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Webtoonのフキダシについて

縦型漫画のWebtoonだろうが、横型漫画だろうがフキダシを気にして読んだ事ないわ。って人多そうだなあ🤤
今回はそんな方でも楽しめる!(かもしれない!)ノーマル無加工フキダシでは物足りない時に使えそうな加工バリエーションの紹介をします。

ごきげんよう。
初心者クリエイター🌱のベテラン社会人ait(あいと)です。

この記事は3分くらいで読めるラフなエッセイです。



フキダシのバリエーション

さて、そもそもですがフキダシって何?と思われる方のために軽くご紹介しますと、こんなの↓です。

ノーマルVer

フキダシには大抵「シッポ」という「>」みたいなやつもセットになる事が多いですが、今回はシッポ無しでいくつかのバリエーションを作ってみました。台詞はとりあえずシンプルなご挨拶にしています。

通常ならこのままで通す台詞ですが、もう少しだけキャラの心情を乗せたいなあって時は、これから紹介するパターンを使ってます。
この記事を読んだ後、お気に入りのWebtoonで台詞デザインをチェックしてみると、また違った面白さが味わえるかもしれません✨😋


ちょっと気持ちを乗せたVer

シンプル!!
朝の爽やかさを演出したくてブルー影を落とし、右下にずらしています。
読みやすいようにテキストには白フチを付けています。
私の場合、ノーマルだと物足りないけどゴテゴテさせたくない!って時はこんな感じのパターンを使う事が多いです。よくある手法です😇

高貴な方からのご挨拶Ver

聖女様とか、聖騎士団長様とか、神様とか憧れの伯爵令嬢様とかからお声がけされた時のイメージ✨
ブルーの影に薄~~くイエロー系でスクリーンをかけています。
フキダシ線はイエロー系にして、そこにちょっと明るめのオレンジイエロー系でスクリーンをかけています。

枠線だけで光を表現するVer

高貴な方のご挨拶とまではいかないけど、凛とした雰囲気を出したい時は大体ブルー系に光を入れたりします。
これはフキダシ線を濃いブルー系にして、ライトブルー系のスクリーンを入れています。
スクリーンはエアブラシツールで入れても良いですが、より統一した光を入れるためグラデーションツールで一度グラデをかけたあと、手作業エアブラシで一番明るい部分を描き足しています。

ちょっと影があるVer

陰キャだったり、落ち込んでいたりする沈んだ感じを影落としで表現してみました。
フキダシの後ろ側に、フキダシ+5pxほどグレーを塗って、ガウスぼかしをかけたあと右下にずらし、上側は紫系のスクリーンをちょい足ししました。
もっと沈んだ感じにしたい場合は、スクリーンはせず、下側に乗算で色を入れてトーンを落とすと良いかも。

にじみ出る気持ちVer

今回は怒り感情でよく使われる赤系でやってみました。
フキダシの中はー5pxほどを薄い赤で塗り、フキダシ線は上側から赤いグラデーションを入れます。フキダシの下にも+5pxくらいを塗って放射ぼかしをかけて、隠しきれない怒気を表現してみました。
フキダシの中の色は、白フチを残すかどうかで印象が変わるので、場面の雰囲気や好みで使い分けてください!

ホラーVer

ホラー系の原稿は扱った事がないのですが、イジメ系、バトル系でよく使ったヤツ。
CLIP STUDIOの標準素材「黒白荒い線縦」をフキダシの中に入れ、消しグラデで下側を薄く消し、上側は濃い赤系で血みどろ表現を入れます。
血みどろブラシは課金ツールになりますが、CLIP STUDIO ASSETSでは無料~低下価格Pで買えるブラシもあるので、好みの血汚しブラシを探してみると良いです。

 ▼無料ならこのへんとか良いかもしれない(使ったことないですが…)

ロマンスファンタジーVer

最後に紹介するのは、やっぱり大好きなロマンスファンタジー系ですね🥳
お仕事でよくこんな感じの装飾フキダシ錬成してます。
ブーケに見立ててフキダシ線を緑系にし、その上に加算(発光)で「クリスタル ライト 暖色(自分で魔改造したヤツ)」ブラシを使って光を追加。
上下にお花ブラシで華を足し、フキダシの下にみんな大好き「キラキラ線ver.2」ブラシで輝きを入れたあと、全体的に加算(発光)でポイント光を多数入れます。
これでも今回抑えた方です🤤実際の原稿ではこの上に更にスクリーンで光を入れたりもします✨✨✨

まとめ

 いかがだったでしょうか。
 今回はちょっと長くなってしまったので、3分では読めないかも。すみません。
 また新しいフキダシデザインのストックがたまったら、第二弾できるかな。需要があれば!考えてみます!

 また、フキダシに興味を持った方は、写植の世界にも入ってみるとさらに楽しいかもしれません✨✨✨
 最後に、写植について書かれた記事を紹介して終わりま~す!


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