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WARから考える山田哲人の貢献度

プロ野球を見ているとうまく勝てなくてイラっとすることはございませんか?筆者の私は年柄年中ですが…(汗)。そんな時に心を落ち着けるためにWARという指標を見てみると大好きな選手が凄く頑張っていることがわかります。山田哲人選手はコロナ陽性に見舞われてからコンディションを大きく落としていますがぜひともWARを見ていただきたいです。

※画像はTSUBA-CHさんに許可をいただいてます。
※有料にしてありますが全て読めます。心から面白かった時だけ購入いただければ幸いです。

WARとは勝利への貢献度を表す指標


WARとは「そのポジションの代替可能選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標です。筆者は洋楽が好きなのでWARとみると、ガンズ・アンド・ローゼズのW. Axl Rose (W・アクセル・ローズ)を思い浮かべてしまいますが(;´д`)…!閑話休題、このWARが高いほど年間を通してチームへの勝利に貢献したことになります。

WARの数字ごとの評価

WARは適正年俸を測るのにも効果的


このWARという指標は選手に支払われてる年俸が適正か、否かを判断するのに効果的です。2018年11月の日経新聞でも同様の試みの記事を掲載してました。

●勝利はお金で買えるか 「適正年俸」を考える: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37786000V11C18A1000000/

記事を要約抜粋する形になるがWAR1=約1億として考えると…

・8.9WARを記録した柳田悠岐(ソフトバンク)の適正年俸は約9億でだけど、推定年俸は5.5億。球団側は3.5億も得している
※ものすごい乱暴な要約ですが…

このように選手の支払っている年俸に対してのコスパを推察することができる。

WARで見ると山田哲人選手は相当コスパが良い


さて、続いては山田哲人選手にこれまで支払われた年俸と、WARから導きだされる適正年俸と比較してみよう。データはWARを確認できた2014年から2022年までとします。

なんと!山田哲人選手はこれまでの活躍を考慮するともっと年俸をもらえてもおかしくない状況でした!2014年からこれまで支払った年俸の範囲になりますが、球団側は31.58億円も得をしている状況になります。

山田哲人選手は支払っているコスト以上の活躍をてくれていると言っても過言ではないでしょう。特に2015年は凄まじく年俸8000万にして、12.9億円レベルの活躍を残してくれました。
(;´д`)あの年はトリプルスリーやら、優勝やら、歴史に残るレベルの活躍しましたもんね。

生え抜きの選手はコスパがもの凄く良い


山田哲人選手は究極、ここから契約満期の2027年までまったく試合に出なかったとしても球団側は6.58億円分も得をしている状況になります。先日、Twitterに「ここから3年くらい働かなくてもトントン」と書きましたが良い意味で間違えていました。

2022年のWARを0で計算しても、ここから稼働が0でも余裕で球団は3.58億円も得をする。

仮に1年間、怪我の療養に当てたとしても、過去の凄い活躍でいくらでも相殺ができてしまうので所謂、「給料泥棒」になることは決してないのです。これがFA権で獲得した選手になると、球団への過去の貢献がないので単純に負債となってしまいます。

温かい目で見守れればと願うばかり…

山田哲人選手はここまで支払われた年俸以上の素晴らしい活躍を見せてきててくれたことがわかりました。これまでの報酬以上の働きを残してきたので少し調子が悪くても優しい目で見守っていただければと心から願うばかりです。

もちろん「1WAR=約1億として計算するべきか?」など、ツッコミどころが満載だとは思うのですが、山田哲人選手がここまで凄い頑張ってきたということだけでも伝われば幸いです。

見出し画像はTSUBA-CHさんに許可を頂いた昨日の山田哲人選手です。悩み、苦しんでいる姿が伝わってきますね…こんなにも頑張ってる山田哲人選手を愛さずにはいられません。

★TSUBA-CHさんのYouTube
https://www.youtube.com/channel/UC08mD5Igp4iypW32qdXABoQ

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