【全文無料】AGE OF OVERLORDで超強化された魔術師がガチで強い件
どもども皆さんこんにちは。ニヤリーです。今回は魔術師やっていきます!AGE OF OVERLORDで登場した数々の新規で展開の手数と妨害耐性を獲得し非常に強力なデッキに仕上がっています。今回の記事ではそんな超強化された魔術師の構築を徹底解説していきます。それでは今回の記事は・・・
・新しい構築の方向性
・新規カードの強みと使い方
・既存のカードで強化されたカードの紹介
の構成でお送りしていきます。それでは前置きはこの辺で。早速やっていきましょう。
<新しい構築の方向性>
それではまずは構築の解説です。早速ですが構築がコチラ!
従来の魔術師とは違い、効果無効妨害であるタイタニックギャラクシーとサベージドラゴンを不採用とした代わりに、新規のリトルナイトや奇跡の魔導剣士を採用し最終盤面までの展開ルートの自由度を上げています。タイギャラやサベージの効果無効妨害は優秀ですが、素材に特定のステータスを要求する縛りが設けられているため展開ルートもある程度決まっており、特に後手からだと相手の妨害を受けると成立しないことも多々ありました。そこで、展開の終着点をリンクモンスターにすることで妨害を受けても最低限妨害が成立するよう構築しています。(全体的に妨害成立のハードルを下げているイメージです) 妨害の質が下がっている感は否めませんが、元々魔術師は展開した後に手札にリソースを多く抱えてターンを渡す所謂ミッドレンジ寄りのデッキなので、盤面を捲られても負けに直結することは少なく、むしろ消耗しきった相手に返しのターンで大量のリソースをぶつける戦い方が本命であるため、妨害の質が下がる裏目よりも現代遊戯王において必要なステータスである"手数"と"妨害耐性"を獲得できたことに関しては魔術師にとって大きな躍進であると言えます。
さて、ここまでが構築の方向性に関しての解説です。それではココから新規カードの解説です。
<新規カードの強みと使い方>
■ 覇王門の魔術師
今まで魔術師が欲していたすべてを兼ね備えたスーパーカードです。このカードの強い点は4つあります。
① 魔術師及び覇王門ネームを持った自己特殊召喚持ちモンスターなのでP前エレクの再現性が飛躍的に向上したこと。
② 手札/EXデッキから各種ドラゴンを墓地へ送る効果は紫毒や虹彩のようなカードでも墓地へ送ることができるため、黒牙の魔術師のモンスター効果の下準備が可能であること。
③ 増殖するGを撃たれても覇王龍の魂をサーチすれば増殖するGをわずか1ドローで済まして1妨害構えることができること。ちなみにこの覇王龍の魂、後程説明しますが性能的には妨害とリソース供給をこなすスーパーパワーカードであり、コイツを特殊召喚をするだけでそれをサーチできてしまいます。インフレすげーなぁ・・・(こなみ)
④ 星霜を単独でトリガーさせることができること。
以上のことから、魔術師が欲しかったすべてを持っているカードで、まさに魔術師の次世代を担うカードに相応しい性能であると言えます。
■ 覇王眷竜ライトヴルム
1枚挿しておくだけで動きの幅を大きく広げられるカード。妨害兼リソース札としてかなり優秀で、特に奇跡の魔導剣士で相手ターンに特殊召喚し、そのまま①の効果で覇王眷竜クリアウィングをS召喚できる動きはかなり強力です。まさかハリファイバーが禁止になってから相手ターンに覇王クリアをぶっぱなせる日が来るとは夢にも思わなかったです。あと、覚えておいて損しないぐらいの使い方になりますが、P効果のトリガーを覇王龍の魂で出てくるズァークでも満たすことができるため、一応ズァークを出せる状況であればPゾーンに妨害札として置いておく択も生まれます。覇王龍の魂は相手が魔法カードを使う前提の効果であるため、魔法カードを使わない相手だと腐ることがあるのですが、ライトヴルムをPゾーンに置いておくことで最終的に覇王クリアまで繋がるため、覇王龍の魂のバリューを地味に上げてくれたカードです。
■ 奇跡の魔導剣士
このカードも魔術師と強烈にシナジーするカードであり、次世代の魔術師デッキを担う最強カードの1枚です。このデッキでの使い方は主に2つあります。
①相手ターンにライトヴルムを出して覇王眷竜クリアウィングをS召喚
②ペンデュラムマジシャンを特殊召喚して紫毒を破壊しながらサーチ&表側1枚破壊
このように主に妨害札としての役割を担うことができます。素材の緩さに加え、自身のリンク召喚時のサルベージ効果や天空の魔術師のエンド時サーチ効果で相手ターンに出すPモンスターを手札に加えることができます。また、魔術師だとスケールを揃えやすい&キープしやすいこともあって、このカードのバリューを最大限活かせる足回りが整っていることも魔術師強化パーツとして優秀な点の一つであると言えます。総じて今回の新弾で登場したカードの中では、覇王門の魔術師と並び最も魔術師を強化した1枚と言っても過言ではないでしょう。
■ S:Pリトルナイト
②の効果で自身を除外した次のターンに、メインモンスターゾーンにこのカードを戻すことで、リンクマーカーが左右のメインモンスターゾーンに向けられるため、そこにP召喚することができます。これはPテーマにとって非常に重要な長所であり、特に魔術師のようなスケールの維持が得意なPテーマでは、次の自分のターンに最大3体のP召喚が約束されているようなモノです。間違いなく魔術師最強のリソース札であり、素材の緩さやマスカレーナから繋がる点を考慮して魔術師側のリソース勝負の要求値を下げている点も評価できます。以上のことから覇王門の魔術師や奇跡の魔導剣士同様、核弾頭レベルの強化であり、今後もこのカードの使い方が魔術師の強さを大きく左右することになるでしょう。
<既存のカードで強化されたカードの紹介>
それでは最後に新規カードにより強化された既存カードの紹介です。これから解説するカード以外にも強化されているカードはあると思うので、皆さんも是非探してみてください。(私も頑張ります)
■ EM天空の魔術師
エンドフェイズにサーチする効果でPモンスターをサーチし奇跡の魔導剣士で相手ターンに特殊召喚するムーブが可能になります。(サーチ先の候補はEMペンデュラムマジシャンと覇王眷竜ライトヴルム) かつてはエンドフェイズのサーチはコンボに活かしにくく、このカードもリソース札程度の認識だったのですが、新弾で密かにバリューが上がった1枚です。
■ 覇王龍の魂
現代遊戯王のヤケクソ壊れカード。魔法カードを使う相手に対して構えることで強力な妨害札兼リソース札として機能します。覇王門の魔術師のところでも話しましたが、覇王門の魔術師からサーチできるためGの止め処としても機能します。また、サイド有りのマッチ戦においても冥王結界波や禁じられた一滴をトリガーに墓地効果を使い妨害を構えることができるため、サイド入れ替え後の先行においても捲り札をケアするカードとしてバリューがあります。
以上です。
はいそれでは、いかがでしたでしょうか。まだまだ発展途上感は否めませんが、強さの片鱗は見えているので、あとは実践を通して構築やプレイを練っていきたいところです。魔術師の弱さが先入観となり新弾発売日まではノーマークだったのですが、改めて新規カードを振り返ると魔術師デッキに革命が起きていました 笑。 皆さんも新弾で強化された魔術師を是非お試しください!
それでは今回の記事はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました。