見出し画像

#0 五人百姓 池商店28代目 池龍太郎の自己紹介

はじめまして。「五人百姓 池商店」28代目の池龍太郎です。
この度、長い間温めていた想いを形にすべく、noteを始めることにしました。

香川県琴平町、金刀比羅宮表参道69段目に店を構える池商店は、鎌倉時代から続く飴屋として、旅人の方々に寄り添いながら、700年以上の歴史を紡いできました。

池商店は、「五人百姓」としての役割も担っています。
五人百姓とは、金刀比羅宮に長年お供してきた一族であり、神事のお手伝いをしています。
この五人百姓の歴史や、金刀比羅宮との関わりについても、今後このnoteで詳しく書いていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

私たちが作り続けてきた飴には、「幸せを分かち合う」という想いが込められています。
金刀比羅宮に参拝したくても来られない方のために、ご利益を飴に込めて持ち帰り、家族や大切な人たちと「幸せを分け合う」という意味が、この飴に込められてきました。

その伝統を受け継ぎながら、今の時代に合った形で、幸せのひと口を未来へ届けていくことを大切にしています。
最近では、**「飴屋さんのおやつ」**というブランドで、歴史ある飴を新しい形のスイーツとして提案し、新しいお客様との出会いが増えました。

■ 町の魅力も、ここで発信していきます

このnoteでは、
• 鎌倉時代から続く池商店の歴史と取り組み
• 五人百姓としての役割
• 琴平の町の魅力  をお伝えします。

コロナ禍以降、琴平の町には、地元の先輩や後輩だけでなく、移住してきた方々も増えました。しかも、皆さん本当にアクティブで、エネルギーを持った方ばかりです。
私は、長い歴史のある町に、長い歴史を持つ一族の一人として生まれましたが、今の琴平が一番面白いんじゃないかなと感じています。
「この時代に生まれてよかったな」と思えるほど、今の琴平は魅力的な時代を迎えています。

そんな**琴平の「今」**を、このnoteを通してどんどんお届けしたいと思います。

そして、コロナ禍を経て大きく変化した琴平の町が、みんなで一丸となって未来へ突き進んでいる今の姿を、どんどんこのnoteで投稿していこうと思っています。

私は、語り部として、琴平の町の物語や、日々の営みに込められた温かさを伝えていきたいと思っています。そして2025年からは、このnoteを含め、より幅広い媒体を通じて琴平の魅力を発信していきます。

そして、このnoteを読んでくださった方が、「私も一緒に琴平の町で何かしたい」と思っていただけるような、そんなnoteにしていきたいと思っています。

伝統は受け継ぐだけでなく、次の世代へ進化させてつなぐことで意味を持ちます。
このnoteが、私たちの店の歴史や町のストーリー、そして新しい挑戦を知っていただける場になれば嬉しいです。

これからどうぞ、よろしくお願いいたします!

五人百姓 池商店28代目
池龍太郎

いいなと思ったら応援しよう!