天を仰ぎ涙を呑み解雇を覚悟
私、友人の紹介で、カフェと青果店が併設しているところでバイトしているんですけど、「責任感が強い子です」という友人の一点張りの下に昨年末雇用契約を結んでからもう半年が経とうしているのにいつまで経っても「使えないヤツ」のレッテルが剥がれません。
今日は倉庫からの補充を頼まれ、間違えて他店の倉庫から在庫を引っ張り出してきて、そのまま店頭に出してしまって売ってしまいました。
よりによってその商品は他店が明日スーパーに出荷する予定だった商品らしく、こればっかりはガチで天を仰ぎながら涙を呑んで解雇を覚悟しました。
結局、その商品をまた他店の倉庫に戻すことになったんですが、その際に手が滑って商品が浸かっている水を倉庫中にぶち撒けてしまいました。
さすがにこれは黙りました。
きゅうりのパック詰めをしているときも勢い余ってきゅうりを真っ二つに折ってしまったんですが、これも黙りました。黙って捨てました。
皆口軽く「マジで俺/私社不すぎるんだがw」なんて言いますが、正直、舐めないでいただきたい。
私はいつでもいたって真剣に働いているつもりですが、どうしても店長や主婦さん、年下の学生から「こいつ使えねェ~」という雰囲気を察知してしまい、ひとり部屋で顔を歪めながらとりあえずブログに吐き出している哀れな社不がここにいますから。
あ、そういえば今日、バイトに向かう道中で「働いたら負け」って書かれたTシャツを着たアニキがかなり生き急いでいるのを見かけたんですよ。
…もしかしてあのアニキ…私にしか見えない妖精だったのでは…?
…もうお前は働くなとこちらに訴えかけていたのでは…?
…クソ…!!!
…妖精さんからのお告げを無視してしまったが故に…!
こんな私が社会に出ていいのだろうか。
日本の経済の歯車をトチ狂わせてしまう自信しかないのだが。ははは。