見出し画像

キャンプギア、これ買ってよかったわ! 〜オピネルナイフ〜

皆さんお疲れ様です。ま〜さです。

またまた久々の投稿になってしまいました・・・。

ここ最近、キャンプにもなかなかいけず話のネタが浮かんでこない

状態が続いていました。夏はトップシーズンなのでテントサイト、

コテージサイトは値段がいっきに跳ね上がる為、貧乏性の自分は

夏期のキャンプは少々抵抗がありました。キャンプは金が掛かるなぁ..。

もうそろそろ夏も終わりを迎えるため、これからのキャンプに備えて

自分が今まで持っていたキャンプギアを見直そうと思いました。

その中でまず一新したかったのが調理道具です。

一応持ってはいたのですが、Amazonで買った格安の調理キットでした。

最初はこういったもので様子を見て、慣れてきたら新調しようと思ってました。

そろそろ頃合いとみて早速色々購入しました。多分4〜5万は掛かった(泣

今日は全部は紹介しきれない為、一品だけ紹介したいと思います。


初心者にオススメ!フランス生まれのフォールディングナイフ

画像1

自分が以前から欲しかったナイフがフランス生まれのオピネルです。

こちらのナイフはフォールディング、折り畳むことが可能の非常に

シンプルな構造のアウトドアナイフです。

歴史が古く今から100年以上前に誕生し、その使い勝手、デザイン、

リーズナブルな価格で多くの人に選ばれ、愛されてきました。

活用方法は多岐にわたりますが、自分はこのオピネルを調理用ナイフとして

利用するために購入しました。

クチコミでは調理でも大活躍すると書かれていますがやはり実際に使って

みないとわかりませんよね?

実際使ってどうよかったのか?良い点悪い点、こういう時は役に立った、

ここはちょっと微妙だったなど自分なりに使った感想を述べたいと思います。


オピネルで調理してみる


なので早速使ってみたくなった自分はキャンプで使用する前に、

自宅でトマトで試し切りを行いました。トマトは身が柔らかく、皮は少々

硬さがあります。刃を入れた時、スパッと切れるかグチャッと潰れるかで

判断できるため、試し切りにはちょうど良いです。潰れたらナマクラです


実際、切ってみるとスッと刃が入って綺麗に切れました。

正直不安が大きかったですが、杞憂でした。想像以上に良い働きが出来そうです。

もっといろんなものを切ってみたかったですが楽しみはキャンプの時まで取って

おくとして早速先日キャンプに行ってきました。

感想を述べる前に自分が買ったオピネルの説明をします。

オピネルはブレードの種類が2つあります。

一つがハイカーボンスチール製。

切れ味が鋭く、硬い野菜、肉や魚をスパスパ切ってくれます。

反面、錆に弱くこまめにメンテナンスをする必要があります。

二つ目がステンレス。今回自分が購入したものです。

ステンレスは錆に強いです。こまめなメンテがない分、

オピネル初心者におすすめです。欠点は、ハイカーボンに

比べると切れ味が落ちます。まめにする必要はないですが

定期的にブレードを研ぐ必要があります。

ただ、自分が使ってみた感じではステンレスでも十分な切れ味は

あります。後に説明しますが硬い野菜でもストレスなく切れるため

特に拘ってなければステンレスで十分だと思います。


次の相違点はサイズです。

オピネルは幅広いサイズがあります。

No.2〜No.12まで存在し、数字が大きいだけオピネルのサイズも上がります。

流石に全部のサイズは揃えるのはできませんでしたが(予算がとんでもないことになる...!)

自分は最初から一番大きいNo.12を購入すると決めていましたので12を

使用した感想を述べます。※因みに一番万能なのはNo.9らしいです。


というわけで今回使用するオピネルはステンレスのNo.12です。


使ってみて・・

画像2

さて、実際使ってみた感じとしてはフツーに使えます。

何とも言えない感想を述べてしまって申し訳ないですがホントに

そんな感じです。普通というのはストレスなく使えるといういい意味

で捉えていただければと思います。

先述しましたが試し切りでトマトを切った時から性能は十分だと

感じたので実践でも問題なく使えてます。


今回は肉や魚は切りませんでしたが、ニンジンと里芋を切りました。

ニンジンは硬めの野菜なのでどう抵抗あるかを確かめたかった事。

里芋は皮を切るときに切りやすいかどうか、試してみました。

ニンジンを切った時は普通の三徳包丁で切った感じで、里芋は

包丁よりも刃幅が小さいため包丁より皮むきが簡単にできました。

包丁よりも刀体が短く、刃の先端が湾曲しているので包丁に慣れている

人は若干違和感がありますがすぐ慣れると思います。

画像3

ということで、調理面では問題なく使用できる、もしくは

一番大きいサイズとはいえ包丁より小ぶりなので野外での使い

勝手はオピネルナイフのほうが軍配が上がると思います。

ですがこのオピネルナイフ、長所もありますが短所もあります。

次の項目で良い点、悪い点述べていきます。


短所


先に短所を述べていきたいと思います。

まず一個目水に弱い。

これはブレード部分ではなく、ハンドル部分のことです。

試し切りをして片付けようとした際、ブレードを水洗いしていたのですが

その時、少しだけ木製のハンドル部分に水が掛かってしまいました。

そしたらやけに水を吸い込むので、ん?と思いました。いくら木製でも

吸いすぎじゃね⁈と思い、調べてみたらこのハンドルはブナの木を使用

しているのがわかりました。どうやらブナは強度があり、柔軟性があるの

ですが、吸水性が凄まじくしかも腐りやすいということが発覚。

しかも水を吸いすぎると膨張してしまい、ブレードの開閉が困難に

なります。湿気も同様です。いざ使おうかなというときに異常に

固くなってしまいケガの危険性を孕ませてしまいかねません。


二個目耐久性です。

オピネルはシンプルな構造でカスタマイズしやすいのがウリです。

ですが同時にそのシンプルすぎる構造故に耐久性は低くなっています。

その原因となっているのが接合部です。オピネルは接合部にブレードと

ハンドルをピンとリングで結合してます。軸になっているピンはかなり

華奢です。食材程度なら問題ですが、硬い木材を無理に削るような真似は

できません。最悪ピンが曲がるか、ハンドルが割れてしまいます。


三個目ロックの安全性です。

画像5

これはどういうことかというと、二個目で説明した接合部のリングのこと

です。先ほどはリングと言いましたがこれは「ビロブロック」といい

ブレードが閉まっている状態で回すとロックが掛かります。反対にブレード

が出ている状態でリングを回すとブレードが動かないようロックできるとい

うものです。このロックも少々曲者で、ロックの回しが甘いと解除させてし

まいます。一度カチッとロックをかけた後、もう少しだけ力をいれてロック

を押し込まないといけません。気を抜いているとロックが外れてけがを

する可能性があるので注意が必要です。

※イラストの女の子が言ってますが、押し込むのにそこまで強い力は要りません。


最後に四つ目、上記の三つはいろんな人たちが体験談でも言ってましたが

これは完全に自分の意見です。それはモーラナイフのほうが軍配が上がる

というものです。

画像4

完全にオピネル愛好家の方達に喧嘩を売る意見ですが....。

オピネルは欠点も多いですが長所もたくさんあります。

このあと褒めちぎるぐらい長所はいいますが、気づいてしまった

のであえて言うと役割でいうとモーラのほうができることが多いし

オピネルの短所をモーラはむしろ長所にしてしまっていることです。

オピネルの最大の弱点である水分もモーラはむしろ水分に強い作りに

なっていて、耐久性も断然モーラのほうが上です。

ただ、モーラはシースナイフ、オピネルはフォールディングナイフ

とナイフの形状も作りも違うので一端に評価して比べるのはお門違いだとい

うのも承知です。自分が言いたいのは安価で初心者にもおすすめなナイフ

ではという括りで捉えていただければ幸いです。


長所


散々文句を言ってしまいましたが、ここからはオピネルの

良いところを紹介したいと思います。

オピネルはナイフの中でも非常に簡易的でシンプルな作りとデザインを

しています。シンプルな作りこそオピネルの最大の特徴です。


まず一つ他のナイフに比べカスタマイズがしやすい

オピネルはシンプルゆえカスタマイズが容易です。

先ほど申しました、水分に弱い弱点や耐久性を自ら改良することも可能です。

例えば、ハンドル部分を防水加工したり、思い切って水に強い木材や素材に

変えてしまうことも不可能ではありません。

もっとも、カスタマイズするにはそれなりの腕と慣れが必要ですが

オピネル自体安価ですので、ガンガン自分好みにカスタマイズに挑戦するのも

一興かもしれません。


二つ目はデザイン。

オピネルといえば見た目の良さでしょう。

他のナイフと違い、丸みを帯びた可愛らしいハンドル。

おしゃれなロゴ、その見た目に惹かれた人もいるのではないでしょうか?

他のナイフは無骨でワイルドなデザインが多い中、オピネルのデザインは

一際目立つと思います。100年前からデザインが変わってなく、美術館にも

飾られるオピネルナイフはまさにナイフ界の芸術品と言えるでしょう。


三つ目はとにかく軽いことです。

オピネルはブレードが長い割に非常に軽いです。

ハンドル部分が木製なのもあるでしょうが、ブレード部分を入れても

他のナイフより全然軽いです。この軽さは非常に強みになります。

ナイフが重いと作業効率に支障をきたすだけでなく、不意な怪我を

事前に防げるという利点もあります。例えばブレードをしまっていても

ナイフに重量があったら怪我を招く危険性が高くなります。

高さがなくても足に落とすだけでも危険です。それでブレードを露出していたら

目も当てられません。オピネルはハンドルが木製のため軽量かつ柔らかい。

仮に落として人体に当たっても怪我の危険性はぐんと低くなります。


ですがいくら軽くてもナイフはナイフ、刃物です。

ブレードが出てたら軽い重い関係ありません。使用して終わったら刃先は

人とは反対に向けること、使わない時は刃をしまうことを意識しましょう。

お子さんやペットがいる方はより一層注意してください。


四つ目、やはりリーズナブルな価格帯でしょうか。


オピネルといえば手が出しやすい価格で販売されていることです。

サイズにより値段が変わりますが、一番大きい12でも約3500円ほどでした。

カーボンとステンレスでは特に大きい価格差はありません。

自分に合ったサイズとブレードをよく考えて購入しましょう。

ちなみに先述した、9のオピネルは約2000円です

最後に五つ目は、これは個人的な意見です。

料理と一緒にすると映えること。

先述しましたが、オピネルはデザインがいいです。

オピネルはハンドルが木製です。木製の道具は食べ物や料理と

非常に相性がいいです。(個人的な見解です)なので写真を

撮るときでも使用する時でも、大変見栄えが良い!ということです。

料理だけでなく、キャンプの雰囲気にオピネルを添えるだけでも

一気におしゃれキャンプをしているという気分になれます。

自分は写真を撮ったり、動画を撮ったりするので一丁前にカッコつけて

できた料理や自身のキャンプギアの写真などをTwitterにあげたりしてます。

別にバズるためにやっているわけではありませんが、写真はしゃれおつにし

たいのでオピネルはいい被写体になってくれること間違いなしです!(個人的な見解です)


結論


ここまで長々書いてきましたが、簡単にまとめると

他のナイフと比べるとシンプルで軽いため使いやすい。

水に弱いのであまり料理には向かない。

カスタマイズが好きな人向け。

おしゃれな道具が好きな人向け。

・・・・と言ったところでしょうか。

自分は料理に使っていますが、実際料理にはあまり向いてないんですよねぇ・・。

あと先ほども書きましたが、やはり他のナイフに比べて脆いのも欠点。

しかしそれでも構わないと割り切って使い倒すのが一番いいかもしれません。

オピネルはハンドル部分だったら替えのハンドルが販売しているのでもうどう

しようも無くなったら買い替えるのも手です。流石にブレードの替え刃は販売

していないのでこちらは研ぐか未然に防いでいくしかありません。

いずれにしろ初心者にはリーズナブルな価格ですし、軽いのでとてもオススメ

です。どのナイフにするか悩んでたらオピネルを手に取ってみるのもいいで

しょう。十分な働きをしてくれると思います。


長文になってしまい申し訳ありませんでした。

ここまでお付き合い頂き有難うございます。



                      ではまた。

        































この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?