な効果が期待できるが故に、その実"お客様にどうお薦めしたら良いのか"は悩みの種だった。
やはり“障がい者アートを使うのだから障がい者理解”というのも分かりやすいが、何か違和感があったのも正直なところだ。
期せずして企業における障がい者雇用率の引き上げもあり、その多くは"障がい者というカテゴライズされた方々に向けての施策"であるように思う。仮に、その企業においてタイバーシティ&インクルージョン経営を標榜するならば、一般雇用の中に障がい者を雇用してこそ、ダイバーシティ&インクルージョンなのではないかとも思う。
そもそも"障がい者"という呼称自体がカテゴライズしているという批判があるが、一方でカテゴライズは社会課題を顕在化し、その解決に向けた初動としての価値はあることを理解しておく必要はある。
さて、ダイバーシティ&インクルージョンは、障がいあるなし、子育て世代、シニア、介護世代、セクシャルマイノリティ、外国人など、多様多彩な人々を繋げてこそ実現するものだろう。障がい者アートを扱っているとはいえ、フクフクプラスが目指すはダイバーシティ&インクルージョンなのである。
《フクフクプラスビジョン》
障がいのあるなしに関わらず、お互いの違いを認め合い、誰もが自分の可能性を発揮できる社会を実現します。
今まで、デザイン思考、サイレント、目から鱗の鑑賞法、多様性理解など多様なラインナップを揃えてきた対話型アート鑑賞だが、フクフクプラスがすべきことが「障がいのあるなしに関わらず、お互いの違いを認め合い、誰もが自分の可能性を発揮できる社会を実現します。」だとするならば、それは多様な人々をつなげていく「チームビルディング」こそ、フクフクプラスが提供すべきプログラムではないかと帰結するのである。
さて、令和3年度 世田谷区 地域連携型ハンズオン支援事業の採択をきっかけに、チームビルディング 向けのオンライン 対話型アート鑑賞を新たに開発、現在、多くの方々に届けるべく取り組んでいる。近々、本プログラムを紹介するイベントを開催する。お時間あれば、ぜひご参加いただきたい。
【無料セミナー】対話ができるチームをつくる❗️テレワーク時代の組織づくり❗️
チームビルディング手法『アートでおしゃべり』ノウハウ大公開
【開催日時】
2022年2月21日(月) 16:00〜17:00
2022年3月 1日(火) 16:00〜17:00
【参加費・定員・開催方法】
・事前申込 無料
・各回100名
・Zoomによるオンライン開催
【セミナー内容】*予告なく変更する場合がございます。
・シリコンバレーで注目されている組織づくり
・テレワーク時代におけるチームビルディングにおけるヒント
・チームビルディング 向け「アートでおしゃべり」デモンストレーション
・質疑応答
【対象者】
・新しいチームをもった新人リーダー
・組織横断的なチームを運営することになったベテランリーダー
・チームメンバー内のコミュニケーション不足が気になっているリーダー
・チームメンバーの発言が少ないと感じているリーダー
・チーム内で雑談を奨励したいが、良いきっかけが見つからないリーダー
・チームビルディングのプログラムを実施したいが、チームがやる気になってくれるか不安なリーダー
【お申し込み先】
http://ptix.at/Mf4RiQ
*トップ画像はシブヤフォントの「Mr.Akafujil」というパターンを使用しています。ワンコインでダウンロードできます。