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2005のケンゴへ

中村憲剛選手(以後ケンゴ)、2005年の春、私たち家族が等々力であなたに出会ってから、15年もの長い間、たくさんの思い出をありがとうございました。

私にはいつも思い出すたびに後悔している事があります。あの時、等々力で初めてケンゴに出会った15年前の自分に腹が立っています!そして、あの時のあなたに謝りたい。

当時、それまでの人生においてサッカーには全く無縁であった私でしたが、某旅行会社でフロンターレを担当している義妹に誘われ、2歳の長男と一緒に始めて等々力ゴール裏で試合を観戦しました。

試合が始まる前、当時はまだとてものどかな、というか閑散としたホームゴール裏の立ち見席に座っていると、突然私の目の前に3人の選手(その中の一人がケンゴでした)がやってきました。周りの子どもたちはサインをもらいに選手のところに集まってきたのですが、ほとんどサッカーを知らない私は(サインペンも無く)ケンゴと目が合っているにも関わらず、恥ずかしさもあってその場に立ち尽くしていました。

それだけではありません。内心「誰?この人たち。中村俊輔なら聞いた事あるけど、この中村って誰?」と思っていました。

ホント後悔しかない。大変失礼しました!

※ジュニも我那覇もごめんなさい🙏

その後、長男が小学校に上って、地元のサッカークラブに入ってからは、サッカーにハマって審判資格も取り、徐々に川崎フロンターレの戦略にもどハマりして、5年後にはゴール裏で飛んでました。

そして更に数年後、義妹経由で初めてケンゴのサイン入りの色紙を貰い、少し後のファン感で一緒に写真を撮らせていただきました。

すでにあなたは、我々の中で神になっていました。

選手としてはもう少しで終わりですが、その先のケンゴ、そして川崎フロンターレが楽しみで仕方ありません。

このクラブは中村憲剛の存在と、川崎に携わる全ての方々によって、独自の成長を遂げてきました。

私も家族も、これからも微力ながら何か少しでも力になれればと考えています!

将来、孫にも素晴らしいフロンターレを見せてあげたい。そしてその時、ケンゴのサッカーが見れたら幸せです。

ありがとう。

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