my dream is here 夢のゲーム
2019.7.11
ヤクルトスワローズのレジェンド勢揃いのdream gameが雨の中開催。
50周年を記念してなんだろうけど、球団に猛抗議したい。
なぜ!何故今までやってくれなかったのよ!
それぐらいとても良い企画だった。
90年代、私はまだ関東の片田舎に住むガキンチョであり、神宮に行くなんて夢のまた夢だった。
それでもTVで見るヤクルトに魅せられ(90年代黄金期だった)、なかでもミスタースワローズ 池山選手は抜群にカッコよく、なんとかして手に入れた36番、のちに1番の缶バッジをランドセルにつけ、池山下敷きを持って学校に通っていた。
始めて神宮で試合が観れたのは中学生の時。
学校を休んで平日にw母に頼んで東京まで連れて行って貰ったっけ。
まさかまた、池山さんが、ノムさんが、古田さんが、飯田さん、岡林さん、西村さん、ギャオス、、彼等を神宮で観れるとは。
感無量。
胸いっぱいで雨の中、じっと耐えるように、何一つ見逃さないように、まぶたに焼き付けようと必死でグラウンドを凝視していた。
生きるレジェンド達は、勿論現役の時代の頃とは違う動き(や体型w)だけど、それでも往年のプレーの片鱗を見せるように、ヒットを放ち、華麗な守備をみせてくれた。
宮本さんの本当は凄いけど凄く見えない守備は健在だったし、5回最後の鬼スローイングは忖度されてセーフにされるしw つば九郎三塁コーチに走塁止めらレたり、「宮本さん、いつもの廣岡を見る目と全然ちがーう」と観客の中から声がしたりw
池山さんはブンブン丸の名を思い出させるスイングもあったし、華麗なタイムリーもうれしかった。
頑張って盛り上げてくれたギャオス内藤さん、マメにユニフォームを着替えて両ベンチを盛り上げてくれたつば九郎。
本当に感謝しかない。
そして。そして。
レジェンド オブ レジェンド。
野村監督。
まさかの代打には場内は騒然だったし、もうこれ見れただけでも、なんか、雨に濡れてもじーっと座ってた甲斐があった。
ノムさんの根性と、こんなチャレンジを受け入れるお茶目さとユーモアのセンス。申告敬遠で締める粋な古田さんの演出。
笑顔と感動で神宮は満たされていた。
最後の最後、閉会セレモニーが始まる頃には雨が止んで来ていた。晴れ男、晴れオスつば九郎のおかげだろうか。
最後にノムさんからのありがたいお言葉。
スワローズに足を向けて眠れないという感謝の言葉から、こんなにヤクルトファンが居てびっくり。でも今は最下位。。。何をやっておるのか?
場内は笑いに包まれる。
ノムさん節が聞けて何よりだ!
笑いながら、頬に水滴が流れ落ちる感覚がして、また雨かな☂️?と思ったが、なんてこない、自分の涙だった。無意識のうちに、泣いていたらしい。
強いヤクルトを、歴史の礎を築いてくれた野村監督。出川さんが言ったように、ヤクルトファンには神様だ。
ノムさんにはいつまでも元気で居て欲しい。
そして早くノムさんに優勝する姿を見せたい。
後半戦始まる前に、このdream game をやった事は正確だったと思う。
決意新たにここから巻き返しせねば!